岩屋寺_(島根県奥出雲町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 岩屋寺_(島根県奥出雲町)の意味・解説 

岩屋寺 (島根県奥出雲町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 03:26 UTC 版)

岩屋寺

根本堂(本堂)2021年3月26日撮影
所在地 仁多郡奥出雲町中村1331
位置 北緯35度11分36.2秒 東経133度6分7.6秒 / 北緯35.193389度 東経133.102111度 / 35.193389; 133.102111座標: 北緯35度11分36.2秒 東経133度6分7.6秒 / 北緯35.193389度 東経133.102111度 / 35.193389; 133.102111
山号 金巌山
宗旨 真言宗
宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観音菩薩
創建年 天平勝宝8年
文化財 岩屋寺の切開(国指定天然記念物)
法人番号 4280005006259
岩屋寺(奥出雲町)
岩屋寺(奥出雲町) (島根県)
テンプレートを表示

岩屋寺(いわやじ)は、島根県仁多郡奥出雲町にある真言宗御室派の寺院。山号は金巌山。本尊は十一面観音菩薩。飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した高僧・行基(668~749)が開祖といわれる。

歴史

参道沿いにある石造物。
2021年3月26日撮影。

寺伝によれば、天平勝宝8年の創建で、聖武天皇勅願所であったという。もとは古義真言宗高野山本山としていた。横田庄石清水八幡宮の荘園になってから、伯耆大山寺出雲鰐淵寺等のように、蔵王信仰・修験道も入り荘園の信仰の中心となった。

文化財

国の天然記念物

  • 岩屋寺の切開(きりあけ) - 岩屋寺山の中腹にある小峡谷、長さは80mに過ぎないが、両岸は高さ20m~10mの切り立った岩壁で、間隔は狭く、上部はわずかに1.5m、下部は3.5mと下方において広い。粗粒の黒雲母、花崗岩が直立した節理面に沿って侵食でできたもので、地理学的には極幼年性V字谷で上部より下部において広いのはまれなものであるという。

その他

・岩屋寺の仁王像-岩屋寺の入り口に残る仁王門に安置されていた二体の仁王像は現在、オランダのアムステルダム美術館が所有。

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩屋寺_(島根県奥出雲町)」の関連用語

岩屋寺_(島根県奥出雲町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩屋寺_(島根県奥出雲町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩屋寺 (島根県奥出雲町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS