主砲、その他備砲、雷装
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「ブルザ級駆逐艦」の記事における「主砲、その他備砲、雷装」の解説
本艦の主砲はフランスの兵器メーカーのシュナイダー社が作成したM1924 13cm(40口径)速射砲である。この砲は毎分5〜6発を発射でき、重量32〜34.85kgの砲弾を仰角35度で最大射程は18,700 mまで届かせることができ、射程10,000mから80mmの装甲を貫通する能力を持っていた。 これは装甲をもたないドイツの駆逐艦や舷側装甲を持たない防護巡洋艦、更には軽巡洋艦エムデンの50mm装甲でさえも破れる能力を持っていた。これを単装砲架で前甲板に2基、後甲板に2基配置した。 その他は、対空火力としてヴィッカーズ40mmポンポン砲を単装砲架で2基ずつ搭載した。就役後の1935年にフランスのオチキス社のオチキス 13.2mm(76口径)機関銃を連装砲架で2基追加した。他に対艦攻撃用に水雷兵装として55cm3連装魚雷発射管を2基装備した。
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主砲、その他備砲、雷装
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「イドラ級駆逐艦」の記事における「主砲、その他備砲、雷装」の解説
主砲はアンサルド社の「1926年型 12cm(50口径)速射砲」を採用した。その性能は重量23.15kgの砲弾を仰角45度で22,000mまで届かせられるこの砲を単装砲架で4基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角45度・俯角10度で旋回角度は左右150度の旋回角度を持っていたが実際は上部構造物により射界の制限を受けた。砲の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は人力を必要とした。発射速度は毎分6~7発である。 他に近接火器として「ヴィッカース・テルニ 4cm(39口径)ポンポン砲」を採用している。これを単装砲架で3基搭載した。他に主砲では手に負えない相手への対抗として53.3cm魚雷発射管を三連装で2基ずつ装備した。 1942年に本級は12cm速射砲1基と53.3cm三連装魚雷発射管1基を撤去し、替りに「7.6cm(40口径)高角砲」1基と「エリコン 2cm(76口径)機銃」を単装で2丁を追加装備した。
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主砲、その他備砲、雷装
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「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦」の記事における「主砲、その他備砲、雷装」の解説
本級の主砲には新設計の「SK C/25 1925年型 15cm(60口径)速射砲」を採用した。性能的には重量45.5kgの砲弾を、仰角40度で初速960m/秒で撃ち出し最大射程25,700mまで届かせる長射程を持っていた。この新型砲を、従来の小型巡洋艦では単装砲架が主体で、装甲巡洋艦の時代でさえ連装砲塔であったが、本級はドイツ巡洋艦では採用していなかった三連装砲塔に収めた。砲身を載せた砲架は3門それぞれが別個に上下できる独立砲架で、砲身の俯仰能力は仰角40度・俯角10度で旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物で射界に制限を受けた。主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分6~8発である。 他に対空兵装として前級に引き続き「Flak L/45 1906年型 8.8cm(45口径)高角砲」を採用していた。元は対水雷艇用の速射砲を高角砲に改造した代物で、その性能は9kgの砲弾を仰角43度で14,100mまで、最大仰角70度で最大射高9,150mまで到達させた。砲架の旋回と俯仰は電動と人力で行われ、砲架は360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物で射界に制限を受けた。俯仰は仰角70度・俯角10度であった。これを丸い防盾の付いた単装砲架で竣工時は2基を搭載したが、後に4基に増加した。後の近代化改装において新型の「SK C/32 1932年型 8.8cm(76口径)高角砲」を採用した。その性能は9kgの砲弾を仰角45度で17,200mまで、最大仰角80度で最大射高12,400mまで到達させた。砲架の旋回と俯仰は電動と人力で行われ、俯仰は仰角80度・俯角10度で360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物で射界に制限を受けた。発射速度は毎分15~20発だった。これを連装砲架で2番煙突後方に片舷1基ずつの並列配置で計2基装備した。 他に主砲を持ってしても相手にならない戦艦と戦うときの備えとして水雷兵装を50cm魚雷を三連装魚雷発射管に収めて、片舷2基ずつの並列配置で計4基を配置した。後に53.3cmに大型化された。
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主砲、その他備砲、雷装
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「デ・ロイテル級巡洋艦 (2代)」の記事における「主砲、その他備砲、雷装」の解説
