査証との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:13 UTC 版)
「電子渡航認証システム」の記事における「査証との違い」の解説
ESTAの承認は以下の3つの点で査証とは異なる。 米国入国のための最終入国審査は、依然として米国入国の際に空港または港で米国税関国境警備局(CBP)の審査官による審査により行われている。 ESTAの審査レベルは米国国務省により発行される査証の審査レベルより低い。 オンラインで提供される情報は、従来からVWP参加国の渡航者が飛行機または船に搭乗/乗船中に出入国カード(I-94W)への記入によって提供されている(現在は廃止)。 結局のところ、ビザ免除プログラム(VWP)参加国の米国渡航者は、従来通り査証不要であるものの、ESTAによる事前承認が必要となったということになる。 査証取得には、査証の種別により160から390米ドル、ESTAは2010年9月8日以降は14米ドルかかる。この14米ドルのうち4米ドルは事務手数料、10米ドルは、アメリカ合衆国の観光事業推進のための財源となる。申請が承認されなかった場合は、事務手数料の4米ドルのみ徴収される。
※この「査証との違い」の解説は、「電子渡航認証システム」の解説の一部です。
「査証との違い」を含む「電子渡航認証システム」の記事については、「電子渡航認証システム」の概要を参照ください。
- 査証との違いのページへのリンク