タイガーマスクと戦ったレスラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 01:01 UTC 版)
「タイガーマスクW」の記事における「タイガーマスクと戦ったレスラー」の解説
オーディン ( Odin ) 声 - 竹本英史 GWMパシフィックチャンピオンのレスラーであり、ナオトがタイガーマスクとして初めて戦った相手。粗暴な性格で、ミスXも彼の態度には良い感情を持っていない。 ミスXの「タイガーマスクを名乗る者は虎の穴にとって敵(であり倒さねばならない)」との命令に従い相対するが、肩を脱臼させられKOされる(ただし、試合終了を待たずにタイガーがその場を立ち去ったため、形の上ではリングアウト勝ち)。無様な醜態を晒した懲罰として、「虎の穴」本部に強制送還、「虎の処刑」を受ける身と成り果てる。 後にタクマやケビンが自分と同じ境遇に落ちても躊躇いもせずヘル・イン・ザ・ホール(ザ・ホール)へのエントリーを決意したのを見て、「ヤツらの好きにはさせん」と勢いで出場を決意。かつてタッグパートナーだったこともあるビリーと組んで表舞台への復活を目指す。その戦いで複数の凶器を手に姿を見せたレッドデスマスクの誘いに乗ったふりをするものの、その直後にレッドデスマスクに叩きのめされてしまい、気絶するがすぐに回復し、ロボット兵器に殺されかけたタクマたちを助ける形で最終戦に乱入。凶器の小型火炎放射器でロボット兵の行動を妨害するなど決定的な役割を果たす。 タクマたちと共にヘル・イン・ザ・ホールからの脱出に成功するが、ロボット兵の攻撃で片足を負傷し、療養のため生まれ故郷に帰郷した模様(#キャスリンも参照)。 故郷での穏やかな日々で心を癒した後に、陽気で気さくな性格となり、虎の穴壊滅後にプロレス界へ復帰後はタクマの相棒となってなる。タクマに恋人ができたことをニヤケ顔で冷やかすなど良好な関係を築いていた。 ガームーの旗揚げ戦はインターネット生配信で見て様々な表情を見せつつ、最後は「前途多難だな」と呟いている。 彼の本名は「ヘンリー」で、ハイスクールのレスリング選手からプロレスラーとしてGWMに入り、スター選手になったという。 ブラック・パイソン ( Black Python ) 声 - 高塚正也 アニメ第1作目に登場したブラック・パイソンとは別人のGWMイギリスチャンピオン。関節技の戦いを得意とする。「虎の穴」がタイガーとの一騎討ちをさせるため緊急来日させたが、腕慣らしのつもりの前哨戦でダークとタッグを組み若松&タイガー組と戦った際にKOされてしまった。 のちにザ・ホールに出場するが、ケビンとタクマの合体技に一人では分が悪く負けた。 レッドデスマスク ( Red Death Mask ) 声 - 三浦祥朗 「虎の穴」が明確にタイガーを潰すために戦わせた事実上の刺客第1号。アニメ第1作目に登場した「赤き死の仮面」のリメイクレスラー。初代のような反則魔ではないが、大人の頭蓋を掴み潰しかねない握力と、そのままその体を片手で軽々と持ち上げるほどのパワーを活かしたクロー技で、相手を血に染める残忍な戦いを得意とする。 タイガーに負けた後、「ザ・ホール」にエントリー、一人で頂点を目指すもののその冷笑的かつ残酷な言動でタクマやビリーの怒りを買ってしまい、3人を同時に相手にする羽目となって叩き潰されてしまう。 ビリーザキッドマン ( Billy The Kidman ) 声 - 安元洋貴 「イエローデビル」の節に記載していたとおり、覆面ワールドトーナメントでイエローデビルとして戦っていたレスラー。劇中では過去ミスターXにマスクを与えられた場面が彼の回想として描かれており、その時より彼がイエローデビルという扱いになっていた模様。ジパングプロレスとGWMの対抗戦興行では(当時の)イエローデビルと共に素顔で出場していた。 覆面ワールドトーナメントではドラゴンヤング(若松龍)を赤子の手をひねるように苦も無く倒し、イッツザエース(棚橋弘至)にも、彼が負傷していたということを差し引いても易々と勝利、その実力を衆目に見せつける。本家イエローデビルの得意技であるデビルトルネードやアルゼンチンバックブリーカーを使いこなす他、オリジナル技の「ハングマンクラッシュ」を持つ。 ファイナルマッチでは当初タイガーを圧倒するも、起死回生の「名無しの必殺技」を見舞われ敗北。興奮状態にあったタイガーがマスクを剥いで観客たちの面前で素顔を暴かれる(この際、観戦していた大助が自分を倒したイエローデビルではないことを確認している)。激昂するタイガーにミスXは「マスクマンの中身が変わることはよくあること」と(後に真実を語っていたことが分かるが)、なあなあで済ませた。 その後、「ザ・ホール」にビリーとして素顔で参戦、オーディンと組み再び復活を目指すが、レッドデスマスクを倒すと同時に襲い掛かったタクマとケビンに倒されてしまう。 ビッグフット ( Bigfoot ) 声 - 福原耕平 覆面トーナメント終了後、虎の穴がタイガーへの刺客として久々に用意した「超大型」マスクマンレスラー。身長2m20cm体重240kgという常識はずれの圧倒的な体躯とスタミナを誇り、これまで何人ものレスラーを試合開始から5分以内に得意技のベアハッグでKO決着、病院送りにしてきた。拳太郎はかつて初代タイガーが戦った巨漢レスラー・ゴリラマンと同じようなパワー一辺倒のタイプと見定め、ナオトにスピードとテクニックを重視した対策を指示したが、意外にグラウンドテクニックも優れており苦戦する。だが、とっさにタイガーが繰り出したバックドロップにより自重の衝撃をモロに喰らって負けた。 その後、本国でザ・サードと試合をするが、いとも簡単にあしらわれて負ける。 エル・カラカス 声 - 蟹江俊介 メキシコプロレス界出身のマスクマン。タイガーと試合をするが敗北(特に刺客の命を与えられた訳ではなく、普通の試合)。GWMには引き抜かれる形で入っており、この情報を聞いたタイガーは試合後に「地元に帰ってやれ」と(ナオト的には好意で)進言するが偶然やり取りを聞いたダークには勝者の驕りにしか聴こえず、ついタイガーに口を挟んで手も出して小競り合いに発展。タイガーとの間に明確な確執が生まれるきっかけとなった。 ユニバーサルマスク ( Universal Mask ) 声 - 高塚正也 アニメ第1作目に登場した同名マスクマンのリメイクレスラー。体操的な体技を使い、彼の周囲にだけ重力が存在しないかのように飛び舞うファイトスタイルから、「宇宙仮面」の異名を持つ。当初は後述する「ミラクルズ」の一員「ミラクル4」として新日のマットで戦っていたが、MAXドームで組まれたタイガー戦において真の姿を現す。 この戦いでは、タイガーがザ・サードに対し暴力行為を行ったことへの制裁的要素が付加されていたため、あからさまに彼に有利なギミック が施されたスペシャルリング「スノードームスタジアム」が組まれた。当初はこれを使いタイガーを一方的に叩きのめしていたが、試合の解説役だったふくわらマスクがタイガーに助言を与え攻略のヒントを得たことにより、ギミックを逆に利用されてしまう。最後は超高々度エルボードロップを見舞われ、敗れ去った。
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