カーリットとは? わかりやすく解説

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カーリット【Carlit】

読み方:かーりっと

過塩素酸アンモニウム主成分とする爆薬商標名土木工事などに使用スウェーデンカールソン(O.B.Carlson)が発明


カーリット

過塩素酸塩基剤として、その含有量10%超える爆薬をいう。黒、紫、、青カーリットがある。

黒、紫カーリットは導火線だけで起爆する事ができる。火気衝撃に対して敏感であるので注意要する

カーリット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 05:03 UTC 版)

カーリット (Carlit) とは、過塩素酸アンモニウム酸化剤とし、フェロシリコン粉を燃焼剤とする爆薬である。重油結合剤英語版[2]として添加されている。 化学的に安定で自然分解しないという特徴がある。

カーリットの名前は発明者のスウェーデン人O・B・カールソンにちなむ。

日本では成分の違いにより、樺、等に分けられている[3]

成分

※ 発明時の処方[4]

関連項目

  • 日本カーリット - 日本でのカーリット爆薬の生産の先駆け。浅野総一郎が1916年にスウェーデンのカーリット社から日本における製造販売権を取得、研究開発を始める[5]
  • コンポジット推進薬 - 過塩素酸アンモニウムを酸化剤とし、これに各種の合成樹脂等(合成ゴムを含む)の燃料兼結合剤、アルミニウム等の金属粉およびその他の添加剤を加えて混和し、成形硬化させたものである。宇宙用並びに防衛用各種ロケット等の推進薬として広く用いられている。

脚注

  1. ^ 結合剤 | 粉体工学用語辞典”. 粉体工学会. 2024年4月28日閲覧。
  2. ^ 粉体上の原料に適当な凝集性や成形性(可塑性)を持たせ、固体粒子間の結合媒体として使われる物質のこと[1]
  3. ^ 平田理久三 (1944-03-20). “工業爆薬分析法に関する研究”. 火薬協會誌 (Science and Technology of Energetic Materials) (火薬学会) 5 (3): 186. https://www.jes.or.jp/mag/stem/Vol.5/documents/Vol.5,No.3,p.185-221.pdf 2024年4月28日閲覧。. 
  4. ^ 山本祐徳 (1944-01-01). “火藥の現状”. 有機合成化学協会誌 2 (1): 159. doi:10.5059/yukigoseikyokaishi.2.155. https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/2/1/2_1_155/_pdf/-char/ja 2024年4月28日閲覧。. 
  5. ^ 沿革|企業情報|日本カーリット株式会社”. www.carlit.co.jp. 2021年2月17日閲覧。

カーリット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:56 UTC 版)

火薬」の記事における「カーリット」の解説

過塩素酸アンモニウム主体とする爆薬日本では成分違いにより黒、紫、、青等に分けられている。カーリットの名前は発明者スウェーデン人O・Bカールソンにちなむ。

※この「カーリット」の解説は、「火薬」の解説の一部です。
「カーリット」を含む「火薬」の記事については、「火薬」の概要を参照ください。

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「カーリット」の例文・使い方・用例・文例

  • カーリットという爆薬
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