ウミグモ類
ウミグモ綱
ウミグモ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:11 UTC 版)
パレオイソプスの復元図 フラジェロパントプスの化石解釈図 ウミグモ類の場合、現生の分類群(皆脚目)は退化的な腹部に尾節は見当たらない。しかし比較的に発達した腹部をもつ化石ウミグモ類パレオイソプス(Palaeoisopus)とフラジェロパントプス(Flagellopantopus)は、それぞれ長い棘状と鞭状の尾節をもっていた。パレオイソプスの尾節は他の鋏角類と異なり、腹側の途中に肛門を備えていた。そのため、これは単なる尾節ではなく、腹部の最終体節と尾節の癒合でできた部分とも考えられる。
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ウミグモ類:
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:29 UTC 版)
鋏角類の中でウミグモ類は真鋏角類より早期に分岐した説は形態学・分子系統学の両方に最も広く認められる。しかし、基盤的な鋏角類とされるハベリア類などとの系統関係(どっちの方が基盤的なのか)ははっきりしておらず、2000年代の分子系統解析ではウミグモ類はクモガタ類に含まれ、もしくは残り全ての現生節足動物より早期に分岐した群とされる。特に後者の場合、真鋏角類は大顎類と幹性類 Cormogonida をなし、鋏角類(鋏角亜門)は多系統群として解体され、代わりにウミグモ類と真鋏角類を亜門(ウミグモ亜門、真鋏角亜門)へと昇格させる見方もある。ウミグモ類自体の単系統性は確実であるが、その内部系統は分子系統解析によって再編成されつつある。詳細は「ウミグモ綱#系統関係」を参照
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