房総風土記の丘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 22:27 UTC 版)
「千葉県立房総のむら」の記事における「房総風土記の丘」の解説
1976年(昭和51年)7月に開設された房総風土記の丘は、千葉県内で唯一の考古学専門の博物館であった。2004年(平成16年)4月、隣接する房総のむらに統合された。 総面積約32ヘクタールの敷地内には、復元古墳である「竜角寺古墳群第101号古墳」など古墳78基のほか風土記の丘資料館がある。また、明治32年(1899年)建造の学校建築である重要文化財「旧学習院初等科正堂」と、安永9年(1780年)に安房郡丸山町(現・南房総市)に建てられた重要文化財「旧御子神家住宅」、寛延4年(1751年)に富津市亀沢に建てられた県指定有形文化財「旧平野家住宅」の2棟の民家建築が移築公開されている(当館の敷地は成田市と印旛郡栄町にまたがっており、以上3棟の建造物は成田市大竹に位置する)。 1991年(平成3年)10月27日に古代と同じ方法で製鉄の公開実験をし、1992年(平成4年)4月1日には埴輪の模型を並べて当時の配列も復元した「竜角寺古墳群第101号古墳」を公開する全国的にも珍しい復元古墳を作るなど復元にも力を入れていた。
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