プリキュアの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 13:59 UTC 版)
「ハピネスチャージプリキュア!」の記事における「プリキュアの関係者」の解説
いずれもプリキュアの正体を知り、協力している人々。 ブルー 声 - 山本匠馬 地球の精霊。外見は20歳くらいの華奢な美青年で、水色の髪が特徴。白色のシャツを着ている。身長180cm。 一人称は「ボク」で、二人称は「キミ」であり(「あなた」と呼ぶ人もいる)、プリキュアと妖精には呼び捨てで呼び、誠司のみ「誠司くん」と呼ぶ。 鏡を通して日本の大使館に出向いているほか、世界各地で「愛の結晶」を振りまき、プリキュアになる資質のある者を探している。 穏やかな性格であり「神さま」とも呼ばれている立場だが、他人にも気さくに接している。普段は笑顔を絶やさないが、悲しそうな表情をすることもある。 掟に厳しい一面もあり家族にプリキュアの正体をあかすことはもちろん、プリキュアに対して当初は恋愛を禁止したり、めぐみの成績不振に驚きプリキュアの活動を禁じるといった禁止事項を定めているが、掟を破っても咎めるようなことはしない。 ひめとリボンの仲を誰よりも承知しており、二人がケンカしたときもリボンの胸中を察して仲直りするよう促している。 戦闘能力はほとんどないが、変身アイテムを生みだしてプリキュアたちのパワーアップを助けたり、強力なバリアを張って敵の攻撃を防ぐなど、防御面でサポートしている。 かつてミラージュとは恋仲であったが破局し傷ついた彼女が悪に染まったのは自分自身と責めて悲しみに耽っていたが、第43話で浄化された彼女に改めて想いを伝え復縁を果たす。だが同時に目の前にいためぐみを失恋させ、続く第44話でめぐみがレッドに狙われる原因も作った。ちなみに、この復縁についてめぐみたちから「わたしたちは禁止って言っておきながら自分は恋愛して…、デリカシーないし矛盾してる!」と愚痴られている。 いおながフォーチュンに変身した経緯については彼女本人から聞かされるまで知らなかったが、その際に彼女の姉・まりあ(テンダー)がファントムに倒されたことを知って動揺し彼女たちが不幸になったのも自分のせいだと落ちこむが、めぐみの慰めの言葉により立ち直る。 最終話でレッドの弟と明かし、そして兄やミラージュとともに「惑星レッド」を復興させることを決め、めぐみたちに愛の結晶を贈り地球を去った。 相楽 誠司(さがら せいじ) 声 - 金本涼輔、菅谷弥生(少年期) めぐみとゆうこの幼なじみ。14歳 の正義感が強い茶髪の少年。身長160cm。 一人称は「オレ」。めぐみとひめを呼び捨て、ゆうこといおなを「大森」「氷川」と、ブルーを「神さま」と呼んでいる。 勉強は学年2位になるほどの文武両道であり、そのため女子からも人気はあるが今は空手が楽しいため恋愛には興味がない様子。また、料理も得意。 戦闘能力はチョイアークに善戦できる実力をもつが、サイアークに対する耐性は持たない。 氷川流空手道場に通っており、いおなと同じ黒帯を締めている。 めぐみとは幼いころからの付き合いであり、長所も短所も理解している関係であるが本心では想いを寄せている。そのため、めぐみがブルーに惹かれていることを知った際には複雑な表情を浮かべている。 第3話で町を荒らしているチョイアークに戦いを挑んで返り討ちに遭うが、めぐみがラブリーに変身する姿を目にして正体を知る。これを機にめぐみたちに協力することになり、ブルーから仲間の証としてキュアラインを託される。 第27話で先述のブルーとめぐみの関係から恋の悩みができ彼と話し合うが、その悩みをナマケルダに悪用されてサイアークにされてしまう。その後ラブリーたちに助けられたあと改めてブルーと話し恋の悩みは無事に解決する。 第45話でレッドからの洗脳により幻影帝国の新しい刺客「ダーク誠司」としてラブリーたちと敵対することになる。詳細はダーク誠司を参照。 第47話で洗脳から解放された後はめぐみたちの戦いを見守っていた。 氷川 まりあ(ひかわ まりあ) / キュアテンダー 声 - 小林沙苗 いおなの姉。黒色のロングヘアが特徴で、薄い紫色の服を着ている。一人称は「わたし」。 