火藥とは? わかりやすく解説

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か‐やく〔クワ‐〕【火薬】

読み方:かやく

熱や衝撃によって爆発する物質で、そのエネルギー有効に利用できるもの。火薬類取締法では、弾丸などの発射薬ロケット推進をいい、広く爆薬火工品含めていう。ニトロセルロース黒色火薬など。


火薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 01:02 UTC 版)

本記事では火薬火薬類について解説する。


注釈

  1. ^ 「explosives」と、「s」をつけて複数形にすることで、様々な種類のexplosiveを、ともかくまとめて指すための用語(総称)であることを示している。日本語でこうした用語を翻訳する場合、「火薬」と訳し、つまり「類」の字を加えるのが良い、と判断されたわけである。
  2. ^ 竹崎季長 永仁元年2月9日1293年和暦は改元前のため実際は正応6年か。

出典

  1. ^ a b c d e f g 『ブリタニカ国際大百科事典』小項目事典 「火薬類 explosives」
  2. ^ http://www.chemicalbook.com/ChemicalProductProperty_JP_CB6852038.htm
  3. ^ https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%9B%B7%E6%B1%9E/#jn-228868
  4. ^ https://kotobank.jp/word/%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%BE%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB-1170509
  5. ^ Lorge, Peter A. (2008), The Asian Military Revolution: from Gunpowder to the Bomb, Cambridge University Press, ISBN 978-0-521-60954-8 p. 33-34.
  6. ^ Chase, Kenneth (2003), Firearms: A Global History to 1700, Cambridge University Press, ISBN 0-521-82274-2 p.31
  7. ^ Needham, Joseph (1986), Science & Civilisation in China, V:5 pt. 7: The Gunpowder Epic, Cambridge University Press, ISBN 0-521-30358-3 p.222
  8. ^ 佐藤鉄太郎『蒙古襲来絵詞と竹崎季長の研究』、2005年
  9. ^ a b c d e アーノルド・パーシー「世界文明における技術の千年史」新評論、林武監訳 東玲子訳
  10. ^ 「世界を変えた火薬の歴史」p142 クライヴ・ポンティング 伊藤綺訳 原書房 2013年4月30日初版第1刷
  11. ^ 「世界を変えた火薬の歴史」p251-252 クライヴ・ポンティング 伊藤綺訳 原書房 2013年4月30日初版第1刷
  12. ^ 「世界を変えた火薬の歴史」p253-254 クライヴ・ポンティング 伊藤綺訳 原書房 2013年4月30日初版第1刷
  13. ^ 蔡國強、原点回帰へ走る夏 火薬使い創作、横浜で個展”. 朝日新聞 (2015年7月8日). 2019年6月25日閲覧。



火薬(発射用、推進用)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:56 UTC 版)

「火薬」の記事における「火薬(発射用、推進用)」の解説

銃や砲 (狭義の)「火薬」が銃や大砲利用される場合急激な燃焼爆燃)により急激に多量ガス発生させ、そのガス銃弾砲弾)を押し銃身砲身内で加速させ、銃口砲口から出るまでに大きな速度にする(初速度大きくする)。 ロケット狭義の)火薬が、ロケット固体燃料として用いられる場合燃焼ガスロケット下部噴射口(ロケットエンジンノズル)から高速噴射され、その反作用によりロケット(の本体)に推進力与えられる。(銃や砲と異なりロケット場合推力長時間持続する必要があるので、燃焼長時間持続する必要があり)所定時間所定推力安定して得るために、ロケット内部の火薬の固まりグレイン)の断面形状を(たとえば星型にするなど)最適化することが非常に重要である。

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火薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 06:15 UTC 版)

ニトロセルロース」の記事における「火薬」の解説

ニトロセルロース主成分として各種添加剤加えて造粒した火薬は黒色火薬替わる小火器火砲発射薬として使用されている。発射にあたって大量白煙上げ黒色火薬比して無煙火薬呼ばれる。また開発者一人であるフレデリック・エイベルによる「コルダイト」の名称でも知られるこのうち主にニトロセルロースのみを使用した火薬をシングルベース火薬と呼ぶ。現在のほとんどの拳銃アサルトライフル弾薬としてシングルベース火薬使用している。燃焼調整目的としてニトロセルロースニトログリセリン加えたものをダブルベース火薬、さらにニトログアニジン加えた物をトリプルベース火薬と呼ぶ。こちらは主に大口火砲装薬として使用されている。

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火薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:10 UTC 版)

タンクローリー」の記事における「火薬」の解説

なお、火薬の運搬に関しては、運転免許以外に必要な資格等は無いが、運搬のたびに荷送人都道府県公安委員会から運搬証明書交付を受け、運転者はそれを携帯する義務がある。

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火薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:29 UTC 版)

今日からヒットマン」の記事における「火薬」の解説

コンビニ幹部ハナオ父親左眼大きな傷があり、義眼入れている。悪鬼との抗争登場幹部会議に出席し悪鬼尋問する

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火薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 09:07 UTC 版)

第一次世界大戦」の記事における「火薬」の解説

第一次世界大戦が始まると無煙火薬であるコルダイト大量に必要となったが、原料となるアセトン木材乾留して製造されていたため、安定した大量供給難しかった当時マンチェスター大学化学教えていたハイム・ヴァイツマン1910年頃にデンプンからアセトン合成する手法開発しており、イギリス政府協力し工業化成功したことで、年間3トンアセトン供給可能となった。この功績によりウィンストン・チャーチルロイド・ジョージなどイギリス政府要人知己得たことによりロビー活動での影響力が増すこととなった

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火薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 03:22 UTC 版)

ライフリング」の記事における「火薬」の解説

弾丸銃身の中を進む速度よりも火薬のガス膨張する速度のほうが速く弾丸ライフリング食い込むうになると火薬の力が無駄なく伝わる反面銃身内部圧力高くなりすぎるようになった従来黒色火薬では燃焼速度が高すぎることが問題になったので、燃焼速度の遅い褐色火薬発明された。後にコルダイトなどの無煙火薬使用されるようになっても火薬の燃焼速度重要な問題であり、燃焼速度調節するために火薬は粒子状や棒状などに加工されている。

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火薬

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 01:40 UTC 版)

名詞

  (かやく)

  1. 爆発物の中で衝撃点火などで瞬間的に燃焼分解反応起こし多量気体発生させ、破壊推進などの爆発伴って出るエネルギー有効に活用した物質火薬類
  2. 1.の内、爆燃利用するもの。発射薬推進薬黒色火薬

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翻訳


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