本級の主砲には新設計の「ボフォース 15cm(53口径)自動砲」を採用した。性能的には重量45.8kgの砲弾を、仰角45度で初速900m/秒で撃ち出し最大射程25,969mまで、最大仰角70度で最大射撃高15,250mまで届かせる長射程を持っていた。この新型砲を、新設計の連装砲塔で4基を搭載した。旋回角度は左右150度で主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分15発である。 他に対空兵装としてボフォース社の新製品である「ボフォース 1951年型 5.7cm(60口径)機関砲」を採用していた。重量2.6kgの砲弾を仰角45度で初速900m/秒で撃ち出し最大射程13,000mまで、最大仰角90度で最大射撃高5,500mまで届かせる長射程を持っていた。この新型砲を、新設計の連装砲塔で4基を搭載した。旋回角度は左右360度であったが実際は上部構造物により射界を制限を受けた。主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分120発である。機関砲の補助としてボフォース4cm(56口径)機関砲を単装砲架で8基を搭載した。他に対艦攻撃用に53.3cm魚雷発射管を三連装で片舷1基ずつ計2基を装備した。
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主砲、その他備砲、雷装
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「ライプツィヒ級軽巡洋艦」の記事における「主砲、その他備砲、雷装」の解説
本級の主砲には、前級に引き続き「SK C/25 1925年型 15cm(60口径)速射砲」が採用された。この砲は、重量45.5kgの砲弾を仰角40度で初速960m/秒で撃ち出し、最大で25,700mまで届かせる性能を持っていた。この新型砲は、三連装砲塔に収められた。砲は3門それぞれが別個に上下できる独立砲架を備え、砲身の俯仰能力は仰角40度・俯角10度で旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物が仰角時に干渉したため、上方射界に制限を受けた。主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分6~8発であった。 また対空兵装として、「ライプツィヒ」は前級に引き続き「Flak L/45 1906年型 8.8cm(45口径)高角砲」を採用していた。元は対水雷艇用の速射砲を高角砲に改造した物で、その性能は9kgの砲弾を仰角43度で14,100mまで、最大仰角70度で最大射高9,150mまで到達させた。砲架の旋回と俯仰は電動と人力で行われ、砲架は360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物で射界に制限を受けた。俯仰は仰角70度・俯角10度であった。これを丸い防盾の付いた単装砲架で竣工時は2基を搭載したが、後に4基に増加した。 なお、「ニュルンベルク」と近代化改装後の「ライプツィヒ」において新型の「SK C/31 1932年型 8.8cm(76口径)高角砲」を採用した。その性能は9kgの砲弾を仰角45度で17,200mまで、最大仰角80度で最大射高12,400mまで到達させた。砲架の旋回と俯仰は電動と人力で行われ、俯仰は仰角80度・俯角10度で360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物で射界に制限を受けた。発射速度は毎分15~20発だった。これを連装砲架で4基装備した。 他に主砲を持ってしても相手にならない戦艦と戦うときの備えとして水雷兵装を50cm魚雷を三連装魚雷発射管に収めて、片舷2基ずつの並列配置で計4基を配置した。竣工時の「ニュルンベルク」と改装後の「ライプツィヒ」は53.3cm三連装魚雷発射管4基を装備した。
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主砲、その他備砲、雷装
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「デ・ロイテル (軽巡洋艦・初代)」の記事における「主砲、その他備砲、雷装」の解説
デ・ロイテルの主砲には、スウェーデンのボフォース社の新設計の1938年型 15cm(50口径)速射砲を採用した。主砲は本来は連装砲塔3基の予定であったが、日本海軍の強力な火力を持つ最上型二等巡洋艦に対抗するために砲架を装甲板でカバーで覆う15cm単装砲(砲塔形式でなく、旋回も装填も人力)を追加して連装砲3基+単装砲1基の計7門装備とした。形式番号は砲架の形状により異なり、連装砲はMark9で3基が搭載、単装砲形式はMark10で1基を搭載した。後にデ・ロイテルの後継艦であるトロンプ級軽巡洋艦には、改良型のMark11が搭載された。 その性能は、重量46.7kgの徹甲弾を仰角45度で最大射程27,400mまで届かせられた。砲塔・単装砲架ともに旋回角度は艦首尾方向を0度として左右共に150度まで旋回でき、動力は電動、非常用に人力が選択出来た。バーベット内の揚弾薬機は電動式である。砲身の上下は対空戦闘を考慮され最大60度から俯角10度までで、単装砲架が照明弾打ち上げに適していた。装填形式はどの角度からでも装填が出来る自由角度装填方式で発射間隔は毎分5~6発であった。 デ・ロイテルの対空火器として、ボフォース社製1936年型 40mm(56口径)機関砲を連装砲架で五基を五角形に集中配置していた。その性能は重量0.93kgの機関砲弾を仰角45度で射程9,600mまで、最大仰角90度で高度10,180mまで飛ばす事が出来た。砲架の俯仰は仰角90度・俯角15度で360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物により射界を制限された。これを連装砲架で5基を搭載。他に近接火器としてブローニング12.7mm(50口径)機銃を連装砲架で4基装備した。なお、オランダ巡洋艦の多くで装備していた魚雷発射管をデ・ロイテルは装備していなかった。
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