advocate
「advocate」の意味・「advocate」とは
「advocate」は英語の単語で、主に二つの意味を持つ。一つ目は「支持者」や「擁護者」を指す名詞としての用法である。何かを強く支持し、そのために積極的に行動する人を指す。二つ目は「主張する」や「推奨する」を意味する動詞としての用法である。特定の考え方や行動を他人に対して強く勧める行為を指す。「advocate」の発音・読み方
「advocate」の発音は、IPA表記では /ˈæd.və.keɪt/ となる。IPAのカタカナ読みでは「アドヴォケイト」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「アドヴォケート」が近い。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「advocate」の定義を英語で解説
「advocate」は、名詞としては"a person who publicly supports or recommends a particular cause or policy"と定義され、動詞としては"publicly recommend or support"と定義される。つまり、名詞としては公的に特定の原因や政策を支持または推奨する人を指し、動詞としては公的に何かを推奨または支持する行為を指す。「advocate」の類語
「advocate」の類語としては、名詞としては「supporter」、「proponent」、「champion」などがあり、動詞としては「support」、「promote」、「endorse」などがある。これらの単語も「advocate」と同様に、何かを強く支持し、そのために積極的に行動する人や行為を指す。「advocate」に関連する用語・表現
「advocate」に関連する用語や表現としては、「advocacy」がある。これは「擁護」や「支援」を意味する名詞で、「advocate」が行う行為そのものを指す。また、「self-advocate」は自己擁護を意味し、自分自身の権利や利益を主張する人を指す。「advocate」の例文
以下に、「advocate」を用いた例文を10個示す。 1. He is an advocate for environmental protection.(彼は環境保護の擁護者である)2. She advocates for equal rights for all.(彼女は全ての人々の平等な権利を主張する)
3. The organization advocates the use of renewable energy.(その組織は再生可能エネルギーの使用を推奨する)
4. As a teacher, he is an advocate of lifelong learning.(教師として、彼は生涯学習の支持者である)
5. She is a strong advocate for women's rights.(彼女は女性の権利の強力な支持者である)
6. He advocates a balanced diet for good health.(彼は健康のためのバランスの良い食事を推奨する)
7. The group advocates for the rights of the disabled.(そのグループは障害者の権利を擁護する)
8. She is an advocate of free speech.(彼女は言論の自由の擁護者である)
9. The company advocates for sustainable business practices.(その会社は持続可能なビジネスの実践を推奨する)
10. He is a strong advocate for animal rights.(彼は動物の権利の強力な擁護者である)
advocate
「advocate」とは、主唱者・代弁者・唱道者のことを意味する英語表現である。
「advocate」とは・「advocate」の意味
advocateは、主唱者や代弁者、唱道者という意味があり、一般的には名詞として用いられるケースが多い。一方、他動詞として使われるパターンもあり、何かを養護する、あるいは何かを主張するといった意味を持つ。advocateに近い英単語として、「advocacy」があるが、弁護や支持、主唱者の仕事という意味を持っている。同じ意味合いがある名詞でも、advocateが人を意味するのに対し、advocacyはその行為自体を示すという点で、大きく違う。「advocate」の語源・由来
力を貸すという意味を持つラテン語の「advocare」が、advocateの語源・由来となっている。「advocate」の覚え方
advocateという英単語を覚える場合、単語自体を3つのパーツに分けて、それらの意味を理解すると、覚えやすくなる。advocateは、「ad」、「voc」、「ate」の3つに分類されているが、それぞれに異なる意味合いがある点が、大きなポイントだ。「ad」は「〜の方へ、方向」を意味するパーツで、単語によっては「a」や「an」等に変化される形で広く使われている。「voc」は、「声を出す、呼びかける」といった意味を持ち、声のといった意味がある「vocal」等で用いられている点が、大きな特徴だ。「ate」は、動詞を作るためのパーツであり、予期するといった意味の「anticipate」等でしばしば用いられている。「ad」、「voc」、「ate」という3つのパーツを合わせると、「何かに対して声を上げる」といった意味へと変化する。「何かに対して声を上げる」行為は、「何かを唱道する、主張する」行為と近い意味を持つので、そのままadvocateの意味となる。
「advocate」を含む英熟語・英語表現
「devil's advocate」とは
公的な場面で、わざと反対意見を言う人、つまり、あまのじゃくな人を示す英単語が、devil's advocateである。devil's advocateの直訳は「悪魔の代弁者」だが、元来、カトリック教会に雇われていた「列聖調査審問検事」を指す。聖徒の候補者に対して、聖者としての適性があるかどうかを見極めるため、あえて反論したうえで調査や審問をするのが、列聖調査審問検事の仕事だ。相手の意見に対して執拗に反論をする姿から「悪魔の代弁者」と呼ばれ、転じて「わざと反対意見を言う人」の意味へと変わった。
とりわけ、ビジネスシーンにおけるディベートの場で用いられる、役割を果たす人兼テクニックの一つとして広く知られている。ディベートの場では、しばしば、特定の意見に対して圧力的に同調を求められるシーンに遭遇する。そういったシーンになると、たいてい議論がうまく機能しなくなる上に、健全な思考ができなくなるという弊害が起こってしまう。そういったシーンであっても、自由に批判、反論できるよう、そういった役割をする人を予め決めておくケースが多々ある。
「多数派の意見に対して、わざと反対の意見を言う」人がディベートの場にいれば、少数派の人でも自由に意見を言えるようになる。結果として、議論の停滞を招くような事態を防げる上、健全な思考のもとでディベートができるようになるという、メリットが生まれる。
「advocate」の使い方・例文
advocateを動詞として用いる場合、平和主義者等が持論を唱える場面で使用されるケースが一般的だ。例えば、平和を唱えるといった意味の英文として、「advocate peace」というふうに用いるといった具合である。また、何かを主張するといった意味合いで、advocateという英単語が用いられるケースも存在する。「We advocate reducing the military budget.」と「軍事費の削減を主張する」という意味で、advocateを使うといったパターンだ。さらに、「全ての候補者が減税支持者だ」という意味の「The candidates all advocate tax cuts.」のように、支持するという意味で、advocateが用いられるパターンもある。名詞としては、軍縮唱道者を意味する「an advocate of disarmament」のような、唱道者という意味合いで使われるケースが一般的だ。養護者という意味でadvocateを使う場合もあり、日本女性学習財団のような社会的な団体が使用している他、マーケティング用語としても使われている。1857
アドボケイト
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