怪とは? わかりやすく解説

かい【怪】

読み方:かい

常用漢字] [音]カイクヮイ)(漢) ケ(呉) [訓]あやしい あやしむ

[一]カイ

不思議な。あやしい。「怪異怪火怪奇怪死怪談怪盗怪物怪文書奇怪醜怪

並外れている。「怪童怪腕

不思議な事柄。「怪力乱神幻怪妖怪

[二]〈ケ〉あやしい。あやしむ。「怪訝(けげん)/変怪(へんげ)」

[補説] 「恠」は俗字

難読怪我(けが)・勿怪(もっけ)


かい〔クワイ〕【怪】

読み方:かい

【一】[名]

あやしいこと。不思議、あるいは不気味なこと。「自然界の—」「古井戸の—」

化け物変化(へんげ)。「古の—」

【二】[接頭]漢語名詞に付いて、あやしい、うさんくさい不思議な、などの意を表す。「—文書」「—人物」「—事件


け【怪/×芥/×懈】

読み方:け

〈怪〉⇒かい

〉⇒かい

〈懈〉⇒かい


け【怪/×恠】

読み方:け

あやしいこと。不思議なこと。怪異

「かやうの—ども、未然に凶を示しけれども」〈太平記二〇

もののけ。たたり。

「この男も生頭痛(なまかしらいた)くなりて、女は喜びつれどもそれが—のするなめり、と思ひて」〈今昔二七二〇


しるまし【怪/徴】

読み方:しるまし

奇怪な前兆不吉な前触れ

「今是の—を視るに、甚だかしこし」〈仁徳紀〉


怪(かい)

作者綱淵謙錠

収載図書時代小説の楽しみ 11 魔界への招待
出版社新潮社
刊行年月1991.3

収載図書魔界への招待
出版社新潮社
刊行年月1995.6
シリーズ名新潮文庫

収載図書怪奇怪談傑作集
出版社新人物往来社
刊行年月1997.8


作者綱淵謙錠

収載図書怪奇怪談時代小説傑作選
出版社徳間書店
刊行年月2004.9
シリーズ名徳間文庫


読み方:カイkai

作者 綱淵謙錠

初出 昭和54年

ジャンル 小説


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 04:31 UTC 版)

(かい、あやかし)




「怪」の続きの解説一覧

怪(あやかし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:01 UTC 版)

ダブルブリッド」の記事における「怪(あやかし)」の解説

通常生物とは全く異なDNA保持している生物特異遺伝因子保持生物」の、日本国独自の呼称20世紀半ばヨーロッパである学者の手によって発見されその後世界中で捜索なされた結果二十世紀末までに世界中で50上の個体発見された。分布偏り見られ日本ヨーロッパ中国オーストラリアにはそれなりの数が生息している模様だが、アメリカではほとんど発見されていない。普通の生物DNA構成しているアデニンチミングアニンシトシン4つ以外の塩基多数保持しており、いまだその全貌解明されていない甲種乙種区別され、人と変わらない外見知性を持つ怪は甲種それ以外乙種とされている。人間はるかに凌駕する身体能力誇り頑丈な体・あらゆる病原体対す耐性持ち、高い再生能力を持つ。拳銃程度では相当の至近距離打たない場合は傷一つ付けることができないまた、一回使われ薬品などにはすぐ抗体出来上がってしまうため、二度同じ使えない日本では教科書にも載るほどアヤカシ存在知られいるようだが、一般的には単にアヤカシと言った場合乙種イメージするようである(甲種がいることも一応知られてはいる)。人間食べ甲種も昔はたくさん存在したが、「人間不味い」という意識定着してからは、人間捕食する怪は少数派である。内閣府存在公認され甲種は、日本国憲法定められ国民の権利有し義務を負う。公職にさえ就くことが許されている。これらの事は「特異遺伝因子保持生物に関する法律」に明記されているが、「怪」に人権認めているのは世界で日本だけである。なお、その病原体対す耐性を持つが故に知らず知らずのうちに周囲病原体撒き散らすことがあるため検疫厳しく甲種には定期的に健康診断義務付けられている。

※この「怪(あやかし)」の解説は、「ダブルブリッド」の解説の一部です。
「怪(あやかし)」を含む「ダブルブリッド」の記事については、「ダブルブリッド」の概要を参照ください。

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