平和維持軍 第190広報部隊『シルバーフォックス』
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「ブルーブラスター」の記事における「平和維持軍 第190広報部隊『シルバーフォックス』」の解説
ミチル・フェアテーゼ 声:井ノ上奈々 搭乗ローダー:ブルーブラスター → センチュリオン → ブルーブラスター190 本作の主人公。階級は曹長。書類上の不備で性別が女性と記載、新型機体ブルーブラスターのメカニック兼サブパイロットとして第190広報部対に配属されるが、広報部隊は女性しか所属できないために強制的に女装させられてしまう。前作に引き続き実装された「おさわりモード」で彼自身をおさわりするとかなり悲壮感の漂うコメントが聞ける。 襲撃により臨時にブルーブラスターに搭乗するが、ブルーブラスターの正規パイロットとなる予定だったフランが戦死。操縦系が通常機体と大きく異なる新型ということで継続して搭乗することになり、後に高い運用能力を認められて正規パイロットに正式任命される。 実は惑星連合の穏健派に作られた強化人間。コードネームはSG-10。潜入工作用に感情面は通常の人間と近く、また記憶操作されていて自らが強化人間だと気付いていない。バルバトスとブレッドの先祖の遺伝子照合が必要なリープゲートを動かすために該当する遺伝子を持って作られた生体キーで、その遺伝子がY染色体上にあるため男性として作られ、第190広報部隊に送り込むために書類の性別を改竄するという裏工作が行われた。 マキ・アルディート 声:池澤春菜 搭乗ローダー:インプレグナー → エンプリエスター 第190広報部隊の隊長で、階級は少佐。前作ブルーフロウから引き続きの登場だが、キャラデザインの担当が変わったため、髪形も顔立ちもほとんど別人といってもいいほど変わっている。 いいかげんで強引な性格はあいかわらずで、こんどはエルザに頼りっきり。ミチルに女装を強制した張本人。 問題児の多い第190広報部隊の中で、その問題児の筆頭といっても差し支えはないが、隊長になった今でもクロウディアのことは変わらず慕っている。 エルザ・ロートリンゲン 声:雪野五月(現:ゆきのさつき) 搭乗ローダー:アプレイザ → アプレイザ・ネオ ( → ストーリー展開によってはフレズヴェルグ) 第190広報部隊の副隊長で、階級は大尉。マキと共にこの部隊を立ち上げた。彼女の冷静で怜悧な性格は緩みがちな部隊の雰囲気を引き締めている。 実は惑星連合の穏健派に所属。惑星連合での階級は少佐。拉致されたブレッド提督の意思を継いで動いていた。穏健派上層部からマイクロブラックホール弾を確保するように通達されたことにより、広報部隊の艦『デルフィス』に搭載されているシャトル『クラーケン』を奪ってミチルと共に離脱。 アッシュレイ・フィロソフォード 声:野川さくら 搭乗ローダー:エクスペダイト → アプレイザ・ネオ 階級は曹長。愛称はアッシュ。索敵・電子戦を担当する。唯一心を許していたフランを失ってからは、その原因となったミチルを激しく憎み、徹底的に敵視する。だが、戦闘を重ねていくうちにだんだん彼を認めていくことに…。 パトリシア・マクギネア 声:阿部玲子 搭乗ローダー:ディリジェント ( → ストーリー展開によってはエリュトロン・アジーン) 階級は少尉。さまざまな関西弁をあわせたような妙な言葉遣いをする工兵。口八丁手八丁を絵に書いたような人物。 実は惑星連合の穏健派の強化人間。コードネームはSG-8。エルザがミチルと共に離脱した際には、デルフィスに残って時間稼ぎの工作を行った。 シルヴィア・リレティーヌ 声:力丸乃りこ 搭乗ローダー:センチュリオンHMT 階級は中尉。人当たりがよく、面倒見がいいために「お姉さま」とよく頼られる。かわいいものが好き過ぎてやばいくらいに後輩の女の子を愛してしまうという同性愛的な悪癖があり、ソフィーにトラウマを刻みつけた過去があるが、まるっきり自覚していない。