なち‐おおたき〔‐おほたき〕【那智大滝】
読み方:なちおおたき
⇒那智の滝
那智大滝
名称: | 那智大滝 |
ふりがな: | なちのおおたき |
種別: | 名勝 |
種別2: | |
都道府県: | 和歌山県 |
市区町村: | 東牟婁郡那智勝浦町 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1972.07.11(昭和47.07.11) |
指定基準: | 名6 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S46-12-018[[那智大滝]なちのおおたき].txt: 那智山中に源を発する那智川の中流にあって、石英斑岩から成る断崖にかかる。落ち口の幅13メートル、ほとんど垂直の崖壁に沿って落下し、滝壺までの落差は133メートルである。熊野那智大社の神域にあり、飛滝大権現の神体としてあがめられている。国宝那智滝図、重要文化財一遍上人絵伝・熊野曼荼羅その他の宗教美術にみられるように、古くからわが国の文化との関係の深い名瀑である。周辺は天然記念物那智原始林に包まれ、また熊野灘からも直接これを望見できる。那智山中にはこの大滝をはじめとして48滝と呼ばれる大小多数の滝がある。次の称名滝に次ぐ巨瀑である。 |
那智滝
(那智大滝 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/04 06:52 UTC 版)
那智滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川中流にかかる滝。石英斑岩からなるほとんど垂直の断崖に沿って落下し、落ち口の幅13m、滝壺までの落差は133mに達し、その姿は熊野灘からも望見することができる[1]。総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差140m[2]のラッキベツの滝に次ぐ、落差日本2位。しかし、ラッキベツの滝は北方領土内の択捉島に位置するため、日本の施政権が及ぶ範囲内では落差日本1位である。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。
- ^ a b c 那智大滝(1972年〈昭和47年〉7月11日指定、名勝)、国指定文化財等データベース(文化庁) 2014年9月28日閲覧。
- ^ 北方四島の地名図 地名を覚えよう 北方領土復帰期成同盟、2023年9月1日閲覧
- ^ 世界遺産登録推進三県協議会(三重県・奈良県・和歌山県)、2005、『世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道』、世界遺産登録推進三県協議会、pp.39,75
- ^ a b 中嶋市郎、2002、「「那智四十八滝」探査プロジェクト」、別冊太陽編集部(編)『別冊太陽 - 熊野 - 異界への旅』、平凡社 pp. 114-115
- ^ 那智の滝に大しめ縄張り替え 「那智の扇祭り」前に、和歌山 紀伊民報(2023年7月10日)2023年10月21日閲覧
- ^ 平凡社編、1997、『大和・紀伊』、平凡社(寺院神社大事典) ISBN 4582134025 pp.621-622
- ^ 高木亮英、2002、「現代の熊野修験」、別冊太陽編集部(編)『熊野 - 異界への旅』、平凡社 ISBN 4582943845 pp. 52-53
- ^ 宇江敏勝、2004、『熊野修験の森 - 大峯山脈奥駈け記』増補版、新宿書房〈宇江敏勝の本第2期〉 ISBN 4880083070、pp.11-22
- ^ “那智勝浦町章制定”. 那智勝浦町 (1964年10月1日). 2012年1月11日閲覧。
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