優しい性格であり、交友関係も広く友人も多い。また、自分が決めたことについては曲げない意志の強さをもつ。 いおなへの愛情は強いが、いおなに対して無理難題をつきつける一面もあり、お茶目な素顔を見せることもある。 妹と同様に氷川空手道場で修練を積んだ武闘家であり足捌きと手捌きを駆使し、その腕前はいおなが全く敵わないほど。 いおなからは「お姉ちゃん」と慕われており、「オシャレかつ勤勉家で友達も多い」「ひとりの女性としてすばらしい」と評されている。 ファントムからは「最強のプリキュア」と評されているが、同時にお人好しな一面を「愚か」と貶されている。また、クイーンミラージュもその実力は認めている。 プリキュアとして幻影帝国と戦っていたが、ファントムとの戦闘の際にいおなを庇ったことで敗北し変身前の姿で「プリキュア墓場」に封印される。この際、何らかの経緯でいおながプリチェンミラーを譲り受けている。 前述のことを表向きには「海外留学中に行方不明」とされており、真実を知るのはごく一部の人物にかぎられている。 第37話でクイーンミラージュに洗脳されたことで幻影帝国の刺客として「幻影帝国の奥の手・キュアテンダー」としてラブリーたちと対峙する。詳細はキュアテンダー(悪)を参照。 第38話でラブリーたちと対決しずば抜けた戦闘力で圧倒するが、フォーチュンを見て過去の記憶が断片的に思い出し躊躇う。そして4人の合体必殺技を浴びて洗脳が解かれ、いおなと本当の再会を果たし涙を流しあった。 第39話で「自分がいなくても十分」という理由でめぐみたちの仲間にはならず、両親のいるアメリカを拠点に世界中のプリキュアを助っ人する決意を決める。しかし、いおなに止められたため空手の勝負を挑むことにしたが圧勝する。めぐみたちを見届けたあとアメリカへと向かった。 第43話でアメリカでクイーンミラージュが召喚したサイアークと戦い、第46話でダーク誠司に敗れためぐみたちの元へ駆けつけ戦意喪失した彼女たちを叱咤激励し「本当に大切な人を守る」ことの大切さと戦意を取り戻させた。また第47話以降は惑星レッドへ向かった4人の代わりにアロ~ハプリキュア、キュアミラージュと共にぴかりが丘の防衛も担当している。 キャラクターデザインの佐藤雅将は「まりあは『ハートキャッチ』の月影ゆり / キュアムーンライトをやさしくしたイメージでデザインしました」と語っている。 増子 美代(ますこ みよ) 声 - 小島幸子 第8話から登場。プリキュア情報番組「プリキュアウィークリー」の看板キャスター。登場時の口上は、「みんなに伝えたい! 私が伝えたい!」「続けて読めば、マスコミよ!」。 世界中のプリキュアの情報を自ら取材し情報発信している。しかし、自身が取材をされるのは苦手。 その一方で海外のプリキュアがファントムの餌食にされる様子を嬉々として公開したり、マダムモメールによってもたらされたハワイの危機にはノータッチという杜撰さが目立つ。 その昔、サイアークに襲われているところをテンダーに助けられており、それが影響して「かつてはプリキュアになりたかった」と述べている。 第16話でハピネスチャージプリキュアの正体を探ろうと行動し、学校や家などめぐみのいるところへ押し寄せるというプライバシーたるものがない様を見せる。その後前述した自身の話を聞いためぐみが感動して正体を明かしたのを見てときめく。そしてブルーから愛の結晶をうけ取るがプリキュアにはなれなかった。それにより落ち込んでいた隙にナマケルダによってサイアークにされるがハニーの活躍で助けられた。 めぐみたちがプリキュアであることを秘密にしており、世界の子供の声援がプリキュアたちの力になることをテレビで伝え「これからもプリキュアの情報を伝えます」と誓う。 本作品のシリーズディレクターである長峯達也によれば、戦場カメラマンのような役割を担っており、自ら撮影・取材を行っているという。キャラクターとしては『Yes!プリキュア5』シリーズに登場した「増子美香」のオマージュであり、シリーズ構成の成田良美がアイデアを出し、美香のデザインを元にキャラクターデザインの佐藤雅将が新たに描きおこしている。
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