秋保大滝とは? わかりやすく解説

あきう‐おおたき〔‐おほたき〕【秋保大滝】

読み方:あきうおおたき

宮城県中央部仙台市西部にある滝。名取川上流にあり、高さ55メートル、幅6メートル景観を誇る。


秋保大滝

名称: 秋保大滝
ふりがな あきうおおだき
種別 名勝
種別2:
都道府県 宮城県
市区町村 仙台市太白区秋保町
管理団体 秋保町(昭17・416)
指定年月日 1942.03.07(昭和17.03.07)
指定基準 名6
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 名取川ノ全川斷崖逢着シテ瀑布ヲ爲セルモノナリ高サ約五五メートル、幅約四五メートル水量多クシテ両崖爲ニ震動東北地方稀ニ見ルノ壯觀ヲ呈ス 瀑上ニ不動堂アリ堂背ノ崖上ヲ以テ觀瀑ノ好地トナス
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名勝:  神庭瀑  神懸山  福田寺庭園  秋保大滝  称名滝  種差海岸  立久恵

秋保大滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 08:08 UTC 版)

秋保大滝
所在地 宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝
位置 北緯38度16分29.7秒 東経140度36分10.5秒 / 北緯38.274917度 東経140.602917度 / 38.274917; 140.602917座標: 北緯38度16分29.7秒 東経140度36分10.5秒 / 北緯38.274917度 東経140.602917度 / 38.274917; 140.602917
落差 55 m
滝幅 6 m
水系 名取川
プロジェクト 地形
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秋保大滝(あきうおおたき)は、宮城県仙台市太白区秋保町にある蔵王国定公園および県立自然公園二口峡谷の地域内を流れる名取川上流部において、落差55m、幅6mで流れ落ちる。

国の名勝に指定されており、日本の滝百選の1つにも数えられる。諸説あるが「日本三大名瀑」あるいは「日本三名瀑[1]」の1つに数えられることがある。

概要

平安時代初期、慈覚大師山形県立石寺へ向かう途中、この地に留まり不動明王を安置したといわれている。文政8年(1825年)、地元出身の知足上人が不動堂( 北緯38度16分26.5秒 東経140度36分13.8秒 / 北緯38.274028度 東経140.603833度 / 38.274028; 140.603833 (秋保大滝不動尊))を建立し、本尊を再興した[2]。不動堂のある西光寺は、神仏習合が残る真言宗智山派の寺である。

秋保温泉に近く、観光客の来訪も多い。名取川右岸の秋保大滝駐車場から、滝見台( 北緯38度16分29.6秒 東経140度36分13.9秒 / 北緯38.274889度 東経140.603861度 / 38.274889; 140.603861 (滝見台))および不動滝橋( 北緯38度16分30.5秒 東経140度36分18秒 / 北緯38.275139度 東経140.60500度 / 38.275139; 140.60500 (不動滝橋)[3] を経由して、秋保大滝の滝壺を最も近くで見られる名取川左岸( 北緯38度16分31.4秒 東経140度36分13.4秒 / 北緯38.275389度 東経140.603722度 / 38.275389; 140.603722 (秋保大滝の滝壺の観覧地(秋保大滝遊歩道の終点)))までの1.0kmは『新・奥の細道「秋保大滝パノラマのみち」』(秋保大滝遊歩道[4])として整備されている[1]。付近には仙台市秋保大滝植物公園がある。厳冬期の2月上旬頃には、秋保大滝が凍る場合がある。

ギャラリー

周辺観光地

地図上では仙台ハイランドが近くにあるが、秋保大滝方面とは自動車が通れる直達経路が無いため迂回が必要。

宮城県側
山形県側

アクセス

秋保大滝バス停
県道仙台山寺線の代替路である市道上の原森安線が通る秋保大橋(1989年平成元年)3月竣工)の遠景。

脚注

  1. ^ a b 秋保大滝パノラマのみち(宮城県「新・奥の細道 宮城の自然歩道」)
  2. ^ 秋保の社寺 - 秋保の歴史(秋保・里センター)
  3. ^ 仙台市道太白5051号・上の原森安線(西端東端。最小幅員7.37m、最大幅員64.60m、延長3278.7m)を通す。
  4. ^ 秋保大滝遊歩道の一部通行止めのお知らせ
  5. ^ a b c 秋保大滝 - 宮城まるごと探訪社団法人宮城県観光連盟)
  6. ^ 秋保大滝-新川(宮城県)

関連項目

外部リンク



秋保大滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:32 UTC 版)

二口峡谷」の記事における「秋保大滝」の解説

詳細は「秋保大滝」を参照 国の名勝にも指定されている名瀑日本の滝100選

※この「秋保大滝」の解説は、「二口峡谷」の解説の一部です。
「秋保大滝」を含む「二口峡谷」の記事については、「二口峡谷」の概要を参照ください。

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