悪霊・妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:21 UTC 版)
酒呑童子(シュテンドウジ) 第1話に登場。捨て子の霊の集合体で、巨大な赤ん坊の姿である。白叡に喰われる。 鎌鼬(カマイタチ) 第2話に登場。鋭い鉤爪を持ち、俊敏。白叡の攻撃を風に乗って避けたが、剣輔の居合いにより真っ二つにされる。 火車(カシャ) 第3話に登場。高速道路で連続車輌火災事件の原因。燃える車輪の車を馬に引かせて椅子にふんぞり返って座っている。本体の額には「BURN」、馬の首には「HIGYWAY STAR」と書かれている(双方、ディープ・パープルの楽曲名)。神楽と京子の連携で退治される。 『-零-』でも登場。デザインは変更され、巨大な爬虫類のような姿をしている。カテゴリーB。初めは、カテゴリーCの大群を率いて消防隊および特戦1課を襲ったが、霊水を浴びた後、トオル・ナツキの連携攻撃で倒された。その後、巨大化して再び現れたが、外郭放水路による大量の霊水を使用した、特戦4課の大胆な作戦により沈黙。しかし、再度復活し、災害活動を繰り返したが、環境省・超自然対策室のメンバーによって山手線高架下に張った結界に追い詰められ、神楽に一刀両断され、完全に消滅した。 雪女(ユキオンナ) 第5話に登場。雪山で雪崩を起こしたりするゴリラのような妖怪。複数存在する。 付喪神(ツクモガミ) 第6話に登場。東京湾の埋立地に投棄されているゴミの集合体。伸び悩んでいた剣輔が強くなるきっかけとなり、両断された。 天狗(テング) 第9話に登場。“不滅なる者”と呼ばれている。黄泉によると、森羅万象を司る大地の精霊・善悪や生死の概念からも外れた完全な霊体・異国で言うなら天使や悪魔。 消滅させることが不可能なため、数百年も前から封印されていた。永年の封印で思考と霊力が落ちてしまったため、完全な復活はできず、上半身しか解放されなかった。封印されている場所は日比谷公園。なぜか英語で喋る。額の角には「BOSS DEATH」と書かれている上、胸には片言の日本語で文章が刻まれている。 栄螺鬼(サザエオニ) 第13話に登場。海で死んだ人間らの魂を集めて幽霊船を操っていた本体。海に沈んでいたクズ殺生石を吸収したため、驚異的な再生力を誇る。剣輔の新しい武器で退治された。殺生石は対策室が入手した。 泥田坊(ドロタボウ) 第14話に登場。泥や土砂を操り、雨の日に本領を発揮する。交通事故で土砂崩れに巻き込まれた田中の父が殺生石を拾ってしまったため取り憑かれた。黒四駑の雷撃で倒された。殺生石は静流が入手した。 衝立て狸(ツイタテタヌキ) 第16話に登場。霊感が強くて貴重な種。つがいの狸で、メス狸が殺生石を拾ってしまい力が暴走、悪霊化してしまったメス狸は人間の思考を読み取って苦手なものに化け襲い掛かる。オス狸はぬりかべに化けることが可能で、鉄壁の盾となってくれる他に重さを活かして対象を押し潰すこともできる。メス狸に襲われた剣輔はオス狸の協力でメス狸の殺生石を取り除くことに成功。しかし、殺生石を失ったメス狸は消滅してしまった。以降、オスは対策室で面倒をみることになる。現在は剣輔が面倒を見ており、「剣輔の霊獣」と言われるほどよくなついている。 海月の火の玉(クラゲノヒノタマ) 第17話に登場。海中に潜む自殺霊の集合体。触手には相手の動きを麻痺させる毒がある。 隠し神(カクシガミ) 第22話に登場。都会に住む孤独の念が生んだ浮遊霊。近づく人間や邪魔なものを透明にする。一定周期で空き家を転々と住み家にする。出現はかなりレア。触ると身体が透明になるが有効範囲があり今回は家の中のみ。次の住処となる空き家が偶然対策室のセイフハウスで、剣輔達に見つかるがその能力を呪禁道の目から逸らすのに一役買った。涙目で抵抗する程、外に出る事を嫌がる。 朧車(オボログルマ) 第23話に登場。電車に取り憑いていた。体内は目と口を出現させることができる。剣輔の舞蹴レボリューションで倒された。 轆轤首(ロクロクビ) 第25話に登場。抜け首で西洋の鎧を着けたケンタウロスのような妖怪。殺生石を持っていた。剣輔達に倒された。 人面魚(ジンメンギョ) 第35話に登場。封鎖地区の瘴気から生まれた悪霊。霊脈を通って都内を移動していた。プールに出現して失神した神楽に襲いかかったが、泉によって両断された。 雪の巨人 第44話に登場。神楽と泉(黄泉)を奈落へ連れて行こうとした。黒四駑の電撃で倒された。 見越し入道 第46話に登場。本体は下半身。ツイナ達に倒される。 七本鮫(シチホンザメ) 『〜追儺の章〜』第1話に登場。鮫の姿をした7人一組の悪霊で、霊能者を襲う。地方によっては七人ミサキや七人同行、種類も豊富で七人シリーズと呼ばれている。その中で親玉と思われる悪霊は、他の6体よりも巨大で、変形が行う。ツイナに倒された。 本編第42話にも登場。サンタの格好で現れた。神楽達に倒される。 ぬっぺっぽう 『〜追儺の章〜』第2話に登場。念が交差する場所で時折起こる霊災害。一度は綜左衛門に倒されるが、生き残りが綜左衛門とツイナに襲い掛かるが、ツイナによって倒された。 平家蟹(ヘイケガニ) 『〜追儺の章〜』第3話に登場。流浪の退魔師が洞窟に封じていたが、効能が切れたことにより復活。瘴気で河童を引き寄せていたが、ツイナと綜左衛門によって倒された。 河童(カッパ) 『〜追儺の章〜』第3話に登場。複数存在する。人に取り憑いて体の自由を奪うことができる。 土蜘蛛(ツチグモ) 『-零-』第4話に登場。カテゴリーB。乱紅蓮の攻撃を受けた後、黄泉によって一刀両断された。その際の破片が民間人を襲ったが、神楽に阻止された。 本編にも登場。泉の瘴気によって作り出され彼女を奈落へ連れて行こうとした。その後再び出現し、泉(黄泉)と紀之を奈落へ連れて行った。 天井嘗(テンジョウナメ) 『-零-』第4話に登場。カテゴリーC。旧銀座線新橋駅のコンクリートの破片に憑いていた。多数で行動していたが、神楽と黄泉によって全て倒された。 山彦(ヤマビコ) 『-零-』第6話に登場。カテゴリーB。通信障害を起こしていた。あらゆるものの姿・音声・行動を真似ることができる。しかし、乱紅蓮の咆哮波を放つ際は本来の姿になっていた。複数で行動していたが、神楽、黄泉、冥に倒された。
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