そう言う意味では第190広報部隊の問題児の一人といえる。 シュディ・カナイン 声:根本知佳 搭乗ローダー:センチュリオンmk4 階級は少尉。長い軍歴を持つ軍人。ネクタル戦役にも参加していた。ミチルの負担軽減と正規パイロットを欠く状況を打開するためにブルーブラスターの操縦訓練シミュレーションを受けるが、ブルーブラスターの操縦システムがセンチュリオンとは根本的に違うのと、そのセンチュリオンの操縦が染み付いてしまっているため、苦戦を強いられる。 シーナ・プレトリア 声:友永朱音 搭乗ローダー:ラム=ブリンザス 階級は中尉。かなりマイペースで恐ろしくやる気がない。「必要以上は働かない」と公言する上に、酒と寝ることが何よりも好きな第190広報部隊の問題児の一人。よく隠れて隊長(マキ)と酒盛りをしている。 シンシン・ザッツギーダン 声:村田あゆみ 搭乗ローダー:インプレグナー 階級は伍長。底抜けに明るい拳法娘。姉が一人と妹が十人以上いる。細かいことを考えるのが嫌いで、どんな無茶を体力で克服しようとするほどタフネス。しかも言葉ではなく拳で分かり合おうとする主義で、開口一番に拳や蹴りを繰り出す脳筋バカ。第190広報部隊の問題児の一人。 姉は前作ブルーフロウに登場したリンリン・ザッツギーダン(本作ではどこかの隊で副隊長をしているとのこと)。そのためマキの過去に関する情報を姉から多少得ていたようであるがあまり覚えていない(というかよく理解していない)もよう。 ソフィー・ルノワルド 声:落合祐里香 搭乗ローダー:センチュリオンHMT 階級は軍曹。真面目で優秀なお嬢様。極度の男嫌いで、感情や理性を飛び越えて脊髄反射で敵意を向けてしまう。過去にイジメに遭った際に教官をしていたシルヴィアに頼ったのが仇となり、かなり「可愛がられた」のが原因でトラウマを心に刻み込まれてしまっている。寝るときはギリアムというクマのぬいぐるみを抱いて寝ている。 アヤカ・エルマイラ 声:金綱良美 搭乗ローダー:センチュリオンmk4 階級は伍長。アイドル志望の新人隊員。歌唱力よりもローダーの操縦技術のほうが上というがんばりやさん。 ユージン・オーネスト 声:内山理絵 搭乗ローダー:ファンタズマ 階級は軍曹。もともと存在感が薄かったのだが、隠密行動の訓練を受けてさらに薄くなってしまった。隣にいても気づいてもらえないことがある。内気でボソボソと喋るが、そんな自分を変えたいと思っており、髪型を印象的なものにしている。またファンタズマのことをファンタちゃんと呼んでいる。 イリス・ラファイエット 声:森永理科 階級は中尉。平和維持軍のオペレーター兼マネージャー。 実は、過去に地球軍の非人道行為を告発しようとしたマキと裏で動きのあるエルザの二人を監視するために、地球軍から派遣されていたスパイ。 フランソワーズ・リベッタ 声:田中涼子 搭乗ローダー:センチュリオン → グングニール 階級は准尉。通称はフラン。隊内でも群を抜いた天才パイロット。ブルーブラスターの正規パイロットだったのだが、キャンプが襲撃されて出撃したミチルを整備も不十分な旧型のセンチュリオンでサポート中に、光学迷彩機能を搭載して強化人間が搭乗するステルスローダーに襲撃されて重傷を負って戦死。 実は惑星連合の穏健派の強化人間。コードネームはSG-9。連合での階級は大尉。重傷を負った際、第190広報部隊で共に行動するのが困難と判断したエルザとパトリシアによって戦死と偽装された上で治療設備へと送られた。以降、裏からエルザの行動をサポートしていた。不思議な感覚によってミチルとフランは、互いの存在を感じ取ることができる。 広報部隊クルー 声:幡宮かのこ 第190広報部隊の艦『デルフィス』のクルー。
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