阿弥陀ケ滝とは? わかりやすく解説

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あみだ‐が‐たき【阿弥陀ヶ滝】

読み方:あみだがたき

岐阜県中西部長良(ながら)川支流の最上前谷川にある滝。落差60メートル東海一の名瀑といわれる滝の裏側には阿弥陀如来石仏がならび、西側には絶壁北側には洞窟見られる古くから白山信仰霊場だった。長滝


阿弥陀ケ滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 08:24 UTC 版)

阿弥陀ケ滝
所在地 日本
岐阜県郡上市白鳥町前谷
位置 北緯35度57分34.74秒 東経136度49分3.78秒 / 北緯35.9596500度 東経136.8177167度 / 35.9596500; 136.8177167座標: 北緯35度57分34.74秒 東経136度49分3.78秒 / 北緯35.9596500度 東経136.8177167度 / 35.9596500; 136.8177167
落差 60 m
滝幅 7 m
水系 木曽川水系長良川支流前谷川
プロジェクト 地形
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阿弥陀ケ滝(葛飾北斎『諸国滝廻リ』)

阿弥陀ヶ滝(あみだがたき)は、岐阜県郡上市白鳥町前谷(旧郡上郡白鳥町)にある

概要

落差約60m、幅約7m。1958年昭和33年)に県指定名勝となり[1]1986年(昭和61年)には「岐阜県の名水50選」、1990年平成2年)には「日本の滝百選」に選ばれている名瀑である。白山信仰の修験道滝行)の地である。

長良川の源流の一つ、前谷川の上流に位置する。

由来

  • 722年養老6年) - 白山を開山した泰澄により発見され、長滝と名づけられる[2]
  • 戦国時代天文年間 - 白山中宮長滝寺の道雅法師が長滝の近くの洞窟で護摩修業を行なっていたところ、目の前に阿弥陀如来が現れたという。このことから、阿弥陀ヶ滝と呼ばれるようになったという。

交通アクセス

その他

7月には一般参加者による「みそぎ祭り」が行われる。

阿弥陀ケ滝に隣接する飲食店は駐車場から先の徒歩ルートに2店ある。下流から見て左側の店舗には「元祖流しそうめん発祥の地 阿弥陀ケ滝」と記された石碑が建てられている。店内には同店の先代店主が滝壷で流しそうめんを行っていた記録の写真等が掲げられている。

葛飾北斎が『諸国滝廻リ』の中で『木曽路ノ奥阿弥陀ケ滝』を描いた。

脚注

  1. ^ 阿弥陀ケ滝”. 岐阜県. 2013年5月11日閲覧。
  2. ^ (2) 資産に含まれる文化財”. 勝山市. 2022年1月25日閲覧。

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