主砲、その他備砲、雷装等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:12 UTC 版)
「B65型超甲型巡洋艦」の記事における「主砲、その他備砲、雷装等」の解説
本型の最大の特徴は、アメリカ海軍のアラスカ級大型巡洋艦に搭載されたMark 8 12インチ50口径砲に対抗し、弩級戦艦並みの口径である31cm50口径砲を新規に開発し、これを採用予定であったことである。 本型の主砲は、31cm (310mm) 50口径砲を新規に開発し、これを搭載するものとされていた。ただし、本砲は、「試製乙砲」として試作が計画されていたが、実際には製造されず、また、制式化されなかったため、詳細な要目は不明である。超甲巡はアラスカ型に対抗するため36㎝連装砲を搭載することを検討していたが、新型31㎝砲の性能は射程距離以外で36㎝砲の性能を凌駕しており、見送られたという。 主砲以外の砲は、水上砲戦用の副砲は搭載せず、高角砲として新型の九八式10cm高角砲を採用予定であった。 近接対空火力は、九六年式25mm機銃を三連装砲架で4基、九三式13mm機銃を四連装砲架で2基を搭載予定であった。 魚雷の搭載は見送られた。
※この「主砲、その他備砲、雷装等」の解説は、「B65型超甲型巡洋艦」の解説の一部です。
「主砲、その他備砲、雷装等」を含む「B65型超甲型巡洋艦」の記事については、「B65型超甲型巡洋艦」の概要を参照ください。
- 主砲、その他備砲、雷装等のページへのリンク