タングステンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 化合物 > タングステン > タングステンの意味・解説 

タングステン【tungsten】

読み方:たんぐすてん

クロム族元素の一。単体光沢のある白色または灰白色金属融点金属中最高でセ氏3387度。電球フィラメント電極合金などに利用。主要鉱石鉄マンガン重石灰重石(かいじゅうせき)など。名はスウェーデン語で重い石の意。元素記号W 原子番号74原子量183.8。ウォルフラム

「タングステン」に似た言葉

タングステン(W)

タングステン(Tungsten)は、元素記号 W で表され原子番号74原子量は約183.85比重19.3(g/cc)である。光沢ある灰色固体で、クロム族に属す遷移元素1つ重石として中国多産する。
ステンレス鋼添加されると、強力な炭化物をつくり、焼き戻し抵抗性増し熱間硬さ強度を増す。

ウォルフラム

分子式W
その他の名称ウォルフラム、WolframTungsten、W
体系名:タングステン


物質名
タングステン
英語名
Tungsten
元素記号
W
原子番号
74
分子量
183.84
発見
1783年
原子半径(Å)
1.37
融点(℃)
3387
沸点(℃)
5927
密度(g/cm3
19.1
比熱(cal/g ℃)
0.032
イオン化エネルギー(eV)
7.98
電子親和力(eV)
0.6


タングステン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 04:59 UTC 版)

タングステンまたはウォルフラムドイツ語: Wolfram [ˈvɔlfram]ラテン語: wolframium英語: tungsten [ˈtʌŋstən])は、原子番号74の金属元素であり、クロム族元素に分類される。元素記号Wである。




「タングステン」の続きの解説一覧

タングステン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/28 07:10 UTC 版)

国際核融合材料照射施設」の記事における「タングステン」の解説

タングステンのスパッタリング速度炭素のそれと比べてものオーダー小さい。また、スパッタされた後再蒸着したタングステン原子三重水素結合し難い。このような性質から、タングステンはより望ましい選択肢であるとされる一方プラズマ中にタングステンが不純物として入った場合、それは炭素より損傷与えやすく、タングステンの自己スパッタリング進行し易いと考えられる。そのため、タングステンと接触するプラズマ温度高くならない数百 eV より数十 eV 程度)ようにすることが非常に重要であると考えられる。タングステンはまた、渦電流問題や、放射化起因する通常では起こらないような溶融などの不利な問題有している。

※この「タングステン」の解説は、「国際核融合材料照射施設」の解説の一部です。
「タングステン」を含む「国際核融合材料照射施設」の記事については、「国際核融合材料照射施設」の概要を参照ください。


タングステン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/05 08:40 UTC 版)

真空用材料」の記事における「タングステン」の解説

タングステンは融点が3640と金属中で最高の融点持ち高温引張強さ大きい、また、放出ガス極めて少ないため、電子管をはじめ、各種電球フィラメント真空部品として広く使用されている。 また、白金族に次ぐ密度防錆性をもつなどの特徴がある。 またTaMo添加によって純タングステンより電気抵抗増加し強度伸展性増加するのでしばしば電子管ヒーター使用される

※この「タングステン」の解説は、「真空用材料」の解説の一部です。
「タングステン」を含む「真空用材料」の記事については、「真空用材料」の概要を参照ください。


タングステン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:51 UTC 版)

Dr.STONE」の記事における「タングステン」の解説

原子番号74金属真空管作りにおいて高温に耐えられるフィラメント用の素材無く行き詰っていた所に、クロム洞窟発掘してきた鉱石中にタングステンが含まれている灰重石があり、スイカ直感で他とは異な鉱石として拾い出す新年朝日皆で拝んでいた時にスイカ持っていた灰重石が、朝日による紫外線影響光ったことからタングステンを含む灰重石だと気付くこととなった。千空はクロムマグマと共にタングステンを含んだ鉱石探し洞窟向かい、その過程マグマとも信頼関係築き、タングステンの他にマンガンなど様々な鉱石入手成功した。タングステンは融点が約3400度もあり、今まで方法では冶金不可能なため、クロム今まで出てきた道具総動員して冶金行い、タングステンのフィラメント製造成功した

※この「タングステン」の解説は、「Dr.STONE」の解説の一部です。
「タングステン」を含む「Dr.STONE」の記事については、「Dr.STONE」の概要を参照ください。


タングステン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:59 UTC 版)

太鼓の達人の登場人物一覧」の記事における「タングステン」の解説

ワルメカ6号ボス戦7の相手

※この「タングステン」の解説は、「太鼓の達人の登場人物一覧」の解説の一部です。
「タングステン」を含む「太鼓の達人の登場人物一覧」の記事については、「太鼓の達人の登場人物一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「タングステン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

タングステン

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 21:46 UTC 版)

名詞

タングステン

  1. 原子番号 74元素記号 W の金属元素単体常温常圧では灰白色固体
  2. フィラメントにタングステンを使った電球タングステン電球

訳語

語義1


「 タングステン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



タングステンと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タングステン」の関連用語

タングステンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タングステンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
丸ヱム製作所丸ヱム製作所
© 1998-2024 Maruemu Works Co,. Ltd. All rights reserved.
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタングステン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国際核融合材料照射施設 (改訂履歴)、真空用材料 (改訂履歴)、Dr.STONE (改訂履歴)、太鼓の達人の登場人物一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのタングステン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS