ダイス帝国軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 10:01 UTC 版)
「RUN day BURST」の記事における「ダイス帝国軍」の解説
ワルサー総督 ダイス帝国軍の最高司令官にして、ATLAS計画の責任者。ATLAS計画によりダイス帝国が世界に君臨する事を夢見る人物で、衛星砲ATLASの妨害電波の発生源を求めて各部隊の指揮権をルガー大佐に委ねて大会に対する妨害を行った。ダイス帝国軍の各部隊を動員しても任務を果たせないルガーを見限るが、後にルガーによって額を撃ちぬかれる。ルガーとMr.ブレダによる「真のATLAS計画」に関しては何も知らず、ブレダに利用されていた事も気付かなかった。 ルガー大佐 ダイス帝国軍の一人。「勘読(ハンチリーダー)」。「RdB」で暗躍する軍の司令官で、1番星隊長。 冷静沈着で鋭い勘を頼りに行動する頭脳派。ダイス軍に逆らう者には容赦せず、少し至らないところがあっただけで部下を撃ち殺すなど、残酷な人物。「真のATLAS計画」なるものを語り、ATLASの妨害電波を発しているバレルのトラクターを破壊しようとしている。 実はヒーロー「ナンバー1ダフル」の大ファンで、ATLAS計画の全貌をMr.ブレダに情報漏洩させてしまっていたが、ブレダが発案した「真のATLAS計画」に賛同し協力・遂行しようとした。ブレダからは「二代目1ダフルボーイ」と称され、非常に信頼されている。彼の前では無感動で冷徹な鉄面皮が剥がれ、子供っぽい口調や表情となるが、その実は「真のATLAS計画」を完遂した後はブレダを亡き者にした後、自分がその座に就こうと企んでいた。ロスドン上空でバレッタやバレルらの説得で心変わりしたブレダを見限って本性を露わにし、衛星兵器ATLAS第二射をロスドンに撃ち込むべくコントローラーを奪い取ろうとするが、ブレダの「1ダフルキック」をまともにくらって倒された。 コッホ少佐 ダイス帝国軍の一人。「影の軍団(シャドウズ)」。暗殺部隊でもある2番星隊長。 一切喋らず、部下への支持はすべてジェスチャーで行う。身軽に動き回り、ワイヤーを始めとする様々な暗器を使いこなす。キャリコに夜襲を仕掛けるが、あっけなく返り討ちにされてしまう。 メルケル中尉 ダイス帝国軍の一人。「夢遊病(スリープウォーカー)」。3番星隊長。 常に眠っているが、銃の音には敏感。拷問を得意とする。ルガーの攻撃から逃れたバレルたちを待ち伏せるが、駆けつけたキャリコにより妨害された。 ザウエル少尉 ダイス帝国軍の一人。「万斬り(マンギリ)」。4番星隊長。 ライダースーツに身を包んだセクシーな女性。身体じゅうに暗器を仕込んでいる他、投げナイフを駆使した戦闘も得意。人体を切断する音に快感を覚える殺人鬼で、ナイフはあらゆるものを切り裂く。ドM。嫌いなタイプはガッつく男。 トリガーとキャリコの結婚式が中断された直後、その場に乱入しトリガーを襲う。キャリコをナイフで真っ二つにするが、バレルの機転により敗北。 ヘッケラー軍曹 ダイス帝国軍の一人。「笑う猟犬(スマイリー・ガンドック)」。5番星隊長。 マシンガンを武器にする戦闘狂。同じ軍曹であるハーネルとは同期である。 バレルたちが飛び込んだ海峡横断列車に偶然乗り合わせ、目標のトラクターを破壊しようとするが、ハーネルの乱入により失敗する。自分たちがいるにも関わらず砲撃を加えてきたこと、そしてハーネルから「真のATLAS計画」を聞かされたことで、ルガーに反旗を翻す。そのままハーネルと共に、列車の爆発に巻き込まれる。 ハーネル軍曹 ダイス帝国軍の一人。「轟音の火薬爆破愚連隊」(ただし、二サンガロックでは「轟音の火薬発破愚連隊」と名乗っている)。6番星隊長。 豪快でまっすぐな性格、物事を捻じ曲げない根性の持ち主だが、空回りすることが多く、また重要機密をうっかり漏らすなどドジな面も多い。バズーカやミサイルなど多量の兵器を乱射し、辺り構わずマシンを粉々に粉砕する。 バレルやシリンダと同じくナンバー1ダフルに感銘を受けた人物で、軍のトップに立ち、ダイス帝国による世界統一をすることで平和をもたらそうと考えていた。 軍に忠誠を誓っていたが、ルガーが語った「真のATLAS計画」の内容に激昂し、裏切る。ルガーから逃れるため、乗っていた飛行戦艦から飛び降り、偶然バレルらとヘッケラーがにらみ合う列車に着地する。「真のATLAS計画」を成就させないためにバレルのトラクターを守ろうとし、一行を列車から逃がしたところで、列車ごと爆破される。 モーゼル ダイス帝国軍の一人。ルガーの部下。 ルガーが最も信頼する部下のようで、「真のATLAS計画」のことも以前から知らされていた。ロスドンに集結した出場車を次々と狙撃していった。 ボルバー・F・レンチ ダイス帝国軍の研究者の一人。バレルの父親。故人。 その物造りの技術の腕を買われ、ダイス帝国のATLAS計画に参加していた。ATLASが衛星兵器であることを知り計画に反対するが、半ば脅迫されやむなく計画に参加。しかしバレルの影響でATLASの操縦機製造を放棄したため、ルガーに事故死に見せかけて殺された。実は遺したトラクターにエンジンがかかると同時にATLASの機能を妨害する電波を発するよう仕組んでおり、息子に世界の命運を託していた。 Dr.レミントン ダイス帝国軍の研究者の一人。キャリコの製造者。サングラスをかけた小太りな男。「結婚(パパパパーン)」や「素晴らしい(パンパカパーン)」など、独特な言葉遣いが特徴。背中に背負った機械からアーム等の様々な機械を出せる。キャリコの性能向上のため、彼女が欲しがるものを何でも与えた。その結果のみを求めるのは科学者故の性かもしれないが、キャリコに対する溺愛ぶりは相当なもの。 ボルバーとは同期であり、共にATLAS計画に参加した。ATLASが人工衛星ではなく衛星兵器であることを知りながら計画に加担したが、それをロスドンに撃つこと自体は快く思っていなかった。ATLASの完成後は軍とは完全に手を切った。 「RdB」において再びルガーらに接触され、その後用済みとばかりに殺されそうになるが、キャリコにより救われる。その後、ロスドン上空でATLASからの砲撃の盾となり、キャリコへの想いを打ち明けながら飛行船もろとも爆死した。
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RdBの裏で暗躍する軍隊。ATLASに対する妨害電波を発する車を探すため、RdB出場車を狙っている。
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