建築都市デザインコースとは? わかりやすく解説

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建築都市デザインコース(Y-GSA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 03:59 UTC 版)

横浜国立大学都市科学部・大学院都市イノベーション学府・大学院都市イノベーション研究院」の記事における「建築都市デザインコース(Y-GSA)」の解説

2007年大学院都市イノベーション学府建築学教室創設され新し建築デザイン教育コース。Y-GSAは、横浜建築都市スクール英語表記Yokohama Graduate School of Architectureの略で、国際的に活動できる建築家育成することをめざした教育システムとして、立ち上げられた。「建築をつくることは未来をつくることである」というマニフェスト掲げている。地元横浜関連するプロジェクト進めたり、市民公開講座積極的に開講している。発足時横浜国立大学教授であった北山恒山本理顕校長として招いてスタートした初期はこの2人飯田善彦西沢立衛招集。現在はのとおりとなっている。 特殊な2年制修士プログラムで、通常の日本の大学院とは違うカリキュラムで、特定の研究室所属せず、修士課程であっても修士論文修士設計もない。学生半期ごとにそのうちのひとつを選択し4つスタジオすべてを履修することで卒業となる。建築家教諭それぞれスタジオ呼ばれる設計課題を受けもち、都市社会との関連から建築あり方学生問いかける。そしてY-GSAでは学生に、スタジオを選ばせ、先生が選ぶのではない。4人の先生半年ごとに自由にセレクトして、セメスターごとに設計課題チェックされる通常の修士のとおり2年修了としているが、もし、どこかの先生課題を落とすと、半年卒業が遅れることになる。建築家それぞれ運営指導しスタジオは週2回開講される。修了にあたっては、4つスタジオ成果通底する独自のテーマをもとに構成されポートフォリオ発表し審査を受けることになる。また、4人の先生スタジオ全て取らなくても、国内外建築設計事務所インターンシップ行きスタジオ単位代えられ制度設けている。これは、ヨーロッパ各国ではインターンプログラムが制度化されているので、Y-GSAはそれに準じている。 Y-GSAでは海外建築事務所インターンとして派遣する方が短期交換留学よりも教育効果があると考えている。事前に希望先の設計事務所リサーチしたり、海外へ行くときにはワーキングビザ取得大学サポートしたり、その制度の内容充実させている。帰国後は受け入れ先設計事務所からの評価を受けとり、派遣学生インターンシップ内容発表審査単位認定をしている。

※この「建築都市デザインコース(Y-GSA)」の解説は、「横浜国立大学都市科学部・大学院都市イノベーション学府・大学院都市イノベーション研究院」の解説の一部です。
「建築都市デザインコース(Y-GSA)」を含む「横浜国立大学都市科学部・大学院都市イノベーション学府・大学院都市イノベーション研究院」の記事については、「横浜国立大学都市科学部・大学院都市イノベーション学府・大学院都市イノベーション研究院」の概要を参照ください。

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