八ツ淵の滝とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 八ツ淵の滝の意味・解説 

やつぶち‐の‐たき【八ツ淵の滝】

読み方:やつぶちのたき

滋賀県高島市にある滝。七遍返(しちへんがえ)し淵・貴船(きぶね)ヶ淵・屏風ヶ淵・小摺鉢(こすりばち)・大摺鉢(おおすりばち)・唐戸(からと)の淵・障子ヶ淵・止(うおどめ)の淵の、八つの滝が連なっている。


八ツ淵の滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 22:24 UTC 版)

八ツ淵の滝
所在地 滋賀県高島市
落差 貴船ヶ淵:30 m
水系 淀川
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

八ツ淵の滝(やつぶちのたき)は、武奈ヶ岳の中腹にある鴨川源流域に位置する8つの滝の総称[1][2][3]日本の滝百選に選出されている[1][2][3]

各滝

上流から、七遍返し淵、貴船ケ淵、屏風ケ淵、小摺鉢、大摺鉢、唐戸の淵、障子ヶ淵、魚止めの淵の8つの淵がある[1][2]

七遍返し淵
上から見ると水の流れが7度転回しながら落ちているように見えることから名づけられた[2]
貴船ケ淵
舟形の淵で右方にある「不動明王の岩」では雨乞いが行われた伝説がある[2]
屏風ケ淵(長瀬)
屏風のように切り立った岩に囲まれた淵であることから名づけられた[2]
小摺鉢
大岩に囲まれたすり鉢状の淵[2]
大摺鉢
60坪ほどの大きさのすり鉢状の淵[2]
唐戸の淵
8つの淵で最も深いといわれる[2]
障子ヶ淵
淵の周囲や底の岩石に障子の桟のような窪みがあることから名づけられた[2]
魚止めの淵
アメノウオ(アマゴ)などの魚が遡上できる最終地点といわれている[2]

ルート

台風被害により2014年平成26年)8月以降、大摺鉢より上流のコースは通行不能となっている[1][3]

出典

  1. ^ a b c d 安曇川”. 琵琶湖・淀川水質保全機構、日本水環境学会関西支部、近畿建設協会. 2021年6月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 観光・イベント”. 高島市. 2021年6月24日閲覧。
  3. ^ a b c 滋賀・琵琶湖観光情報”. 公益社団法人びわこビジターズビューロー. 2021年6月24日閲覧。

座標: 北緯35度16分07秒 東経135度55分08秒 / 北緯35.26869度 東経135.91892度 / 35.26869; 135.91892



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「八ツ淵の滝」の関連用語

八ツ淵の滝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



八ツ淵の滝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの八ツ淵の滝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS