ディスクアニマル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 22:00 UTC 版)
「仮面ライダー響鬼の登場仮面ライダー」の記事における「ディスクアニマル」の解説
直径:125㎜(ディスク時・共通) 動物の魂を用いた式神の一種であるサポートモンスターで、別名「音式神(おんしきがみ)」。猛士本部の吉野で開発されており、古来では折り紙状に変形する紙や木製の音式神だったが、現代ではそれを元にしてみどりの手によって最新テクノロジーを融合して開発したCDのようなディスク形状となっている。いずれも犬猫程度の知性を持ち、ディスクアニマル同士の簡易的な意思伝達が可能で、忠誠をそれぞれの主人に尽くす。通常のサイズのほか、「戦闘型」と呼ばれる別タイプも存在する。姿を透明にすることもでき、情報収集や攻撃補助に活躍する。魔化魍や童子・姫、クヅツに捕まり破壊される場面も何度かあった。 同型の物が多数存在しており、ファイルケースや専用ケースに詰められたり変身前後の鬼や弟子の左腰に3枚程度吊るされて携帯される。変身道具の特殊音波を使って命令を入力し、発する特殊音波に共鳴することによって動物形態に変形・起動(銀色から赤や青などの固有の色に変色)する。ケースに収められている物は一枚に命令を与えると戻した時に同じケースに入っている全てのディスクに伝わり、戻ってくる時は鬼が使っている変身道具が振動して報せる。また、変身道具を介することで収集した情報を再生する。それぞれの鬼は交換パーツを携行している模様で、ディスクが破壊されても、程度によってはパーツ交換でまた元のように使えるようになる。 シュキは花びらを炎に変化させる式神を使用していた。 茜鷹(アカネタカ) 別名「音式神 鷹型」。タカの魂が用いられており、空中からの偵察任務を主として行うなど汎用性が高い。 翼が鋭いカッターになっており、ディスク状態でも投擲することで円盤型手裏剣としても機能する。 ただし、ボディの軽量化からエネルギー蓄積容量が抑えられ、飛行時はエネルギー消費が激しいことから、録音時間と使用稼働時間が短い。 瑠璃狼(ルリオオカミ) 別名「音式神 狼型」。オオカミの魂が用いられた陸上では最も有効に使用可能な機種。あらゆる地形を難なく走破して敵の探索を行う。 録音時間と稼働時間が長いことから、耐久性に優れ、敵に口の鋭い牙で噛み付く。 緑大猿(リョクオオザル) 別名「音式神 大猿型」。サルの魂が用いられている。画像の録画機能を持つ。 ディスクアニマルの中ではやや高い知能を有し、力も強いことから被害者の護衛や保護を行う。必殺技は強力なパンチ。 黄蘗蟹(キハダガニ) 別名「音式神 蟹型」。カニの魂が用いられているヒビキの専用機種で、水中での行動や録音が可能なため、水に潜む魔化魍の捜索に用いられる。 右腕の大きなハサミはマニピュレーターやドリルにもなり、攻撃に使用できる。急流に飲まれて川石にぶつかったり、突然の落石にも大丈夫なように、非常に頑丈な設計構造のボディとなっている。その反面、半面歩行速度が遅いことから、ベースキャンプからではなく直接川や沼に放たれることが多い。 旧式から最新型にモデルチェンジしたばかりである。 鈍色蛇(ニビイロヘビ) 別名「音式神 蛇型」。ヘビの魂が用いられており、水陸両用のため水中での行動や録音も可能。キハダガニ同様、スピードに優れる。 敵に長い身体を巻き付け、締め上げる攻撃を得意とし、鞭や手錠のように道具としても使用可能。しなやかなボディのため、柔軟性に優れるが、特殊な形状のボディであることから他のディスクアニマルに較べて音を記録する容量がやや劣っている。長い身体を活かして鍾乳洞の岩の隙間のようなところへも入り、敵の探索を行うことも可能。 イブキとあきらが好んで使用する。 浅葱鷲(アサギワシ) 別名「音式神 鷲型」。ワシの魂が用いられた茜鷹の後継機として開発された新型。茜鷹に較べて重量は増えているものの、連続稼働時間や飛行速度などが強化され、録音機能のほかに録画機能が付加されている。 茜鷹同様、翼が鋭いカッターになっており、ディスク状態でも投擲することで円盤型手裏剣としても機能する。茜鷹よりも高い知能を有し、集団でフォーメーションを組んで行動することも可能。 前述の経緯から茜鷹との機種交換が順次行われている最中だが、鬼によっては併用する者もいる。 黄赤獅子(キアカシシ) 別名「音式神 獅子型」。ライオンの魂が用いられた瑠璃狼の後継機。稼働時間や速度などが強化され、録画機能が付加されている。 浅い川にもぐったり、木の上に上ることが可能など行動範囲の多様性が特徴。増幅機が鬣部分に付いたことから、噛み付く力が瑠璃狼を凌ぐ。 前述の経緯から瑠璃狼との機種交換が順次行われている最中だが、鬼によっては併用する者もいる。 青磁蛙(セイジガエル) 別名「音式神 蛙型」。カエルの魂が用いられており、陸上のみならず水中での行動や録音も可能で、ジャンプ力に優れる。 ザンキ・トドロキの物と、サバキの物が確認されている。 黄金狼(コガネオオカミ) 別名「音式神 狼型」。オオカミの魂が用いられた瑠璃狼の後継機。復帰し、トドロキのサポーターになったザンキ用にみどりが改良した新型。40gに軽量化されたほか、連続稼働時間、最大走行速度、最大録音可能容量が上がっている。また斬鬼変身時には彼の負傷している右膝を保護する強化外骨格となる役目も果たす。
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