『新たなる希望』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 21:25 UTC 版)
「ジャバ・ザ・ハット」の記事における「『新たなる希望』」の解説
『新たなる希望』の初期設定では、ジャバは「長い触角と醜くて大きな口を持つ、ナメクジのような生き物」となっていた。一方で、ルーカスはジャバの初期案は「毛皮に覆われたウーキーに近い」デザインだったとインタビューで述べており、『新たなる希望』撮影時は北アイルランドの俳優デクラン・マルホランド(英語版)が茶色い毛皮の衣装を着たジャバを演じている。当初の予定ではマルホランドが演じた後、ポストプロダクションで彼の部分をストップモーション・アニメーションで動かすクリーチャーと差し替え、『帝国の逆襲』終盤でソロがカーボン冷凍されることを説明するシーンとなるはずだった。しかし、製作費や技術的・時間的制約のため、最終的にルーカスはジャバの登場を断念している。 1997年の特別篇公開の際、ルーカスは改めてジャバをCGで差し替え、ベン・バートが考案した架空の言語「ハット語」でソロと会話するシーンを復活させた。特殊効果を担当したジョー・レッテリによると、このシーンは1年以上かけて撮影された5ショットから構成されている。ジャバのデザインはCGI技術の向上に伴い変化し、2004年のDVD化の際には『ファントム・メナス』登場時に近いCGに変更されている。 ジャバとソロが歩きながら会話するこのシーンで、ソロがジャバの尻尾を踏みつけて乗り越え、ジャバが声を出して驚く演出がある。オリジナルフィルムではマルホランドが演じるジャバの背後にソロがまわりながら会話するが、決定デザイン版のジャバには大きな尻尾があった関係で、このような演出となった。
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