阿寺の七滝とは? わかりやすく解説

阿寺の七滝

名称: 阿寺の七滝
ふりがな あてらのななたき
種別 名勝
種別2: 天然記念物
都道府県 愛知県
市区町村 新城市
管理団体 新城市(昭9・828)
指定年月日 1934.01.22(昭和9.01.22)
指定基準 名6,地1,地9
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 阿寺川上流ニ在リテ第三紀基底礫岩断層崖ニ懸ル瀑布ハ七段ヲ成シテ下リ高サ約七十メートルニ達ス
第五及第二瀑ノ瀧壺ニハ各深サ七メートル及四メートルノ巨大ナル圓筒状ノ甌穴ヲ有ス本瀑ハ礫岩ニ懸レル点ト巨大ナル甌穴ヲ有スルトニ於テ瀑布トシテ本邦罕ニ見ル所ノモノナリ瀑布周圍及其下流約一キロメートルノ間ハ山峙千谷迫リ樹木密生樹間石南多ク幽邃ナル境地ヲ成ス
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阿寺の七滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 14:34 UTC 版)

阿寺の七滝
阿寺の七滝(2014年平成26年)8月)
所在地 愛知県新城市下吉田
位置 北緯34度56分49.8秒 東経137度38分54.4秒 / 北緯34.947167度 東経137.648444度 / 34.947167; 137.648444 (阿寺の七滝)座標: 北緯34度56分49.8秒 東経137度38分54.4秒 / 北緯34.947167度 東経137.648444度 / 34.947167; 137.648444 (阿寺の七滝)
落差 62 m
水系 豊川
プロジェクト 地形
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阿寺の七滝(あてらのななたき)は、愛知県新城市の阿寺川にある[1][2]

概要

合計落差62メートル[2]。滝および周辺は国の名勝および天然記念物に指定されている[1]日本の滝100選の一つ[1]

自然林内の礫岩断層にかかる7段の滝となっている事から、七滝と名付けられた[1]。この礫岩は子抱石といわれ、祀ることで子宝に恵まれるとの伝承がある[1]。なお、滝の竜神は雨乞の神として信仰されている。上から2番目・5番目の滝壺には深さ7メートルにおよぶ甌穴がある。また陰陽師安倍晴明が若年期に滝で修行したという伝説があり、晴明が使ったという井戸が現存する。

各段の滝について

阿寺の七滝の七段の各滝にはそれぞれ固有名が付けられている。

霹靂滝

霹靂(へきれき)滝は最下段の滝。落差9メートル[2]

虎嘯滝

虎嘯(こしょう)滝は下から2段目の滝。落差13メートル。滝壺の深さは4メートルある[2]

龍攘滝

龍攘(りゅうじょう)滝は下から3段目の滝で、落差は7メートル[2]

長霓滝

長霓(ちょうげい)滝は下から4段目の滝で、落差は25メートル[2]

雄飛滝

雄飛(ゆうひ)滝は下から5段目の滝で、落差は2メートルあり、滝壺の深さは7メートルもある[2]

素練滝

素練(それん)滝は下から6段目の滝。落差は4メートル[2]

敲壺滝

敲壺(こうこ)滝は最上段の滝。落差は2メートル[2]

アクセス

公共交通機関

自家用車

脚注

  1. ^ a b c d e 新城市 阿寺の七滝”. Aichi Now. 2024年2月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 阿寺の七滝”. 新城市. 2024年2月22日閲覧。

外部リンク

関連項目

参考文献

  • 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年〜2002年 を基にしたデータベース)



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