宝玉を継ぐもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:32 UTC 版)
「ドリフトスピリッツ」の記事における「宝玉を継ぐもの」の解説
チンピラのマスミ 搭乗車種…CROWN ATHLETE (GRS204) フルネームは「オオムラマスミ」。兄のマスジ同様ガラの悪い風貌の走り屋。ラインが入った金髪の5分刈りで、オレンジ色のタンクトップを着ている。 喧嘩っ早く粘着質な性格で、悔しがると「マジうぜぇ」と連呼する。相手に対して威圧的な態度をとっているが、肝心のドラテクはお世辞に上手いとは言えず、蛇行運転をしていたり、何かにボディを擦ったりしていた。 また愛車のクラウンも外装以外はまともなチューニングが施されていなかったが、奈美子からの指摘である程度はチューニングを施すようになる。 マスジから運転のことでダメ出しされているために兄弟仲は良くない。 たまたま中学の先輩であったヒロシと再会し、彼からの嘘を真に受けて慕うようになり、ドラテクも向上するようになる。 秘宝「神速の宝玉」の話を聞いて「武禄軒」に向かう途中に「神風連合」を目撃したことでヒロシの嘘がバレてしまうが、弟のドラテクの向上を否定したマスジに強く反論したヒロシを改めて感心。ヒロシと共に打倒兄のため宝玉を手に入れようと伝承者候補である主人公にバトルを挑むも敗北。しかし以前と見違えるほどドラテクが上手くなり、リーからも経験を積んでおけば更に上達するとまで言われた。 その後主人公とリーの対決をおとなしく見ていたが、バトル後に最高潮にまで光り輝く宝玉に目がくらみ、誤まって宝玉にヘディングしてしまい、谷底へ落とし紛失してしまう。思わずその時は逃げてしまったが、翌日ヒロシと共にリーに謝罪して許しを得られた。 追加エピソードでは紛失した宝玉を見つけようと探している最中に割れた宝玉と壊れていた魂ドリンクの自販機を見つけ、大量に飲み干したことでとてつもない力を発揮するが、主人公とのバトル後に飲み過ぎで腹を下して病院に運ばれることになる。 中華の達人リー / "白虎"のリー 搭乗車種…NSX-R (NA2) 箱根の中華料理店「武禄軒」の店長。太った体型で、福耳で口髭を生やした男性。コック帽を被り、白虎の柄が入った白いコックコートを着ている。 以前は横浜中華街で料理人を務めており、走り屋とドリフトバトルが好きなために箱根に店を構えることとなった。 根っからの話し好きであるが、他人の「気」を読み取る感覚を持つ。 現役時代においてドラテクの技術は凄まじく、「白虎」の称号を持った中華街界隅の超級ドライバーとして名の知れた存在でもあった。現在は体力の影響もあって多少は鈍るものの、未だ陰りを見せない程高い。 その腕を見込まれ、力を解くと最速を得られる秘宝「神速の宝玉」を前の所有者から託されるも解放させることは出来ず、次の伝承者に後を託すため引退を考えていた。 些細なトラブルを解決してくれた主人公と奈美子と親しい間柄となり、主人公の「気」に興味を示し、宝玉の伝承者の候補の一人として後押しした。 その後「伝承者決定戦」では「白虎」のオーラを発動。主人公が真剣勝負に勝った所で宝玉を渡そうとするが、マスミのヘディングで宝玉が谷底へ紛失してしまったことで落ち込んでしまうが、謝りに来たマスミとヒロシを責めることなく許した。 追加エピソードではマスミが宝玉を見つけ、割れた断面から神速は得るものでなく目標として追い続けるものと古代文字で記され、伝承が誤りであったことを知るが、主人公たちにはマスミのお見舞いに行こうという解釈に留めた。 序盤のバトルではシャンランのクーパーを借りていたが、本来の愛車であるNSXに搭乗する。 イベント「強者どもの宴」では娘のジョンクーパーを借りて配達中ベンケイにバトルで挑まれて敗北。車を奪われてしまったことで娘からお詫びとして大会優勝をまくし立てられて「箱根ドリフト大会」に参戦。