主砲、その他備砲について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:05 UTC 版)
「アドヴェンチャー (敷設巡洋艦)」の記事における「主砲、その他備砲について」の解説
本級は「Mark III 1887年型 12cm(40口径)速射砲」を採用している。20.4kgの砲弾を仰角20度で9,050mまで到達させることができた。単装砲架の俯仰は仰角20度・俯角3度では左右方向に360度旋回できたが実際は上部構造物により射界に制限があった。発射速度は毎分5~6発だった。これを単装砲架で4基8門を搭載した。 他に近接火器として「ヴィッカーズ Mk VIII 4 cm(39口径)ポムポム砲(pom-pom gun)」を採用した。その性能は0.37kgの砲弾を仰角45度で4,570m、最大仰角で730mまで届かせる能力があった。これを四連装砲架で1基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角80度・俯角10度である。旋回角度は360度の旋回角度を持つが実際は上部構造物により射界を制限された。発射速度はカタログデーターは毎分450発である。
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