国鉄シキ180形貨車_(初代)とは? わかりやすく解説

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国鉄シキ180形貨車 (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 02:09 UTC 版)

国鉄シキ180形貨車 (初代)
基本情報
車種 大物車
運用者 日本国有鉄道
所有者 アメリカ陸軍輸送隊
製造所 飯野重工業
製造年 1957年(昭和32年)
製造数 2両
消滅 1959年(昭和34年)
常備駅 赤羽駅
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
車体長 15,700 mm
荷重 47 t
換算両数 積車 6.0
換算両数 空車 3.0
台車 三軸ボギー台車
最高速度 65 km/h
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国鉄シキ180形貨車(こくてつシキ180がたかしゃ)は、1957年(昭和32年)7月17日に飯野重工業で2両が製作された、47トン積み平床式大物車である。アメリカ陸軍輸送隊所有私有貨車で、車籍は日本国有鉄道に編入された。1965年(昭和40年)に同じシキ180という同形式番号の80トン積み低床式大物車が製作されているが、全くの別車両である。

在日米軍戦車を輸送するために製造された。重量が大きい戦車は、それまでシキ60形にしか搭載できず積車時の最高速度が制限されたことから、本形式が開発された。外見上は魚腹式台枠を備えた長物車である。

車体長は15,700 mmで、戦車搭載時の軸重制限の問題から三軸ボギー台車を備えていた。番号はシキ180・シキ181で、軍番号は800054・800055であった。常備駅は赤羽駅であった。

製造2年後の1959年(昭和34年)6月に日本国有鉄道からは除籍されたが、その後韓国へ移動したものとされている。

参考文献




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