主人公の予選決勝戦の相手となる。 レース中シャンランの提案により最も秘術の中で最難関の秘術「四神合体」による「麒麟」のオーラ召喚によって全力を尽くすも敗北。 中華娘々のシャンラン / "朱雀"のシャンラン 搭乗車種…JOHN COOPER WORKS (R56) リーの娘で中華料理店「武禄軒」の看板娘。茶色髪の左右のお団子ヘアにシュシュを付け、朱雀の柄が入った赤いチャイナドレスを着ている。語尾に「~アル」と付ける。 あっさりとひねくれた性格で、言い寄ろうとする者に「秘孔を突く」と脅す。 「朱雀」の称号を持つ中華街界隅の超級ドライバーで、免許取り立てで無名だった頃に「中華街最強王者決定戦」で優勝をかっさらう程ドラテクの技術は高いのだが、当の本人がバトルにはあまり興味がなく、イメージを崩したくないためにやる気を出せずにいた。 しかし父が過労で倒れたことを心配し、主人公に積極的にバトルを挑むようになり、やがて「走り」の楽しさに目覚めるようになる。 父特製の月餅が好物で、食べる個数が多いほど実力を発揮する。「中華街最強王者決定戦」に参加したきっかけも優勝賞品が月餅一年分であったためである。 その後「伝承者決定戦」ではワンから秘孔術を教えてもらい、月餅を食べてツボを押すと同時に集中力を高め、「朱雀」のオーラを発動することが出来るようになる。 追加エピソードでは谷底へと紛失してしまった宝玉を主人公と奈美子と共に探すことになる。また月餅無しでも本気を出すことに成功した。 当方不敗のワン / "青竜"のワン 搭乗車種…SAVANNA RX-7 (FC3S) 横浜中華街の走り屋の一人。武闘家の出で立ちで、肩パッドに青竜の柄が入った青いカンフー服を着ている。口癖は「無問題(モーマンタイ)」、「有問題(ヤウマンタイ)」。 気が短く、暑苦しい性格。「当方不敗」と名乗っているが、負けたりすると理由を付けて無効にするため信憑性に疑わしい所がある。 リーとはドリフトバトルでの師弟の関係を持ち、バトルで勝利を重ねて中華街界隅の超級ドライバー「青竜」の称号を手にし、秘宝「神速の宝玉」を伝承するために「武禄軒」を訪れるもリーからは見込みが見られないと言われ、認めさせるために主人公にバトルを挑んでくる。 「当方不敗秘孔術」という、自らの身体に「禁穴」と呼ばれる禁断のツボを押して「気」を増幅し、身体能力を高めて本領を発揮する秘術があるが、使用後は筋肉痛になる問題点がある。 その後主人公に敗れたことで修行を重ねてパワーアップし、「伝承者決定戦」では「青竜」のオーラを発動することが出来るようになる。 仮面武闘のキョウ / "玄武"のキョウ 搭乗車種…SAVANNA RX-7 (FC3S) 横浜中華街の走り屋の一人。三つ編みの髪型の女性で、仮面を被り、玄武の柄が入った紫色のチャイナ服を着ている。日本語が話せないため、中国語で話す。 「仮面武闘流」という武術の使い手で「玄武」の称号を持った中華街界隅の超級ドライバー。秘宝「神速の宝玉」を伝承するために「武禄軒」を訪れるため、たまたま出会ったヒロシとのバトルに勝って道を尋ねるも、間違った道を教えられて途方に暮れていたが、主人公と奈美子に会ったところでようやく辿り着く。 「武禄軒」に訪れた際にシャンランからの助言で主人公にバトルを挑む。奥義「増加霊導拳(ますかれいどうけん)」を発動して本領を発揮する。 後にヒロシが前述のことを誠実に謝罪したことで許し、また先輩としての器に悩む彼を応援、ヒロシがそのお礼を述べたことへお返しに彼の前で素顔を見せた。素顔は目元辺りが黒く覆われているため明らかになっていないが、ヒロシ曰く「とびきりの美人」。 その後主人公に敗れたことで修行を重ねてパワーアップし、「伝承者決定戦」では「玄武」のオーラを発動することが出来るようになる。
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