査証免除
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「ビザ免除プログラム」も参照 一部の国家には、観光目的かつ短期間の滞在なら、パスポートの残存期間に応じて査証の発行を受けずに入国できる。ただし入国審査において査証が無くとも良いという意味であり、在留許可は別に必要である。また査証免除を認めている国家では、旅行代理店による代理申請を認めている場合もある。 ビザ無しで渡航できる国家の数は、所持するパスポートの発行国により異なる。コンサルティング会社のヘンリー・アンド・パートナーズは国際航空運送協会(IATA)の資料に基づき2008年以降、ビザ無し渡航できる国数を示す「パスポート指数」を公表している。2019年1月時点では、日本が首位(190カ国)で、韓国・シンガポール(189カ国)、ドイツ・フランス(188カ国)が続く。朝鮮民主主義人民共和国は42カ国で最低がアフガニスタン・イラク(30カ国)、国家の経済水準や治安、対外政策・政治体制による差が大きい。 滞在国の永住権を持っている場合。この場合は、母国の旅券と永住権を付与された国家の許可証を提示することになり、出入国管理上はそれぞれの国への“帰国”。 欧州連合(EU)加盟国(未加盟国のスイスやノルウェーも含む)の国民は、査証申請をせずに別の欧州連合加盟国に居住し、就労することが可能である。 当該国間で密接な友好関係がある場合。当該国間で渡航者が非常に多く、大きなトラブルを起こさず、商業上重要な関係を持っている場合、短期の渡航については、相互主義により査証取得が免除される。例 : 日本とアメリカ合衆国・シェンゲン協定締結各国間の査証相互免除。 例:アジア太平洋経済協力参加各国による「APECビジネストラベルカード」保持者への査証相互免除。発給申請の際には全ての国が承認・不承認の意思表示を行なう。 滞在国が特定国に対して、観光客や投資の誘致を目的とした、一方的に優遇政策を取っている場合。条件によっては更に、第三国行きの航空券を入国審査時に所持している場合。例 : 中華人民共和国の日本国旅券保持者に対する査証免除。逆に、中華人民共和国旅券保持者に対しては、短期観光目的でも日本国への査証免除はない。 特殊な政治的理由に起因する場合。例 : 日本の北方領土旧住民に対するロシア連邦(旧ソビエト社会主義共和国連邦)当局の査証免除、いわゆる「ビザなし渡航」。北方領土への渡航に際し、ロシア連邦政府より査証の交付を受けたならば、当該土地がロシア連邦の領土であることを認めたものと解釈されるため。 国際博覧会、FIFAワールドカップ、オリンピックなどといった、世界的な大イベントが開催される場合、開催期間中に限り査証なしでの入国を可能とする措置が取られることが多い。この場合は母国の選手証や選手団員証・職員証、アクレディテーションカード(資格認定証)が、査証として扱われる。 日本が中華人民共和国からの30日以内滞在予定の修学旅行生(中国国内の小中高校に相当する学校の生徒が対象)のみ短期滞在査証を免除している例など、特別な条件の団体のみ査証免除を行う場合がある。 地域を限定して、その地域(周辺地域も含む)にのみ滞在する場合、査証免除にしている場合がある。例 : 中国の上海市、北京市、海南島、珠江デルタを訪問する場合。ただし、指定の空港から出入国する必要がある。 大韓民国の済州島を観光目的で訪問する場合。この場合、韓国本土へ行くことはできず、通過のための120時間以内の本土滞在のみが認められる。
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査証免除
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「朝鮮民主主義人民共和国の査証政策」の記事における「査証免除」の解説
下記の国の外交旅券所持者は無査証にて入国可能である。 アルバニア ベラルーシ ブルガリア 中国 キューバ インドネシア イラン キルギス ラオス ラトビア モンゴル モンテネグロ ミャンマー ロシア セルビア スイス シリア タジキスタン ウクライナ ベトナム ジンバブエ 中華人民共和国国民は東林郡に限り居民身分証で観光可能であり旅券および査証は不要であるほか、新義州市を1日間のみ無査証で観光可能である。
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査証免除
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「タジキスタンの査証政策」の記事における「査証免除」の解説
下記の10カ国の国民には査証が免除されている。 無期限 ベラルーシ ジョージア カザフスタン キルギス モルドバ ロシア 90日 アルメニア アゼルバイジャン ウクライナ 30日 ウズベキスタン 中国国籍保有者は公用目的の場合無査証で最大30日間滞在可能である。
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「ベラルーシの査証政策」の記事における「査証免除」の解説
下記の26の国・地域の国民は査証が免除されている。 無期限 アルメニア アゼルバイジャン ジョージア カザフスタン キルギス モルドバ ロシア タジキスタン ウズベキスタン 90日 アルゼンチン1 ブラジル1 イスラエル2 モンゴル1 ウクライナ2 ベネズエラ 1 —1年間のうち90日間2 — 180日間のうち90日間 30日 中国1 キューバ エクアドル カタール マカオ1 2 北マケドニア3 モンテネグロ3 セルビア トルコ アラブ首長国連邦 1 —1年間のうち最大90日間 2 — 中華人民共和国マカオ特別行政区旅券保有者 3 — 招待状または旅行バウチャーを保有している場合 14日 香港 査証政策の変化アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア、カザフスタン、キルギス、モルドバ、ロシア、タジキスタン、ウクライナ、ウズベキスタンの国民はベラルーシ入国に当たり査証不要である。 1999年3月10日:キューバ 2000年2月10日:セルビア 2008年6月19日:ベネズエラ 2009年10月1日:モンテネグロ 2011年6月14日:カタール 2013年9月4日:モンゴル 2014年6月1日:トルコ 2015年2月13日:エクアドル 2015年11月26日:イスラエル 2016年4月30日:アラブ首長国連邦 2016年11月25日:ブラジル 2016年11月27日:マカオ 2017年5月19日:アルゼンチン 2018年2月13日:香港 2018年8月10日:中華人民共和国 免除中止: トルクメニスタン:1999年7月19日 スロバキア:2001年1月1日 ポーランド:2003年10月1日 モンテネグロ:2009年10月1日 備考 全ての入国者はベラルーシ国内で有効な健康保険に加入していなければならない。
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査証免除
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「アゼルバイジャンの査証政策」の記事における「査証免除」の解説
下記の9ヶ国の国民は無査証にて最大90日間アゼルバイジャンへの入国が可能である。 ベラルーシ ジョージア カザフスタン キルギス モルドバ ロシア タジキスタン ウクライナ ウズベキスタン
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