次元潜航艦 UX-01
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「次元潜航艇」の記事における「次元潜航艦 UX-01」の解説
諸元艦種次元潜航艦 全長144 m 主機ゲシュ=タム機関(通常空間航行時) ゲシュ=ヴァール機関(次元潜航時) 武装艦首亜空間魚雷発射管×6門 艦尾亜空間魚雷発射管×2門 99ミリ単装陽電子ビーム砲塔×1基(前甲板) 33ミリ連装レーザー機関砲×1基(セイル後方) ミサイル発射管×8門(艦首上面) 空間機雷敷設装置×5基(後部甲板) 『宇宙戦艦ヤマト2199』で、ヴォルフ・フラーケンが艦長を務めるガミラス艦。デザイン担当は石津泰志、艦内は山根公利。 通常空間のみならず、異次元空間への往来・航行も可能な特殊戦闘艦艇。通常空間では、他のガミラス艦と同様の波動推進「ゲシュ=タム機関」で航行するが、次元潜航時は亜空間推進「ゲシュ=ヴァール機関」に切り替えて航行する。また、異次元空間での推進エネルギー浪費を抑えるために備えられた多次元位相バラストタンクでエネルギー流出を抑えており、さらにそれを転用することで艦体の浮上や沈降を制御する。セイルには、次元潜望鏡や、その後方に超空間ケーブルでつながれた索敵プローブが備わっており、これらを通常空間に露出させて周辺の様子を探索できる。次元潜航時間は最高軍事機密となっており、公開されていない。 開発初期の実験段階では異次元空間からの浮上ができず、多くの試作艦が行方不明となっており、その存在を知る者からは「異次元の棺桶」と揶揄され、就役すら危ぶまれたという背景設定を持つ。『2199』劇中時点で就役中なのはUX-01のみで、開発費が高額かつ貴重な試作兵器ということもあり、総統直轄の特務艦とされている。 Uボートを元にデザインされており、艦の形状は水上船型をしている。艦首亜空間魚雷発射管の後方にはガミラス艦特有の「目玉」状構造物があり、艦尾上部には「ゲシュ=タム機関」の推進ノズル、艦尾下部には「ゲシュ=ヴァール機関」のスクリューが備わっている。 亜空間魚雷は通常の空間魚雷とは異なり、射出後に次元境界面を突破する必要があるため、ゲシュ=ヴァール機関を小型化した亜空間推進タービンを搭載している。異次元空間内では泡のようなものを噴出しながら移動し、次元境界面を突破して通常空間に出た後はブースターに点火して目標へ急速接近する。
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次元潜航艦 UX-01(リメイクアニメ)
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「ガミラス帝国の戦闘艦」の記事における「次元潜航艦 UX-01(リメイクアニメ)」の解説
『2199』『2202』『2205』に登場。デザイン担当は石津泰志、艦内は山根公利。 ガミラスの特務艦。『ヤマトIII』に登場した次元潜航艇のリメイク艦である。 詳細は「次元潜航艇#次元潜航艦 UX-01」を参照
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次元潜航艦UX-01
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「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事における「次元潜航艦UX-01」の解説
航宙艦隊総司令部傘下の亜空間戦闘実験団に所属する特務艦。運用上は総統の直轄となっている。ドメルからの要請に応じたガル・ディッツによって銀河方面軍に派遣され、その後デスラーの指揮下に戻り、政権崩壊後は再びディッツの指揮下に入る。 ヴォルフ・フラーケン 声 - 中田譲治 (~『ヤマトという時代』)→高瀬右光(『2205』)/ デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』『2205』 艦長。中佐。34歳相当。 『2199』第13話から登場。ディッツ子飼いの部下。亜空間戦闘のベテランで、その戦術から「猟犬」と渾名されている。言動や口調はかなり粗野だが、荒くれ者ぞろいの潜航艦乗りの中で冷静沈着さと威厳を保つ人物。あぶれ者を拾って部下にする癖がある。 旧シリーズ登場作品の『III』ではガルマン人という設定だったが、本作ではガミラス人に変更されて登場する。 ゴル・ハイニ 声 - 佐藤せつじ / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』『2205』 旧フラーケンの副官。副長・先任将校。大尉。31歳相当。 『2199』第13話から登場。フラーケンの片腕で根っからの戦争屋。チンピラのような幼く砕けた言葉づかいと、喜怒哀楽の激しい性格が特徴。前線で上官相手に問題を起こし、軍法会議にかけられそうになっていた所を、フラーケンに救われた過去を持つ。フラーケン同様、二等ガミラス人への偏見はなく、オシェットに暴力をふるうボーゼンに反感を持つ描写がある。 『III』では小太りの人物として描かれていた(名前は付いていない)。 『2205』第6話にてガミラス避難民救出にあたりUX-02に派遣されるも、作戦中に自動惑星ゴルバの放ったキャプチャー・フィールドによって乗艦が捕獲・撃沈され、戦死する。 ボルト・グラン 声 - 菊本平 / デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』『2202』『ヤマトという時代』『2205』 航海長。 『2199』第13話から登場。白髪の初老男性。気密戦闘服のインナーの袖をまくっている。発令所内左側前の席に着いている。 バンス・ボーヘン デザイン - 山岡信一 / デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』『2202』 宙雷長。 『2199』第13話から登場。髭をたっぷりと蓄えた、すきっ歯の男性。発令所内左側後ろの席に着いている。『2205』では直接の登場は無いが、第6話にてUX-02の艦長として名前が出てくる。 ヤルン・ベルン 声 - 中西としはる / デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』『2202』『2205』 機関長。 『2199』第19話から登場。肩パッドのみ付いた袖なしの気密戦闘服を着用している。他の4名と異なり発令所ではなく機関室にいるため、第13話では登場していない。『2205』ではボーヘンと入れ替わりで発令所にいる。 ヨルト・メッツェ 声 - 寸石和弘 / デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』『2202』『2205』 一等通信兵曹。 『2199』第13話から登場。5名の中で唯一気密戦闘服をまともに着用している。発令所内右側後ろの席に着きレーダー等を担当する。 ラウス・キール 声 - 松本忍 / デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』『2202』『2205』 二等通信兵曹。 『2199』第13話から登場。金髪顎鬚で猫背の男性。インナーの袖が破れた気密戦闘服を着ている。発令所内右側前の席に着いている。 ヨーヘン・ガイスト デザイン - 山岡信一 / 登場作品 - 『2199』 機関兵曹長。 『2199』第25話に登場する非常に痩せ形の男性。 ヤーブ・スケルジ 「#機関科」および「藪助治#リメイクアニメ」を参照
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