惑星「ヴェクタ」 ISA軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/07 21:38 UTC 版)
「KILLZONEシリーズ」の記事における「惑星「ヴェクタ」 ISA軍」の解説
ジャン・テンペラー(Jan Templar) 『KZ』の主人公。階級は大尉(後に昇進し大佐)。 『KZ』ではISAの機動部隊の隊員であり、ヴェクタに侵攻してきたヘルガスト軍を仲間と共に撃退に成功した英雄。 『KZ2』では昇進して大佐となり、ISAのヘルガーン侵攻部隊の旗艦「ニューサン号」の艦長としてヘルガーン侵攻作戦の指揮にあたる。 ヘルガーン侵攻作戦で独裁者ヴィサリの捕縛を一任されていたが、ニューサン号に突撃部隊を率いて侵入してきたラデック大佐が放った凶弾により戦死。 『KZSF』においてはヴェクタシティに彼の名を冠した「テンペラーパーク」という名の公園が設立されており、ブラックハンドによるテロの対象となった。 トーマス・"セブ"・セブチェンコ(Tomas "Sev" Sevchenko)声:小西克幸 『KZ2』『KZ3』の主人公。階級は軍曹。ヘルガーン侵攻作戦におけるアルファ部隊隊員の1人。 寡黙で優秀な兵士であり、戦場では決して私情を挟むことはない。一方で仲間に対し軽口や配慮を忘れないなど、冷淡で社交性に欠けた人間ではないことも伺わせる。 仲間の死に遭いながらも、数々の戦闘を戦い抜き、ヘルガーン首都ピュロスにおいてヴィサリ直属の私兵であるラデック大佐を激闘の末に討つことに成功する。 しかしパートナーであるリコの失態により、独裁者ヴィサリの拘束に失敗。ISAはかつての快進撃から一転して絶望的な撤退戦を強いられてしまう。 その後ISAは間に合わない生存者の救出を諦めた撤退命令に従わざるをえなくなったことにより、彼の中でISAの理念への忠実な信仰は薄れつつある。 半年の潜伏期間を経て、戦友リコら他のISA生存者と合流、数々の困難なミッションに挑んでいくこととなる。 『KZSH』においては作中の資料にのみ登場。『KZ3』の後は無事にヴェクタへと帰還したものの、ヘルガーンが壊滅したテラサイドを引き起こした戦犯としてヘルガスト側から引き渡しを要求されている。ISA側は居場所が特定できないとして引き渡しを拒否しており、現在は消息不明となっている。 リコ・ヴェラスケス(Rico Velasquez)声:三宅健太 『KZ』『KZ2』『KZ3』に登場。階級は軍曹。シリーズ一貫して主人公のパートナー。 『KZ』において仲間をヘルガスト軍に虐殺された経験を持つ。故にヘルガストそのものに対し激しい憎悪を抱いている。 頭に血が登りやすく、例え相手が上官であっても粗暴な言動をするなど性格面には難があるが、兵士としての能力は確かであり、主人公と共に数々の困難を潜り抜け最後まで生き残った。 拘束する手筈だった独裁者ヴィサリを感情に流され殺害してしまう。結果ISAは目的を達成できず、撤退という事態を招いてしまった事に罪の意識を感じていた。 撤退戦の折、間に合いそうにない生存者を見捨てるような命令に逆らい、独断で救援に向かったことで以後半年間消息不明となる。 潜伏期間中はレイダー隊のリーダーとしてゲリラ活動をしており、この残存戦力を率いて捕虜になったセブとネビルを土壇場で救出、ヘルガストに対しても隙を突いてカウンターを与えることに成功する。 『KZSF』ではセブ同様作中の資料にのみ登場しており、テラサイドを引き起こした戦犯としてヘルガスト側から引き渡しを要求されているもののISAは拒否しており、こちらも現在消息不明となっている。 ジェイソン・ネビル(Jason Neville)声:板東尚樹 『KZ2』『KZ3』に登場。階級は大尉。ヘルガーン侵攻作戦において「ネメシス車両部隊」を展開しながら現場指揮を担当した。 ただの堅物な鬼指揮官に見えるが、迅速かつ的確な指揮により初期の快進撃を支え、後の絶望的な撤退戦においても部隊の維持に尽力した有能な指揮官。 現場主義であり、どんな危機的状況でも決して怯むことがない肝の据わった性格である。一方で傷心の部下を励ましたり、大勢の部下を喪ったことで犠牲を避けるべく消極的な指示しか出来なくなってしまったところをセブとリコから一喝され態度を改めるなど、人間味がある人物としても描かれている。
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