医学・心理学
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医学・心理学でのホーリズムの例を挙げるとゴールドシュタインの脳病理学、V・ヴァイツゼッカーの医学的人間学、ベルリン学派のゲシュタルト心理学などは、それぞれ強弱の相違はあるもののホーリズム的な視点を含んだ理論体系である。 中国語の「整体」ということばは、日本語では総体、全体、全体論、ホーリズムなどと訳される。中国医学や中医学といった伝統医学では、整体(整体観、整体観念)は、人間の身体や健康・病気をホリスティックに捉える基本的な概念であるが、日本人による中国医学の研究書や日本で発展した漢方医学ではほとんど見られない表現である。また、手技などによる身体調整を指す日本語の整体とは全く意味が異なる。
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医学・心理学
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「医学・心理学に関する都市伝説」の記事における「医学・心理学」の解説
血液型性格分類 血液型性格分類の性格判断が行われているのは日本及び韓国・台湾だけで、それらも日本の影響という説が有力。これら諸国では各血液型の割合がバラついているのも原因である(特定血液型の割合が偏っている国や民族では、同時に特定の性格の人間が偏っていることになり、個人の性格分析として成り立たない)。 民族学的見地を絡め、血液型と性格の関係を医学的に検証しようという研究もあるが、完全に証明されるには至っていない。 メンソールタバコを吸うと勃起不全になる メンソールタバコを吸うと勃起不全になるとういもの。米国都市伝説の研究書『消えたヒッチハイカー』に黒人社会発の噂として収録されている。当時、黒人にメンソール煙草の愛用者が多かった為、広まったもの。 白人による黒人断種政策の一環だとする陰謀論として語られる場合もあり、日本では、同様に「米国が日本民族の弱体化を目的に仕掛けた」とされるが、メンソール煙草は世界各国(無論米国でも)で販売されている。 喫煙による害の一つとして勃起不全が上げられるが、メンソールに限らずどの煙草でも同じである。 ブルーベリーは目によい ブルーベリーに含まれるアントシアニンが目によい影響を与え視力回復に繋がるというもの。実際はそのような効果は実証されておらず真偽は不明である。 焦げと発癌性 動物性たんぱく質の焦げた部分には発癌性物質が含まれている為、食べすぎると癌になってしまう、というもの。魚類や肉類の加熱によってアミノ酸から生ずる発癌性物質としてヘテロサイクリックアミンが同定されているほか、炭水化物を含む食品を高温加熱することで生じるアクリルアミドに関しても発癌性が指摘されているが、いずれもヒトに対する摂取量との相関性については未詳であり、極めて多量に摂取しないかぎりただちに健康被害につながるものではないとされている。 ただし、動物実験の結果などから発癌性への懸念がぬぐえるものではないともされており、摂取量を減らすことが望ましいとされる。 黄色い救急車 頭のおかしい人の所には黄色い救急車が来て病院に連れて行かれる、というもの。また連行時は職員2人が両脇から抱えることとされる。職員をさして“自分はおかしくない。おかしいのはこいつらだ”と言い張るため患者と職員とを区別するため患者を真ん中にするとされる。詳細は「黄色い救急車」を参照 白髪は抜くと増える 白髪の主な原因として、加齢や遺伝、病気、栄養不足、ストレスなどにより毛髪に色素を供給するメラノサイトの働きが弱くなるためと考えられており、抜くことで増えるとする医学的な根拠はない。むしろ、「抜くから増える」のではなく抜きたくなるほどに白髪が増え始め気になりだしたと考えるのが妥当である。 ただし、毛髪を抜くこと自体は毛根や頭皮にダメージを与え悪影響を及ぼす可能性があることから、白髪が気になる場合ははさみでのカットや染髪することが推奨される。 骨折した箇所が治癒した場合、骨は以前より強くなる 骨折した部位が、治る過程で一時的に太くなることがあるため、これが誤認された模様。実際には、リモデリング(人体の自然な再構成)により、以前と同様の太さに戻る。 炭酸飲料を飲むと骨が溶ける 炭酸飲料は飲むと骨を溶かすため、特にスポーツ選手には良くないというもの。コーラに関して言われることが多い。その根拠として炭酸の酸性があげられるが、直接に長時間浸されるわけではないのでその影響はほとんどなく、そもそも、体内にはより強い酸である胃酸が存在する。 実際に考えられる骨への影響としては、炭酸飲料に含まれる糖類やリン酸によるカルシウムの吸収の阻害であるが、いずれも他の食品にも含まれるものであり、炭酸飲料に限った話ではない。 一方、天然炭酸水が多く湧出するヨーロッパでは、血行の促進や乳酸の排出、整腸作用などの効能が知られており、スポーツ団体でも公式飲料水に指定するなど積極的に活用されている。「炭酸飲料」、「炭酸水」、および「清涼飲料水」も参照
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