建築都市工学部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:47 UTC 版)
●建築、住居・インテリア、都市・土木を総合的に学べる ●学科連携による資格取得教育の充実 ●地域貢献プロジェクト型教育の推進 西日本初の建築、住宅・インテリア、都市・土木を総合的に学べる学部です。これまで分野・資格・法律などが縦割りに分断されていた3領域を総合的に扱います。これにより、国土の強靭化、循環型まちづくり、グリーンインフラ、住環境ストックの有効活用など難しかった課題に対する解決の可能性が大きく広がります。土木工事、建築工事、住宅生産に対応できる技術力を備えた人材を育成します。 建築、住居・インテリア、都市・土木を総合的に学べる これまで分野・資格・法律などが縦割りに分断されていた「建築、住居」「インテリア」「都市・土木」の3領域を総合的に扱います。これにより、「産学一如」の建学の理想のもとに、国土から住まいまで連続する空間のあり方を追究する広い視野を持ち、多様な社会のニーズに応えることのできる実践的能力を有した人材を育成します。 学科連携による資格取得教育の充実 建築士資格は、3学科の学生全員が目標にできます。学科間で教員が協力し、充実した資格取得教育を実現します。その他の資格についても、各学科の専門性を生かして取得をサポートします。 地域貢献プロジェクト型教育の推進 まちづくり、空き家問題、災害に強い建築設計、新しい家具・インテリアの開発など、実社会の課題を積極的に学部・学科で取り組み、教員、学生がプロジェクトグループを結成し、実践的に学びます。 建築学科 講義・学問分野 住居・インテリア概論、住宅計画、建築材料、基礎数学、住宅設計基礎実習、建築デザイン、空気環境計画、建築音響計画、建築力学、建築CAD演習、建築デザイン製図、都市デザイン、建築設備設計、鉄骨構造 など 建築のあらゆる分野で活躍できる高度なエンジニアの育成 住宅、施設、高層ビル、建築遺産、街、地域、都市環境などにおいて、耐久性を学ぶ「構造・生産系」、空間の快適性や省エネを学ぶ「環境・設備系」、デザインや空間の機能性を学ぶ「計画・歴史系」。これらの専門的視点から体系的に学修します。 【授業・講義】 材料構造実験 建築物を構成する多様な構造材料のうち代表的な鉄筋やコンクリートの材料特性を実験で確認します。メインイベントは、自分たちで設計し、作製した鉄筋コンクリート梁の試験体の曲げ破壊実験です。 住居・インテリア学科 講義・学問分野 家づくり総合論、福祉住環境論、住居・インテリア特論、住居・インテリア概論、インテリアコーディネート演習、インテリアデザイン論、西洋建築史、色彩・照明学、木造建築論、家具・プロダクト論、日本建築史 など 豊かで潤いのある暮らしを創出する幅広い専門家の育成 住宅やオフィス、店舗の設計・施工・構造・設備から、インテリア・家具や照明のデザイン・設計、色彩計画、まちづくりから生活空間の歴史や文化までをバランス良く学修します。 【授業・講義】 インテリア設計実習 商業施設のデザイン技術を修得します。実社会において商業施設デザインに携わる教員(専任、非常勤ともに)が具体的な業態、業種、敷地の条件を示し、実社会において活用が可能な技術を身につけます。 都市デザイン工学科 講義・学問分野 構造力学、建設材料工学、コンクリート構造工学、構造力学演習、情報処理演習、まちづくり学、道路工学、都市防災学演習、地盤工学、景観デザイン、環境水理実験、緑化工学 など 安心安全で自然にやさしい都市づくりを担える技術者の育成 土木工学における基礎知識を学び、「土木デザイン」「都市防災」「まちづくり」「環境緑化」の4分野を軸に実践的能力を身につけます。安心・安全で美しく、自然に配慮した都市を建設できる技術者を育成します。 【授業・講義】 構造力学はりとトラスに外力が作用したとき、支点にいかなる力(反力)が生じるか、また、はり部材とトラス部材にいかなる力(断面力)が発生するかを、力のつり合い式を用いて算定する方法について講義します。
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