長曾我部軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 15:22 UTC 版)
「戦国BASARAの登場人物」の記事における「長曾我部軍」の解説
四国の土佐を本拠とする軍勢。「軍勢」というよりは「海賊団」という印象が強い。大砲や鉄砲などの最新兵器を多数保有している。シンボルカラーは紫。 長曾我部元親(ちょうそかべ もとちか) 声 - 石野竜三 / 初登場:『1』(操作可能は『2』より) 肩書:「天衣無縫」(てんいむほう) / 登場時の書き文字:「進撃」(『1』では「登場」) 属性:炎 / 武器:碇槍 / 防具:兜 / 一人称:「俺」 「皇」でのキャッチコピー:波のり海賊アニキ 自身を「鬼ヶ島の鬼」「西海の鬼」と称する、長曾我部家の当主にして総大将。初登場時22歳。 海賊の親分をイメージして描かれており、左目を紫の眼帯で覆い隠している。部下のセリフによると、隻眼ではない模様。頭にバンダナを巻いたしゃべるオウムをペットとして連れている。一見乱暴な荒くれ者に見えるが、懐が深く、部下や民からの信頼も厚い。自分を慕う者を「野郎共」と呼び、兵士(子分)達からも「アニキ」と呼ばれ慕われている。全員男の熱狂的な親衛隊がいる。天下への興味は薄いらしく、「俺は天下よりも、風の吹くまま海を旅していたい」といった意味合いの発言をしている。 技術力に長け、要塞「富嶽」での砲撃、後述の「木騎」を始めとする兵器を実用化するなど、新しい戦術を取り入れる柔軟な思考の持ち主でもある。ただし重騎などの最新兵器は高価なため、財政状況は常に危機的であることを伺わせる台詞がある。また、機械や兵器そのものが好きで『2』では忠勝を仲間にするために家康を誘拐した。重機の魅力を解さない者は「田舎者」と罵る。 『2』ストーリーモードでは海賊船に乗って全国の財宝を探しに行くという展開になっており、自身と同様に兄貴肌で荒くれ者の軍を纏め上げている伊達政宗と意気投合する一幕が見られる。また、『英雄外伝』の外伝ストーリーでは徳川家康と固い友情で結ばれる。 毛利元就に対しては、部下の存在を蔑ろにする元就の戦い方を嫌っている一方で、戦闘中の会話や撃破時の反応など、単純な敵対関係とは言えない部分もあり、『2』のストーリーモードでは唯一討死ではなく退却扱いとなる人物でもある。 『2』のまつストーリーでは、カジキマグロを釣りたいと言うまつと利家に快く船を貸し、釣りを許可した。その影響か利家とまつは倒しても撤退扱いとなり、まつと戦うと長曾我部軍兵士が飯をごちそうになったことを感謝したりする。また子供の扱いは苦手なようで、いつきを倒しても撤退扱いとなる。 『1』では前田利家と同様のモーションが使用されていたが、『2』から固有のモーションが用意された。戦闘スタイルは碇の形をした先端が伸びる鎖付きの槍、碇槍を使用するトリッキーなものである。 『3』ではストーリーの前提として、留守中に四国を攻め落とされ数多の部下を失っており、自身の過ちとして悔いている。焦土と化した自国に残されていた徳川軍旗から侵攻を家康の仕業と判断、過去に友情を交わしたかつての友の裏切りを許容できず、三成や宿敵である元就と手を組み西軍側に付く。ルートのひとつでは黒幕らの計略に嵌まり、家康を部下の仇と誤認したまま殺めてしまうが、別のルートでは雑賀孫市の助言を得て真実を求め各地へ赴き、四国襲撃の真相を知る。同時に家康と和解し、家康と共に真の黒幕を追う。ただしここでもルート次第では真相にたどり着けず、単なる実行犯でしかない黒田官兵衛を倒しただけで終わってしまう場合もある。 また、自身の海賊行為を巡って鶴姫から因縁を持たれることになるが、鶴姫との争いの内容は船で日本を廻る競争などといった子供じみたものが多い。孫市とは昔馴染であり、孫市のことを本名である「サヤカ」と呼ぶ(孫市本人は好ましく思っていない)。 『4』では天政奉還のことを聞きながらも海があれば良いと言っている。異国の海に出ることを夢としているが、国や部下のことも在り、実現には至っていない。ドラマルートでは家康と行動を共にするが、家康の三成に対する複雑な感情を察したことと三成の不器用ながらも義を重んじる姿勢に興味を抱いたことから、エンディングでは家康と三成の間に立つべく三成と行動を共にすることを決意する。 『烈伝幸村』のストーリーでは毛利元就が家康の邪魔をすると思い大坂夏の陣にて倒そうとするが、幸村に止められる。
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