virtue
別表記:バーチュー、ヴァーチュー
「virtue」とは、美徳・長所・美点・効力・純潔のことを意味する英語表現である。
「in」や「by」などの前置詞と組み合わせることで、「のおかげで」「の理由で」といった意味になる。
「~を理由として」「~を根拠として」「~に基づいて」といった意味を持つ。主に契約書などの法的文書で使用され、「of」以下には根拠となる条文や契約の中身が来る。
「ふしだら」(a woman of easy virtue)で「娼婦」といった意味を指す。また「アルフレッド・ヒッチコック」が1928年に監督した映画作品が「easy virtue(邦題は「ふしだらな女」)」である。
自らが政治的な問題に関心を持ち道徳的な人間であると内外にアピールすることについて、蔑んだ表現である。日本語で「美徳シグナリング」とも言う。
「virtue」の形容詞形で、「有徳の」「高潔な」「純粋な」といった意味である。
英語の形容詞で、「徳がない」「無徳」といった意味を持つ。
・Napoleon was never a ruler of virtue.(ナポレオンは決して名君ではなかった。)
・To atone for your sins, follow virtue.(罪を償うために、あなたは正しき道を歩みなさい)
・His virtue is kindness to everyone.(彼の美徳とは誰に対しても優しいことである)
・The virtues of this drug are already gone.(この薬の効力はもうすでに切れている)
・She was a model of virtue.(彼女は純潔の鑑のような人だった)
・I request delivery of the goods by virtue of this contract.(この契約に基づいて、商品の引き渡しを要求します)
「virtue」とは、美徳・長所・美点・効力・純潔のことを意味する英語表現である。
「virtue」とは・「virtue」の意味
「virtue」とは英語の名詞で、主に「美徳」「徳」「善」「長所」「価値」「美点」「効力」「効能」「(女性の)純潔」といった意味である。「virtue」の複数形は「virtues」と表記される。複数形「virtues」は第5位の天使である「力天使(ヴァーチュース )」のことも指す。契約書などの法的文書では「by virtue of」というイディオムがよく使用される。また「virtue」と同じ語源を持つ形容詞に「virtuous」がある。「virtue」の発音・読み方
「virtue」の発音記号はアメリカ英語で「və́ːrtʃuː」、イギリス英語で「və́ːtʃuː」と表記される。読み方をカタカナで書くと、アメリカ英語で「ヴァールチュー」、イギリス英語で「ヴァーチュー」となる。共に「ヴァ」にアクセントを置いて発音をする。「virtue」の語源・由来
「virtue」の語源は、「勇気」「美徳」「モラル」といった意味のラテン語の名詞「virtus」から来ている。さらに「virtus」は「男」という意味のラテン語の名詞「vir」に由来する。「virtus」から古フランス語の名詞「vertu」と変化し、中英語の「virtue」となった。そして現代英語の「virtue」へと至った。「virtue」の覚え方
「virtue」の覚え方として、「うちのばーちゃん(virtue)は謙虚なところが美徳である」「罰(virtue)を受けたくなければ、徳を積みなさい」のような語呂合わせがある。「virtue」の類義語
「美徳」「徳」「善」といった意味の「virtue」の類義語として、「goodness(善良)」「integrity(清廉)」「honour(尊敬)」「honesty(誠実)」「decency(良識)」「nobility(高潔)」が挙げられる。「長所」「美点」「効力」といった意味の「virtue」の類義語として、「merit(特徴)」「strength(強み)」「attribute(特性)」「asset(利点)」「advantage(利点)」「usefulness(有用性)」がある。「純潔」という意味の「virtue」の類義語として、「chastity(貞操)」「virginity(純潔)」「innocence(無垢)」「purity(純潔)」が挙げられる。「virtue」の対義語
「美徳」「徳」「善」といった意味の「virtue」の対義語として、「evil(邪悪)」「vice(悪徳)」「sin(罪)」「dishonesty(不誠実)」「corruption(堕落)」「immorality(不道徳)」が挙げられる。「長所」「美点」「効力」といった意味の「virtue」の対義語として、「drawback(欠点)」「failing(欠点)」「frailty(弱さ)」「weak point(弱点)」「shortcoming(短所)」がある。「純潔」という意味の「virtue」の対義語として、「unchastity(不貞)」「promiscuity(ふしだら)」が挙げられる。「virtue」を含む英熟語・英語表現
「virtue of」とは
「in」や「by」などの前置詞と組み合わせることで、「のおかげで」「の理由で」といった意味になる。
「by virtue of」とは
「~を理由として」「~を根拠として」「~に基づいて」といった意味を持つ。主に契約書などの法的文書で使用され、「of」以下には根拠となる条文や契約の中身が来る。
「easy virtue」とは
「ふしだら」(a woman of easy virtue)で「娼婦」といった意味を指す。また「アルフレッド・ヒッチコック」が1928年に監督した映画作品が「easy virtue(邦題は「ふしだらな女」)」である。
「virtue」を含む用語の解説
「virtue signaling」とは
自らが政治的な問題に関心を持ち道徳的な人間であると内外にアピールすることについて、蔑んだ表現である。日本語で「美徳シグナリング」とも言う。
「virtuous」とは
「virtue」の形容詞形で、「有徳の」「高潔な」「純粋な」といった意味である。
「virtueless」とは
英語の形容詞で、「徳がない」「無徳」といった意味を持つ。
「virtue」の使い方・例文
「virtue」を使った例文は以下の通りである。・Napoleon was never a ruler of virtue.(ナポレオンは決して名君ではなかった。)
・To atone for your sins, follow virtue.(罪を償うために、あなたは正しき道を歩みなさい)
・His virtue is kindness to everyone.(彼の美徳とは誰に対しても優しいことである)
・The virtues of this drug are already gone.(この薬の効力はもうすでに切れている)
・She was a model of virtue.(彼女は純潔の鑑のような人だった)
・I request delivery of the goods by virtue of this contract.(この契約に基づいて、商品の引き渡しを要求します)
徳
- virtueのページへのリンク