参加するレーサー達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 10:01 UTC 版)
「RUN day BURST」の記事における「参加するレーサー達」の解説
コルト・ピースメーカー サーキットレースで著名な「チームコルト」の若手最速レーサー。「紅の弾丸」の異名を持つ。 幼いころに両親を亡くし、コルト家に拾われたため実際にコルト家の血は引いていない。しかし持ち前の人の良さで誰からも好かれ、義兄であるバントライン以外からは誰からも慕われた。後に財閥としての権威を失ったコルト家をレースチームとして立ち上げた。目に障害を持っていて、昼間は目がまともに見えないためレンズグラスを着用している。本人は数年前からこのことを身内に隠していたが、トリガーには一瞬で見破られた。 トリガーとはサーキットレースに於いて因縁があり、「レースはビジネス」というトリガーの考えを真っ向から否定していたが、トリガーの行動の真実を知り考えを改めた。「RdB」ではキャリコ組にマシンを破壊され、崖から転落死しそうになったところをトリガーに救われる。以降は目を治療し、再びレースに復帰した。 後にキャリコからの通信を受け、ロスドンに突入したトリガーたちをサポートした。 キャリコ 「RdB」参加者の一人。Dr.レミントンの娘として造られたサイボーグの少女。部下からは「キャリコ姫」と呼ばれる。無表情で淡々とした口調で話すが、欲しいものは何でも手に入れたがる主義で、他の参加者のマシンからパーツを強奪し、自分のマシンを改造している。これは、自分が欲しいものは何でも与えてくれたDr.レミントンの教育の結果によるもの。手にする唐傘は強力な重火器にもなる。また、身体中至る所に武器を仕込んでいる。 元は普通の人間の娘として育ったが、Dr.レミントンにATLASのリモコンを作らせるための人質にされ、その納期が半日遅れたためにダイス帝国軍に殺された。そのため、Dr.レミントンがATLAS計画の報酬をすべてつぎ込んで作ったのが現在の彼女である。 バレルたちと争うが、バレルの機転により自らが撃った砲弾で自爆し一時リタイア。その際にトリガーに惚れてしまい、その後再びマシンを改造しレースに復帰、トリガーを拘束し、強引に結婚式を行おうとする。Dr.レミントンも介しての挙式となったが、トリガーの自分に対する愛情が無いことを悟り、自ら式を中断した。 父のレミントンに逆らい、トリガーを襲ってきたザウエルと交戦。ザウエルの攻撃からトリガーをかばって真っ二つに爆散するが、バレルとの連携でザウエルを倒す。 その後、治療中に、レミントンを訪ねてきたルガーの砲撃により自身の乗っていた飛行船を破壊されるが、無事逃れ、その際にルガーの衣服に盗聴器を仕掛けていた。そうして得た情報を、無線を通じてRdB出場車に流し、協力を仰いだ。身体を治したあとはレースに復帰し、トリガーらの危機に駆けつけた。その際にトリガーから「愛してる」と言われ、「夢が叶った」と喜んだ。 スミス、ウェッソン キャリコの部下で双子の運転手。スミスは右眼に、ウェッソンは左眼にそれぞれ眼帯をしている。キャリコに忠実な存在。 サプレッサー・M・イングラム 「RdB」参加者。トリガーとは旧知の間柄。大衆向けのレース「モーターカップ3000(以下、MC3000)」で3年間18戦レースを全て1位で通過した実績を持つレーサー。常に棒付きキャンデーを舐めている。「にゃー」が口癖。 トリガーや彼の恩人のバレットと因縁がある。かなり高いテクニックを持っており、過去にトリガーともレースをしたことがあるが、全戦全勝している。彼の基本スタイルは相手にわざと前を走らせ、それを後ろから鬼ごっこの鬼のようについていくというもので、MC3000時代は「帝王イングラム」「追撃の鬼(デーモン)」と呼ばれていた。 自らを「ショーに魂を売った人間」と言うほどレースに快楽を感じており、自分の命よりもレースで得られる刺激を優先している。RdBに参戦した理由も、賞金とMC3000引退後足りなかった刺激を手に入れるためである。 トリガーからRdB辞退を賭けた港までの一騎討ちのレースを持ちかけられ、勝ったらバレルを引き抜くという条件で勝負を引き受ける。全速力でゴール目前まで行くものの、イングラムの身を案じたウージーによってブレーキをかけられる。イングラムはそこでレースを止めようとしたが、トリガーに引き止められ、思い止まる。その後、キャリコからの連絡を受け、ピースメーカーらと共にトリガーらをサポートする。 ウージー 「RdB」参加者。イングラムのマシンのメカニック。イングラムのことを「兄ィ」と呼び慕っている。 偶然銭湯で出会ったバレルとは妙に張り合い、同年代ということもあり、良きライバルとなる。 ナンブ 「RdB」参加者。和風な佇まいの男性。キャリコからの通信を受け、バレルらを援護する。 ギャラクシー三人衆 「RdB」参加者。ジュピター、ヴィーナス、マーズと名乗る三人組。「RdB」の賞金で宇宙へ飛び立つことを夢見て参加。「ナンバー1ダフル」に出てくるキャラクターにそっくりな服装をしているが、本人らは「時代遅れのもの」としてバカにしたため、バレルとシリンダから怒りを買った。搭乗マシンはデザインにこだわったせいで性能はまったくポンコツで、最後は加速しようとして空中に舞い上がり、自爆した。マシンは風通しも悪かったため全員汗だくで、「ワキアセビッショリーズ」と呼ばれてしまった。ナンバー1ダフルをバカにしたことで土下座させられたが、自作の「木星の地図」を渡してバレルたちを騙した。ちなみにリーダーはジュピターで、本名はゴンザレス。 ガリレド・ガリチェス 「RdB」注目選手の1人。世界七大陸ラリーを制覇し、ラリーキングの異名を持つ。ヘッケラー隊に襲われリタイア。 シーラ・ミネスコット 「RdB」注目選手の1人。スポーツカーの大手会社「シーラ」の社長。 スルース&ソルーソ 「RdB」注目選手の2人組。双子のサイエンティスト。キャリコ組に襲われリタイア。 S・W・スコフィールド 「RdB」注目選手の1人。S&W財閥の御曹司。 サユード兄弟 「フランクス(はさみうち)」の異名をもつ兄弟レーサー。バレルたちを得意の挟み撃ちで攻めるが、バレルの機転により自滅し、リタイア。
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