秋保大滝
秋保大滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/31 14:38 UTC 版)
| 秋保大滝 | |
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| 所在地 | 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝 |
| 位置 | 北緯38度16分29.7秒 東経140度36分10.5秒 / 北緯38.274917度 東経140.602917度座標: 北緯38度16分29.7秒 東経140度36分10.5秒 / 北緯38.274917度 東経140.602917度 |
| 落差 | 55 m |
| 滝幅 | 6 m |
| 水系 | 名取川 |
秋保大滝(あきうおおたき)は、宮城県仙台市太白区の秋保(旧秋保町)にある滝である。名取川上流部において、落差55メートル、幅6メートルで流れ落ちる[1]。国の名勝に指定されており[2]、日本の滝百選の1つにも数えられる。諸説あるが「日本三大名瀑」あるいは「日本三名瀑[3]」の1つに数えられることもある。厳冬期の2月上旬頃には滝が凍る場合がある。
地理
秋保大滝は、秋保温泉から名取川の上流(西)方向へ約12キロメートルの位置にある[2]。この付近から西側が二口峡谷である[1]。蔵王国定公園および県立自然公園二口峡谷に含まれる場所である。
秋保大滝は名取川の北側(左岸)にある。名取川の南側(右岸)にある秋保大滝駐車場から滝見台[座標 1]および不動滝橋[座標 2][4] を経由して、秋保大滝の滝壺を最も近くで見られる名取川左岸地点[座標 3]までの1キロメートルは遊歩道「秋保大滝パノラマのみち[5]」として整備されている[3]。
付近には秋保大滝植物園や、秋保大滝不動尊(真言宗智山派滝本山西光寺)がある。秋保大滝不動尊は山形県にある立石寺(山寺)の奥の院と言われる。平安時代初期、慈覚大師が立石寺へ向かう途中、この地に留まり不動明王を安置したといわれている。文政8年(1825年)、地元出身の知足上人が不動堂[座標 4]を建立し、本尊を再興した[6]。
ギャラリー
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滝壺からの眺め
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5月の秋保大滝
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秋保大滝不動尊
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滝本山西光寺
アクセス
脚注
座標
出典
- ^ a b "秋保大滝"(コトバンク、改訂新版世界大百科事典、ブリタニカ国際大百科事典小項目事典の項目より。)2025年10月15日閲覧。
- ^ a b "秋保大滝・秋保大滝植物園周辺"(宮城県)2025年10月15日閲覧。
- ^ a b 秋保大滝パノラマのみち(宮城県「新・奥の細道 宮城の自然歩道」)
- ^ 仙台市道太白5051号・上の原森安線(西端~東端。最小幅員7.37m、最大幅員64.60m、延長3278.7m)を通す。
- ^ "秋保大滝パノラマのみち"(宮城県)2025年10月31日閲覧。
- ^ 秋保の社寺 - 秋保の歴史(秋保・里センター)
- ^ a b c 秋保大滝 - 宮城まるごと探訪(社団法人宮城県観光連盟)
- ^ 秋保大滝-新川(宮城県)
関連項目
外部リンク
- 秋保大滝・秋保大滝植物園周辺(仙台市 緑の名所100選)
- 秋保大滝植物園 - (財団法人仙台市公園緑地協会)
- 秋保大滝不動尊
- 秋保・里センター
秋保大滝
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詳細は「秋保大滝」を参照 国の名勝にも指定されている名瀑。日本の滝100選。
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