イピラダ星人・アクティベーター(真の宇宙人)・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/05 15:02 UTC 版)
「ネメシスコール」の記事における「イピラダ星人・アクティベーター(真の宇宙人)・その他」の解説
東堂 雷太と辻の先輩刑事。不審に思った美村さつきに接触するもエイリアンのウサギに路地裏で爆殺された。雷太の調査により辻と共に監視されていたことが判明し、これがネコを倒す遠因となった。 沢田健一 25歳。警部補。辻にエイリアンの死体の提供を要求するが失敗、最後はエスカに殺された。 捜査一課長 ニセ館川を自殺させたとして爆殺事件の捜査を打ち切り、辻を捜査から外して交通課に左遷しようとしていた。実はエスカとアクティベーターと繋がっていて八木沢高校の「あること」を世間に隠蔽しているが、ニセ館川を囮にした雷太の作戦で辻が仕掛けた盗聴器をエスカとアクティベーターに気づかれ、命乞いをするも失態を犯したとしてエスカに処刑されてしまう。 葉子 編集長カワムラの娘で病弱のため廃墟に作られた病室でさつきに看病されている。実はトナカイがカワムラから異変薬を奪うための人質にされていて、後にちとせを操りカワムラを射殺したアクティベーターにも始末されかけるが雷太によって救出される。 佐伯聖 雷太の友人。帝都大の教授。エイリアンの卵が人工物で、材質は未知の物だが卵型の電子レンジのような兵器だと断定する。後にトナカイの腕も調べ、動物型が改造人間である結論を出し、元人間でもあることも突き止める。 クリス 佐伯の助手。エイリアンと遭遇したときは逃げ出した。 小栗葵 雷太の妹。両親の死亡後「天使さま」を信奉する教団・天使さまの集いに入れ込み、事故死した両親を蘇らせようとした。現在は雷太と一緒に暮らし、家に引き籠り喋らなくなっていて筆談で会話する他、肉が食べられない。実は背中から羽が生えるなど人間ではないところがある。雷太から地球滅亡の話を聞き、久しぶりに部屋から出る。 小栗兄妹の両親 事故から雷太と葵を守り死亡するが、天使さまによって遺骨から肉体を再構成され蘇生する。雷太は両親に似た別の「何か」と正体を見破っている。以後、10年間も小栗兄妹の両親として過ごし、今も生きている。この「何か」は指紋が一致しない複製人間である。事故死した確かな記録やニュース、新聞記事、報道などもあったが蘇生後はそれらがすべて抹消、さらには小栗兄妹を一時引き取ったはずの親戚の記憶も消され改竄されていた。この事件以来、雷太は刑事でありながら警察の一部や上層部を警戒している。 エスカ アクティベーターの使者で顔の部分には幾多の目がありフードを被っている。その異形な外見から辻と雷太からはいくら丼のいくらちゃん(仮)、ちとせからはマスカットパフェ、動物型からは目玉野郎と呼ばれる。 子供ほどの身長で上半身だけなのか無数の吸盤がある伸縮自在の手を足代わりにして歩くがタカとウサギを圧倒するほど強い。この手に触れたものをドロドロに溶かすことができる。エイリアン事件の証拠隠滅を行い、場合によっては抹殺することもいとわない。頭部が動物型のエイリアンと違い、かなり異形で彼らと敵対している。トナカイが「隠蔽体質のあいつら」と複数形であることから他にも暗躍している者がいる模様。ちとせを気絶させたタカを殺すなど結果的に助けたこともある。目玉を殺さなければアクティベーターを捕まえられない模様。辻の情報漏洩により、雷太の監視カメラを砂嵐で妨害、耐火性の冷蔵庫に穴を開けネコの死体を回収してしまう。アクティベーターと共に様付けで呼ばれ失態を犯した警察関係者の抹殺も行う他、通信で彼の声を伝えるスピーカーとしての役割も務める。 天使さま 「天使さま」を信奉する教団・天使さまの集いの教祖で容姿は男とも女ともとれる美形。雷太にとってはすべての元凶であり「奇跡」の力で小栗兄妹の両親を遺骨から蘇生させるが、それを禍々しいと感じた雷太に壷で殴られて、鋭く先の尖った乱杭歯を持つ口が複数ある奇怪かつ醜悪な正体を晒す。このとき信者達は化け物と恐れて逃げてしまうが、なぜか葵は化け物ではなく天使さまと泣きながら雷太を止めようとした。エスカとは対照的に口が複数で、イピラダ星人とトナカイとはどのような関係なのか不明。作中で初めて登場した人間に擬態したエイリアンである。 アクティベーター 悠木ちとせを司令塔アバターとするイピラダ星人の上位個体。エスカを使者とし、様付けで呼ばれ日本政府と警察とも裏の繋がりを持つ。インプラントの動物型が起こした爆殺事件の他、世間からあることを隠蔽しておりそのためには手段を選ばない。さつきとウサギによれば八木沢高校の生徒になりすまして潜伏していたと思われていたが生徒の複製人間を操って襲撃してきたオオカミ達を返り討ちにした。 イピラダ星人 光学迷彩のACMと卵型殺人兵器のDEWを開発した真のエイリアンにして、アバターを兼ねた八木沢高校の生徒の複製人間を作り、動物型エイリアンのインプラント=元人間の彼らを肉体改造した張本人達でアクティベーターの正体。侵略目的はなく地球の資源を要求し、日本政府が差し出した八木沢高校を実験場にしている。アバターとして八木沢高校の生徒の複製人間を操る。宇宙移民船で移民権を持つ世界各国の政府達を乗せることを約束していたが、実は地球人との約束を守る義理など最初からなく、イピラダ星に到着した後、現地のロボットに始末するようにしていた。実はイピラダ星で起こっている原因不明の病を治すための植物を地球から採取するために訪れていたことが判明する。
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