惑星および軌道スケール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 14:12 UTC 版)
「メガストラクチャー」の記事における「惑星および軌道スケール」の解説
ゲーム『HALO』シリーズに登場するいくつかのメガストラクチャー前日譚小説『Halo:Cryptum』に登場する最初の12個の「Halo」は直径30000キロメートルのリング。 続編では元の12個のHaloの内、6つの「Halo」が直径10,000kmのサイズにまで縮小される。 「アーク」は直径127,530 kmの構造物で「Halo」の起動と、直径10,000 kmのHaloを構築できる。小説版の『Cryptum』と『Primordium』に登場するより大きい「アーク」は30,000 kmの「Halo」の建造が可能。 オニキスは、超種族フォアランナーによって作られたセンチネル(高度な複製ロボット)で構成された人工惑星。直径は約1 天文単位でその中心にあるのはスリップストリーム空間に含まれる「シールドワールド」である。 『Halo Wars』の後半でははるかに小さい「シールドワールド0459」(直径約1,400km)が登場。3番目のシールドワールドである「レクイエム」が『Halo 4』に登場した。「レクイエム」は、一種のダイソン球体に包まれた人工の中空惑星。 High Charityは異星人コヴナントのモバイルプラネトイドステーション。 『ソニックアドベンチャー2』と『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』に登場するエクリプスキャノンはスペースコロニー「アーク」内に構築された惑星破壊兵器。 『トップをねらえ!』の「バスターマシンIII 」 イアン・バンクスの小説『culture』シリーズの「オービタル」。 2013年のアニメ映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』では、木星の加速器は、 木星の大気からエネルギーを使用して惑星全体を破壊するのに十分な強烈な光の大きなビームを作成する古代の大量破壊兵器が登場。 弐瓶勉による漫画及びアニメの「シドニアの騎士」に登場する播種船は1000年後の数百万の人類の生き残りが居住する宇宙船兼スペースコロニー。 士郎正宗による漫画「攻殻機動隊」は“企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても、国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来”が舞台であり、冒頭頁ではビルのような外観のメガストラクチャーが多数建設されている。 あろひろしによる漫画「ふたば君チェンジ♡」には恒星周辺の資源によって建造された人工世界「シメール」が登場する。何か災害があり、破壊されて久しい模様。 聖悠紀による漫画「超人ロック」には惑星をくりぬいて建造されたコンピュータ「銀河コンピュータ」とそのコピー「ドラム」が登場する。 アイザック・アシモフのファウンデーションシリーズにおける星間帝国の首都であるトランターは惑星まるごとが都市であるエキュメノポリス。皇帝の宮殿の敷地だけに小さな緑の空間がある。 スター・ウォーズシリーズにはいくつかのメガストラクチャーが登場する。宇宙要塞・人工天体であり、搭載するスーパーレーザー砲一撃で惑星を破壊できる「デススター」。初代デススターの直径160km、第2デススターは直径200kmを誇る。 スター・ウォーズシリーズに登場する宇宙戦艦には、スター・デストロイヤーを始めとして全長がキロメートルの単位を誇る艦が多数存在する。特に大型のスター・デストロイヤーは「スーパー・スター・デストロイヤー」と呼ばれ、最大のエグゼキューター級の全長は19kmもある。 銀河系の首都であるコルサントは、惑星を都市が完全に覆っている(エキュメノポリス)。最初の共和国の首都として、その後第一銀河帝国の首都として機能する。 銀河全体から惑星全体を破壊するように設計された大規模な宇宙ステーションであるギャラクシーガンは、サイズが7キロメートル以上あるため、メガストラクチャーと見なすことができる、 センターポイントステーション。 コレリア星系の惑星タルスとトララスの間のラグランジュ点 にある35kmの球状宇宙ステーション。 巨大な古代のハイパースペーストラクタービームであり、Celestialsとして知られる古代の人種がコレリアの星系を作成した。トラクタービームの助けを借りて、惑星全体をハイパースペース内で移動させ、中央の星に沿って実際の軌道に配置することができた。 一方、同じ技術を使用して、星を破壊する武器として使用することもできる。 メイン球殻の内部にはホロータウンと呼ばれる巨大な生活スペースがあり人々が居住している。 Star Wars: Knights of the Old Republic に登場するスターフォージ。 スターゲイト SG-1のエピソードの多くに登場する巨大な星間ゲートである「Ori Supergate」は、巨大構造として分類できる 『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズでは、地球だけでなく他の惑星も人工の巨大構造物であった。地球は巨大なコンピューターとして機能することを目的としており、他の惑星を製造することで生計を立てた種族によって構築された。 レゴ『バイオニクル』シリーズのMata-Nuiはメガストラクチャーとして分類できる。物語では彼は惑星と同じくらいの大きさの巨大なロボットであり、彼の体の内部ではBIONICLEユニバースのすべての住民( マトラン 、 トーアなど)が居住している。 ロボテック Sentinelsの小説に登場するHaydon IVは人造人間で構成された人工的に構築されたサイバー惑星である。 インベーダー・ジムエピソード「プラネットジャッカーズ」では、2人のエイリアンが地球を偽の空で囲み、太陽に投げ入れる。 テレビアニメ『星のカービィ』に登場するナイトメア要塞は惑星サイズであるため、メガストラクチャーとして分類できる。 いくつかの作品でアーサー・C・クラークは巨大な中空のシリンダーについて書いている。さまざまな種族が住んでいる宇宙のランデヴー (1973)など。 ゲーム『Mass Effect』シリーズのシタデルは、物語が始まる数百万年前にリーパーズと呼ばれる古代の機械種族によって構築された巨大な宇宙ステーション。 Mass Effect 2時点での人口は1,320万人。 ゲーム『エアフォースデルタ ブルーウイングナイツ』では、カイロンリフトと呼ばれる大きなスペースエレベーターを使用して、宇宙空間に物資を送り出す。 ウォーハンマー40,000シリーズの皇帝の宮殿(人類の皇帝が無期限に生かされている黄金の玉座の場所)は巨大構造物と見なすことができる。宮殿はヒマラヤ山脈全体に広がる地域にある黄金の玉座を持つ大陸全体の構造の複合体である。 映画『エリジウム』では エリジウムと呼ばれる豪華な宇宙ステーション( 司教リング )に人類の富裕層が居住している。 アーサー・C・クラークの小説『2001年宇宙の旅』、『エンダーのゲーム』のバトルスクール、『バビロン5』などに登場する大きな回転する宇宙ステーションはSFの定番である。 中空の小惑星は、 キム・スタンリー・ロビンソンの小説『2312』、 ラリー・ニーヴンのノウンスペース 、 アーサー・C・クラークやアイザック・アシモフなどの黄金時代のSF作家など、さまざまな作品に登場する。
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