サイドターン
サイドブレーキを引くことにより、リヤタイヤをロックさせ、積極的にオーバーステアの状況を作り出すことで、フロントタイヤを軸に旋回するドライビングテクニック。クルマの向きを一気に180度近くまで変えられるため、ジムカーナやダートトライアルなどで、タイトなターンが設定されたコースで活用される。
サイドターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 23:49 UTC 版)
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車両の向きは大きく変わっているが、最初の2コマではフロントタイヤが中立位置のままである。
(※:写真は2007年ドイツラリー)
サイドターン (英: Handbrake Turn)は、モータースポーツ用語でハンドブレーキ(サイドブレーキ)を使用し、リアタイヤをロックさせてスリップさせることにより、ステアリングをフルに切った時に旋回できる半径(最小回転半径)よりさらに小さな半径で自動車を旋回させるテクニック。俗にスピンターンともいわれる。
概要
車両の最小旋回半径の話題から逸れて車速を上げていくと、このテクニックはドリフト走行に繋がっている。またジムカーナにおいて必要不可欠なテクニックの一つでもある。
このテクニックを最速で決める為には、フロントのグリップ限界を超えてはならない(アンダーステアと同様、旋回半径が広がってしまう上、失速してしまう)ので、結局コーナリングの基本から外れることはない。
関連項目
- サイドターンのページへのリンク