土屋嘉男とは? わかりやすく解説

土屋嘉男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 08:05 UTC 版)

土屋 嘉男つちや よしお[出典 1]1927年昭和2年〉5月18日[出典 2] - 2017年平成29年〉2月8日[8])は、日本俳優。本名同じ[7]山梨県出身[出典 2]。旧制山梨県立医学専門学校卒業[7][4]。プロ方舟に所属していた[7]


注釈

  1. ^ a b 現在の同県甲州市
  2. ^ 1969年公開、稲垣浩監督作品『風林火山』では、その土屋昌次当人を演じている[10]
  3. ^ 現在の東京藝術大学
  4. ^ 公開順では、1951年の『死の断崖』、『私はシベリヤの捕虜だった』が先行している。土屋自身は『ひめゆりの塔』(1953年)を本格的な映画デビュー作に挙げているが、研究生であった当時は遊びという意識であったという[12]
  5. ^ 資料によっては、『七人の侍』を本格デビュー作としている[3][4]
  6. ^ 宇宙人東京に現わる』(1956年)など宇宙人が登場する映画は同作品以前にも存在したが、本格的な演技は初とされる[12]
  7. ^ 後に『ウルトラセブン』でゲスト出演した際も、特撮セットを熱心に見学していた。
  8. ^ なお、『地球防衛軍』に「ワレワレハウチュウジンダ」というセリフは登場しない[24]
  9. ^ 本多は土屋の言動に、いたく感激していたという[23]
  10. ^ この時、土屋が断った役は佐原健二が演じている。
  11. ^ 土屋嘉と誤クレジット。
  12. ^ フラメンコギターによる劇伴も担当。

出典

  1. ^ a b c d e f ゴジラ大百科 1993, p. 125, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  2. ^ a b c 超常識 2016, p. 119, 「Column ゴジラ映画 俳優FILE」
  3. ^ a b c d e f g h i 東宝特撮映画全史 1983, p. 532, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  4. ^ a b c d e 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, p. 143, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  5. ^ a b c 決定版ゴジラ入門 1992, pp. 163–164, 「第5章 これがゴジラ映画だ 出演した人たち」
  6. ^ a b c d e ゴジラとともに 2016, p. 33, 「土屋嘉男」
  7. ^ a b c d e 日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、145頁。 
  8. ^ a b “土屋嘉男氏が死去 俳優”. 日本経済新聞. (2017年9月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20808650W7A900C1CZ8000/ 2017年9月6日閲覧。 
  9. ^ a b c d e 土屋嘉男 編『クロサワさーん!』新潮社、1999年、[要ページ番号]頁。 
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, pp. 148–149, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  11. ^ 鈴木英夫〈その11〉インタビュー:土屋嘉男”. 映画の國. 2022年7月10日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g h i j 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, pp. 142–143, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  13. ^ a b 俳優の土屋嘉男さん死去 黒澤映画の脇役として活躍 朝日新聞DIGITAL 2017年9月6日03時04分(2017年9月21日閲覧)
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u ゴジラとともに 2016, pp. 34–46, 構成・文 友井健人「土屋嘉男」(『シネマバー ザ・グリソムギャング』イベント〈2009年5月〉と『新文芸坐』イベント〈2011年2月〉)
  15. ^ 木全公彦. “鈴木英夫〈その11〉 インタビュー:土屋嘉男”. 木全公彦 コラム「日本映画の(ギョク)」. 映画の國. 2017年9月6日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h i 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, pp. 144–145, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  17. ^ a b 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, pp. 152–153, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  18. ^ a b c d e f 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, pp. 146–147, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  19. ^ a b c d e f 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, pp. 150–151, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  20. ^ a b ゴジラ大全集 1994, pp. 202–203, 「3大俳優座談会 素晴らしき東宝特撮映画」
  21. ^ 高木圭介 (2014年8月3日). “468:「ワレワレハ宇宙人ダ」の元ネタは?”. 東スポWeb. オリジナルの2014年8月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140820181908/http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-takagi/1205/ 2021年3月20日閲覧。 
  22. ^ 福永聖二 (2015年9月26日). “真っ正面からゴジラに向かう…本多猪四郎”. YOMIURI ONLINE. オリジナルの2015年9月27日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20150927034144/http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20150925-OYT8T50135.html 2017年9月6日閲覧。 
  23. ^ a b c d e ゴジラ大全集 1994, pp. 206–207, 「3大俳優座談会 素晴らしき東宝特撮映画」
  24. ^ a b 金井かおる (2021年2月6日). “「われわれは宇宙人だ」ルーツは? 月刊ムー編集部に聞いた”. まいどなニュース. 2021年7月6日閲覧。
  25. ^ a b 『怪獣大戦争』DVDのオーディオコメンタリーより。
  26. ^ 『不滅のヒーロー ウルトラマン白書』朝日ソノラマ、1982年、85頁。 
  27. ^ 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, p. 154, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  28. ^ 最新ゴジラ大百科 1991, pp. 34–35, 「GODZILLA PEOPLE INTERVIEW 2 大森一樹」
  29. ^ 平成ゴジラ大全 2003, pp. 142–143, 「破之弐『ゴジラVSキングギドラ』 土屋嘉男、21年ぶりの東宝復活」
  30. ^ a b c ゴジラ大全集 1994, pp. 204–205, 「3大俳優座談会 素晴らしき東宝特撮映画」
  31. ^ 映画資料室”. viewer.kintoneapp.com. 2021年8月23日閲覧。
  32. ^ a b c d e f g h i j k l m n 東宝特撮映画全史 1983, pp. 535–537, 「主要特撮作品配役リスト」
  33. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 225, 「『ゴジラVSキングギドラ』作品解説/俳優名鑑」
  34. ^ a b ゴジラとともに 2016, pp. 47–52, 「土屋嘉男ギャラリー」

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