本店移転後
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ペッツオーリ社との業務提携によってパリ支店とリヴァルとの関係が悪化する(「パリ編」第12-13巻)解決のため開発第二課をパリへ派遣するも失敗。追って派遣した悠の働きでリヴァルとの関係回復。 パリ支店強化のため、一時的にソフィア、サンドラをパリへ派遣。恒例のファッションショーにて新たなビジネスモデルを確立する。 開発第二課をナポリ本店へ異動。以後、開発第二課を緊急時に各支店へ派遣するヘルプ(遊撃隊)とする。 ナポリ本店の仕事量が限界に達し、ラウラは辞表を提出。 ギルレーズ・ハウスを発端とするロンドン服飾業界の騒動にロンドン支店が巻き込まれる(「ギルレーズ・ハウス編」第16-18巻)。復職したラウラを含む開発第二課をロンドンに派遣し、さらに悠も赴く。 騒動は終結し、ロンドン支店は希少な生地を確保してロンドン服飾界に存在をアピールする。開発第二課をナポリへ戻す。 ニューヨーク支店強化のため、優良な職人の確保を狙って、フェデリカがナポリ訪問(「アメリカ編」第20-23巻)。フェデリカがユーリアに無断で開発第二課(及び悠、マルコ、セルジュ、ロドリーゴ)を連れてアメリカへ戻る。ナポリは再三に渡って職人の返還を迫る。 日本産のデニムとパンツについて調べるため、悠達は日本へ。ナポリからの職人返還要求を拒否し、かつベアトリーチェから逃げるため、フェデリカと開発第二課、ロドリーゴはアメリカ国内でバカンス(「第2次日本編」第22巻)。 世界的な大不況の影響で仕事が減り、経営状態が急激に悪化する。しかし、協賛したハリウッド映画へのグッズ独占販売で勢いを盛り返す。 有名評論家ボンピエリからブランドの神話(コンセプト)を問われる(「ボンピエリのスーツ編」第24巻)。ジラソーレ社の対抗的態度を不愉快に思うペッツオーリ社幹部が依頼した横槍役として、ボンピエリがジラソーレ社にやって来る。 「女性が憧れる男性(恋人、夫、父親)像の提案」をコンセプトとして立て、ボンピエリに認められる。 ヘルプでナポリに来たクラリッサが悠に弟子入り志願し、そのまま留まる(「紳士服地編」第26-27巻)。イギリスで通用する生地を求めるという目的もあり、生地探しが始まる。 高級フランネルをイギリス支店の看板とすることが決まり、クラリッサはイギリスへ戻る。 コンスタンツェをきっかけとして「腕時計を含めたトータルコーディネート」のプロジェクトが始まる(「腕時計編」、29巻-30巻)。ジラソーレの話を聞きつけたアランが、自分も企画を温めていたと主張して「腕時計を含めたトータルコーディネート」を始めてしまう。 エミリアが介入。ジラソーレ側の企画をヴェトリーナ誌で取り上げることで、リヴァル社に先んじていることを世間に表明する。 ラウラ、悠がこの件に関わっていることを知って(ラウラには伏せていた)イギリスに行き、クラリッサを巻き込み自分もやろうとする。ウォーレン卿達にブリストル公を紹介される。この頃、リヴァル社の企画が顧客要望の超インフレ化により頓挫しかけていたので、リヴァル社から溢れた客がジラソーレ社に殺到しないよう、ブリストル公を実用的にコーディネイトすることでインフレを沈静化させ、結果的にリヴァル社を救済する。 突貫でフランシーヌのウェディングドレスを作り、企画完了。 ペッツオーリ社がついにナポリにも進出するという情報が入る。(「エスコート編」、32巻)ユーリア、ペッツオーリ社に対抗しようとするが、方法は無作法かつ無茶なものばかりで社員を呆れさせ、マリエッタに止められる。エミリアから、ペッツオーリとユーリアの関係を邪推する未発表のゴシップ記事を見せられる。 あらぬ誤解を世間に広めないため、ベアトリーチェの発案で悠が受けた依頼と絡め、ペッツオーリとジラソーレのコラボ企画を行う。 和解しかけたペッツオーリとユーリアだったが、ペッツオーリは敢えてユーリアに敵対する言葉を放つ。 ペッツオーリ社、ナポリに進出(「サルトリア・ナポレターナ」1巻) 守旧派と革新派の争いが本格化。ペッツオーリ社が守旧派であるという理由で当初の方針を撤回、革新派に付くことをユーリアが宣言、モデリストとしてリッカルド・サントリヨを起用する。しかし、リッカルドが仕事を放棄して放浪したり、アンドレアによる妨害工作に対して革新派が非協力的だったりしたため、革新派を名乗りながら守旧派に応援を頼むなど、対応に苦慮する。 やがて中国企業が職人の引き抜きに動き出し、対決どころではなくなる。 ベアトリーチェ、悠とクッカリーニの対決を耳にする。ジラソーレ社なりの鞄のスタンスを確立するため、悠とクッカリーニの対決に密かに介入し、彼等のアイディアを吸収する。 ベアトリーチェ、パウエル親方のトラブルを知り、これを解決してベリーニ伯爵の覚えを良くするために、全社を挙げて策を練り、トラブル解決の一翼を担う。
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