その他、雑学など
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日本語の「飛行機」という名称の初出 日本語の「飛行機」という表現は、森鷗外が「小倉日記」1901年(明治34年)3月1日条に記したのが初出だとされる。
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その他、雑学など
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階段状になったものを棚と表現する事もある。大陸棚、棚田など。ただし、雛人形を飾る「雛壇」(これも階段状の棚板)は通俗的には棚と呼称されない。 和美術の分類で棚などに配置する事を目的として作られた作品を「棚物」という。例として、「盆栽棚」がある(盆栽の項に複数棚の画像が見られる)。 棚という語を用いた日本のことわざとして、「棚に上げる」、「棚から牡丹餅」などがある。 棚の用途は融通がきく場合も多い。たとえば、本棚は本来は本を置くためのものであるが、実際には趣味の品を観賞するために並べておくという利用法もある。食器棚は食器を置くのに加えて、主婦がへそくりを隠すために使っている場合もある。 よく用いられる家具であることから、へそくり(資金)を隠す場所に選ばれる面がある。類例として、落語の演目『水屋の富』において、当たった富くじの大金をどこに隠すかで、「戸棚や神棚に隠すべきか(泥棒の裏の裏をかいている内にコロコロ変わる)」と悩む語りがあり、近世頃から資金を隠す場所として諸々の棚がポピュラーであったことがわかる。 棚は建物の内外に設置されるものが身近であるが、近代以降の鉄道車両、バス、船舶、旅客機といった乗り物にも座席上部に手荷物用の棚が設置されている。鉄道車両の場合は、板で組まれた棚から、揺れても荷物が落下しない「網棚」に代わり、その後は不燃化の要求で金属製(ステンレス製のパイプや網)となり、さらに意匠性の高い棚板(アルミや強化ガラス製)も現れた。ロングシートと称される座席配置の車両では、車体側面に片持ち式で取り付けられ、スタンションポール(つかみ棒)を経て座席袖に繋がっているのがほとんどである。手摺りを兼ねた脚で支えられているとも言える。 航空機では、扉が無く寸法の小さなものをハットラック、蓋付きの大容量のものをオーバーヘッド・ビン(ズ)(Overhead bins)などと呼ぶこともある。 本棚など大きく重たい棚は、地震の際、人に倒れて凶器となる恐れがあり、地震が多い日本などの国では、地震対策として固定器具といった関連商品が推奨されている。例として、「転倒防止(免震)マット(ゲル)」があり、歴史上、棚が人に倒れてくることが多かったゆえ発展した道具といえる。 蔓棚は、蔓が這って茂ってできる状態を「棚」に見立てたものである。 釣り用語で狙う魚の遊泳層(深さ)を棚(しばしば「タナ」と表記)という。仕掛けを棚に調整することをタナ取り(またはタナ合わせ)という。 日本古代の「棚」と呼ばれた建造物 当記事の棚とは全然別概念であるが、8世紀の『万葉集』巻10・2029番にも記される「織姫(たなばたつめ=はたおりひめ・おりひめ)」は、「棚機津女」とも記すが、その由来は、水辺に掛け造りした棚の上で、聖なる来訪者=神(孫星)を待って機を織っている婦人からきたという説がある。 この「棚」が実際はどのようなものであったかについては諸説ありはっきりしないが、棚状の建物(巨棚)の上で神の嫁となる神聖な女性が神が訪れるのを待つ「水神の祭り」が源流であったとする説もある。『古事記』に記載される足一騰宮(東征以前の神武帝をむかえるために築かれた宮)の構造についても、『古事記伝』の解釈に従うなら、棚に似た形式であり、ウサツヒコがこの宮=巨棚を建てたのは、神を祀る形式ということになる。古代日本では、海・河・池などの水辺に「棚造り」の建物を築いていたと想定される。
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