レーシングラグーン Play Station Magazine編集部とのトラブル

レーシングラグーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 16:13 UTC 版)

Play Station Magazine編集部とのトラブル

当時の『Play Station Magazine』編集長・杉村知顕が、自身のコラム「長(チョー)スギムラ」において、「ドライヴィングRPGという新ジャンルに期待したが、プレイする限り普通のレーシングゲームの域を出ておらず残念」、「本誌ではRPG・シミュレーションの紹介に重点を置く予定であり、本作の紹介にページを割くことができず申し訳ない」などと述べたことに対し、スクウェア側が『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』の素材提供を拒否。この事態を受けて、本誌に「怒りの告発」と題する記事が掲載され、2社間のトラブルが公になった。

最終的に両社は和解に至ったが、後に杉村が『ゲームラボ』誌上にてトラブルの経緯とスクウェアに対する批判を述べている。

関連商品

RACING LAGOON ORIGINAL SOUNDTRACK
デジキューブから1999年6月19日に発売された2枚組のサウンドトラック。ゲーム内で使用されている全59曲とリミックス3曲を収録。作曲家陣のコメントが掲載されたブックレットと、「オリジナルキャップが抽選で100人に当たる」という懸賞付きアンケートはがきが同梱されている(応募受付は終了している)。デジキューブの倒産に伴い廃盤となっている。
横浜最速攻略本
デジキューブから出版された本作唯一の攻略本(1999年6月24日発売)。攻略情報や用語解説、パーツおよび敵車のリストなどが掲載されているが、内容に一部誤りがある。
GALE A MOMENT (ゲイル・ア・モーメント)
同じくデジキューブから出版された公式ファンブック(1999年7月15日発売)。開発者インタビューや、本編では描かれなかった裏設定などのほか、Monster-Rを製作したチューニングショップのエンジニアや、レーシングドライバー(脇阪寿一金石勝智)へのインタビュー記事などが掲載されている。

関連作品

  • サガ フロンティア2』の初回版には、本作の体験版を収録したゲームディスクが同梱されていた。フィールドを自由に移動し、登場人物や各スポットの紹介を見るという内容で、全ての場所を回るとプロデューサーである河津秋敏とのバトルが発生する。なお、BGMや演出が製品版と若干異なり、操作性に関しては製品版以上にクセのある仕様だった。
  • 聖剣伝説 LEGEND OF MANA』において本作のセーブデータを認識させると、ある場所で隠しイベントが発生し、このイベントでしか手に入らないレアアイテムが入手できる。
  • 本作は「『バハムートラグーン』の続編」などと冗談めかして紹介されることもあるが、ディレクター(プロジェクトリーダー)やシナリオなどは共通のクリエイターが担当しており、企画当初は続編として話が進んでいたと公式ファンブックに記載がある。なお、ストーリー的な繋がりは一切ないが、同名の登場人物(トゥルースおよびラッシュ)が登場する。
  • スマートフォン専用アプリ『疾走、ヤンキー魂。』(以下『ヤン魂』)でコラボレーションイベントが行われた。その内容は赤碕と沢木の前哨戦で沢木が事故を起こした後、赤碕が混乱したことにより『ヤン魂』の世界へと迷い込んでしまうもの。
  • ディシディア ファイナルファンタジー(アーケードゲーム)』では各都道府県ごとにご当地称号が存在するが、神奈川県は「神奈川・横浜最速伝説」と、本作を意識したものになっている。

  1. ^ レーシングラグーン - スクウェア・エニックス
  2. ^ 英単語・ローマ字表記および三点リーダーを多用した自己陶酔感あふれる詩的な文章表現
  3. ^ a b c 株式会社QBQ 編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p16
  4. ^ バトルの勝敗に関係なく、装備中の各ユニットに対して1ポイントの経験値が加算される。
  5. ^ ボディユニットから内装を取り外すという意味ではなく、「内装軽量化(B-Diet)」というパーツ化されたものを装備することで軽量化を行う。
  6. ^ このエアロは藤沢専用であり、プレイヤーマシンに装着することはできない。
  7. ^ ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと思われる建物の周辺にある架空の複合コーナーで、YOKOHAMA随一のナンパスポット。
  8. ^ シーン内では86-Levになっている。
  9. ^ 台詞の一部は熊本弁鹿児島弁が混ざっている。
  10. ^ 専用のボディユニットは存在しないが、特定のユニットやパーツを組み合わせることで再現可能。
  11. ^ 2.0Lの1G-FE型エンジンは前期仕様のままだが、ボディは後期(テールランプのデザインから判別可能)の純正フルエアロ仕様である。姉妹車のDark2も同一仕様。
  12. ^ 初期型に搭載されるCA18DET型エンジンや、北米仕様の240SXに搭載されるKA24DE型エンジンなども収録されている。
  13. ^ オープニングおよびエンディングに登場するモデルは初期型だが、ゲーム本編に収録されているモデルは最終型である(フロントバンパーの形状から判別可能)。
  14. ^ NA2型に搭載されるC32B型エンジンも収録されている。
  15. ^ 1999年1月に登場した5型に搭載される280PS仕様のエンジンも収録されている。
  16. ^ MR1600同様、専用のボディユニットは存在しないが、特定のユニットやパーツを組み合わせることで再現できる。
  17. ^ 1998年に発売された限定モデル「22B」に搭載されるEJ22型エンジンも収録されている。
  18. ^ 1990年に発売された限定モデルではなく、翌1991年に登場したカタログモデルである。
  19. ^ 輸出仕様に準拠した380PSという最高出力である点(欧州仕様のメーカー公称値は390PS)、反射板が取り付けられていない点(北米仕様ではボディの前後左右に取り付けられている)、サイドミラーが両側のAピラーの根元という標準的な位置に取り付けられている点(初期型では運転席側のみのAピラー中間に取り付けられている)、以上3点の条件に合致する仕様は、中期型以降の日本向けモデルのみである。
  20. ^ エアロパーツの装着でLP400S仕様になる。
  21. ^ この型式の車両は実際には横浜市営バスに導入されていない
  22. ^ プロモーション用として実際に製作されたが、富士スピードウェイでの事故により大破したため、現存していない。
  23. ^ N1耐久(現スーパー耐久)レース向けに開発された200PS仕様のSR16VE型エンジンも収録されている。






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