帝国軍のストームトルーパーとは? わかりやすく解説

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帝国軍のストームトルーパー(Imperial military's Stormtrooper)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:05 UTC 版)

ストームトルーパー (スター・ウォーズ)」の記事における「帝国軍のストームトルーパー(Imperial military's Stormtrooper)」の解説

基本的には、同シリーズ銀河共和国軍のクローン・トルーパー同様の扱いで、黒い温度調整ボディ・グローブの上に、全部18個のパーツから構成される簡易宇宙服兼ねた白い装甲服を着用しブラスター・ライフルおよびブラスター・ピストルで武装している。白い装甲服はどんな環境でも生き延びられるサバイバル装備温度調節機能備えている。劇中ではこの装甲服でブラスター光弾防げているような描写見当たらず撃たれ次から次へ倒されている。エピソード6『ジェダイの帰還』ではイウォーク族の石斧投石弓矢といった原始的な武器対する身の守りにすらなっておらず、少なくとも劇中の描写に関する限り防御性皆無といってよい。エピソード4『新たなる希望』ストームトルーパー変装したルークセリフによればヘルメット視界はかなり悪いようである。またエピソード7『フォースの覚醒』におけるフィンセリフによればファーストオーダー時代ストームトルーパーヘルメットについて毒ガス防げず、このマスク防げるのは煙だけとされる平均身長は1.83メートル。 腰のユーティリティー・ベルトには、ブラスター予備用パワーパックや、フックケーブル濃縮食糧、緊急用バッテリー小型サーマル・デトネーター予備用コムリンクといった高性能かつ規格化され装備品搭載されている。 この特徴的な装甲服のデザインには銀河帝国市民威圧する効果もあり、恐怖支配象徴として扱われていた。しかし一方でストームトルーパーグランド・モフ・ウィルハフ・ターキン掲げターキン・ドクトリンに基づき犯罪組織討伐治安維持活動従事する存在として衆目前に姿を現す事も多く、それを構成する兵士達クローン・トルーパーの頃とは異なり一般市民から徴兵志願により兵士となった者たちで構成されている点も重なって帝国一般市民の間では尊敬対象となる事も多かった戦場ストームトルーパー敵対する反体制派からは、ヘルメット形状揶揄され「バケツ頭」などと呼ばれることもあった。 戦時下でなく帝国圧政下の時代であったこともあり、生まれてから兵士として教育・訓練され、戦争経験しクローンだけで構成されクローン・トルーパー比べると、兵士としての練度は低い。そのため、反体制派からは「射撃が下手」と認知されている。装備クローン・トルーパーの頃から変更されたが、元クローン・トルーパーレックスストームトルーパー装甲服を「クローン・アーマーとは比較ならないクズ」と酷評している。 このような状況から、ストームトルーパー役に立たない印象を持つ者もいるがこれはあくまで戦地実戦をあまり経験してない兵士が多いからである。この時代においても前線戦闘する経験が多い部隊パイロット特殊部隊実力高く帝国崩壊後含め反乱軍や新共和国軍追い詰めていた。 レジェンズ非正規)では、全盛期銀河帝国におけるストームトルーパー基本的に全て人間男性構成されているとされていたが、カノン正史)のスピンオフ作品では女性兵士構成され部隊一部存在していたとされている。また、一般兵中にも人間女性ストームトルーパー士官多く在籍している描写正史における帝国時代舞台とする小説ゲーム漫画作品描写されている。 また、汎用のものの他に以下のような様々な派生部隊映画作品中に登場している。 砂漠などの高温過酷な環境特化したサンドトルーパー(別名デザート・ストームトルーパー)(『エピソード4/新たなる希望』に登場雪上などの寒冷地特化し、裾の広いスカート状の付属装備を持つスノートルーパー(『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』に登場AT-AT操縦士であるAT-ATドライバー(『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』に登場偵察潜入任務特化し、目の部分広く四角視覚補助装置となっているスカウトトルーパー(『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場帝国情報部に所属する黒いスーツ特殊部隊デス・トルーパー(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場熱帯特化したショアトルーパー(沿岸防衛ストームトルーパー)(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場戦車操縦士であるインペリアル・タンク・トルーパー(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場人間ではなく強化装甲施されバトル・ドロイド構成されダーク・トルーパー(『マンダロリアン』に登場) 他にもレジェンズ非正史)のスピンオフ作品では、水中戦特化したシートルーパー、ゲリラ戦特化したストームコマンドー、情報収集特化したブラックホール・ストームトルーパー(シャドウ・ストームトルーパー)、主に帝国軍鎮圧のために故意放射線汚染させた地域展開する高濃度放射線晒され環境下での戦闘特化したラドトルーパー、敵宇宙船制圧のための突入作戦特化した重装備のスペーストルーパー、コルサントはじめとする銀河系中枢の主要都市において警察権行使するコルサント・ガードなどが登場スカウトトルーパー スノートルーパー(右) ブラックホール・ストームトルーパー(シャドウ・ストームトルーパー) 『エピソード4/新たなる希望』のストームトルーパー基本的に左手ブラスターによる射撃を行う。左手射撃を行う理由劇中では描写されていないが、ストームトルーパーが主に使用するE-11 ブラスターライフルモデルとして製作に使用されサブマシンガンスターリング左利き用の実際に空砲発砲するものが使われており、発砲する際に左側に排するためである。 明確に左手ブラスター持って発砲する描写があるのは『エピソード4/新たなる希望』のみであり、続編の『エピソード5/帝国の逆襲以降ストームトルーパー左手構えシーンこそあるもの発砲シーンでは殆ど右手撃っており、ホルスター左側から右側へと変更されている。『エピソード6/ジェダイの帰還』ではスカウト・トルーパーバイク乗りながら右手正確に標的射撃しており、通常のトルーパー右手射撃した際にレイアR2-D2命中させてみせた。『エピソード4/新たなる希望』でのオビ=ワン・ケノービ発言によると、「平均的な射撃技術は高い」とされる

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