煮とは?

しゃ【煮】

常用漢字] [音]シャ(慣) [訓]にる にえる にやす

[一]シャ〉にる。「煮沸

[二]〈に〉「煮物雑煮(ぞうに)・佃煮(つくだに)」

難読煮凝(にこご)り・煮麺(にゅうめん)


に【煮】

煮ること。煮えること。また、そのもの。にえ。「煮が足りない」「クリーム煮


に【煮】

〔名〕 (動詞「にる(煮)」の連用形名詞化) 煮ること。煮えること。にえ。

新撰字鏡(898‐901頃)「熬 等類是也 爾又伊留也」


にや・す【煮】

〔他サ四〕

① よく煮る。また、沸かす。

玉塵抄(1563)五四茶の湯をわかいてにやすをとをきけば」

② (怒り気持などを)激しくする。怒らせる。→業(ごう)を煮やす

日葡辞書(1603‐04)「シンイヲ niyasu(ニヤス)〈訳〉立腹する」


にえ【煮】

〔名〕 (動詞「にえる(煮)」の連用形名詞化) にえること。にえたぎること。

人情本・恋の若竹(1833‐39)初「『おお、釜の煮(ニエ)が落ちた』と、いひつつ炭を直して」


に・える【煮】

〔自ア下一(ヤ下一)〕 [文]に・ゆ 〔自ヤ下二

沸騰し、その中に入れた物に熱が通る。特に調理で、汁が沸きたち、中に入れた食物に味などがしみわたり食べられるようになる。

古本説話集(1130頃か)二五「むかしよりあみだほとけのちかひにてにゆるものをばすくふとぞしる」

沸騰して湯になる。

*虎明本狂言通円室町末‐近世初)「にゆるちゃの湯は面白や」

③ ひどく腹が立つ。はなはだしく怒る。にえかえる

浄瑠璃心中万年草(1710)中「ゆうべん様はふみころすとてにへさっしゃる

上を下へ大騒ぎする。ごったがえす混雑する。にえかえる

歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)中「かぶろの小伝が見へぬと云て、内はにへます」

(5) 沸騰したかのように、白い泡が立つ。

青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「真白泡立ち滾(ニ)ゆる汀の岩端から」

(6) 話がまとまる。結論達する。

雑俳・紀玉川(1819‐25)四「正直な者同志談合煮ぬ也」


に・ゆ【煮】

〔自ヤ下二〕 ⇒にえる(煮)


にる【煮】

〔他ナ上一〕 加えたものを火にかけ、を沸かして熱をとおす。特に、食物を汁といっしょに火にかけ、調味して、その沸騰した汁でやわらかくして食べられるようにする。

古事記(712)下「是に大御羹(おおみあつもの)を煮(に)むと為て、其地(そこ)の(あをな)を採む時に


煮物

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 08:30 UTC 版)

煮物(にもの)煮込み(にこみ)または煮物料理(にものりょうり)とは、煮て調理された料理。一般的に煮込みと呼ぶものの方が食材が柔らかくなるまで比較的長時間加熱を行なう。


  1. ^ 土器の煮炊き跡、世界最古=1万4000年前、北海道の縄文式―日欧チーム 時事通信(2013年4月11日)
  2. ^ 田村『日本料理の基本』p.93 - 118
  3. ^ goo
  4. ^ デジタル大辞泉
  5. ^ 広辞苑第5版
  6. ^ 紙ができるまで”. 大王製紙. 2016年12月2日閲覧。
  7. ^ ムービーシアター”. 日本蚕糸絹業開発協同組合. 2016年12月2日閲覧。
  8. ^ 黒田民子. “手づくり食品の保存容器と道具の選び方・煮沸消毒法”. All About. 2016年12月2日閲覧。


「煮物」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:23 UTC 版)

発音(?)

熟語



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