drawback
「drawback」とは、欠点のことを意味する表現。
「drawback」とは・「drawback」の意味
「Drawback」とは、欠点、不利な点、短所、弱点、障害などを意味する英語の単語である。ある物事や状況について、その弱点や不利な点を指摘する場合に使われる。例えば、ある製品の欠点を指摘する場合、「The main drawback of this product is its high price(この製品の主な欠点は高価格である)」といったように使用される。また、ある計画や提案に対して、問題点や懸念点がある場合にも使われる。「drawback」の語源・由来
「Drawback」の語源は、17世紀にフランス語から英語に取り入れられた「debecquée(不利な条件)」または「deboque(不利な立場)」に由来する。この語は、さらに中世フランス語の「deboquer(邪魔する、妨げる)」に由来している。これらの語は、元々はボール遊びの際に障害物を意味していた「boque(木の塊)」から派生したもので、不利な条件や状況を表す言葉として転じたと考えられている。「drawback」の覚え方
「Drawback」の覚え方には、その語源であるフランス語の言葉「debecquée(不利な条件)」や「deboque(不利な立場)」を思い出す方法がある。また、「draw」は描く、引っ張る、引き起こす、引き寄せるなどの意味があり、「back」は後方、裏側、後ろ向きなどを表すことから、「引き戻す、後退する、裏返る」という意味合いも持っている。このように、「drawback」は何かを引き戻すような意味合いがあり、ある物事や状況について、欠点や問題点を指摘する言葉として覚えることができる。「drawback」と「disadvantage」の違い
「drawback」は、ある物事や状況について、利点や長所はあるが、それに対して欠点や問題点がある場合に用いられる。つまり、本質的にはプラスの要素があることが前提になっている言葉である。一方、「disadvantage」は、単に欠点や不利な点を表す言葉であり、それに対するプラスの要素を前提としていない。つまり、プラスの要素がない状況でも「disadvantage」が使われることがある。「drawback」の類語
「drawback」は、欠点や不利益を表す単語の一つであり、類語としては、「disadvantage」や「limitation」といった単語がある。また、「flaw」や「defect」、「weakness」といった単語も似た意味で用いられることがある。「disadvantage」は、「不利な点」という意味で、何らかの事柄に対して、不都合な点を示すために用いられる。例えば、「この製品の唯一の欠点は、価格が高いことだ」といったように使用される。「limitation」は、「制限、限界、制約」といった意味を持ち、ある事柄がもつ、物理的・精神的な制限や限界を表す場合に使用される。例えば、「人間には知識の限界がある」といったように用いられる。
「flaw」は、「欠陥、不備、短所」といった意味を持つ。主に、製品やシステムに対して用いられる。例えば、「この製品の欠陥は、耐久性が低いことだ」といったように使用される。「defect」は、「欠陥、欠点、不具合」といった意味を持ち、主に、製品やシステムに対して用いられる。例えば、「この製品には欠陥があるため、改善が必要だ」といったように使用される。「weakness」は、「弱点、欠点、脆弱性」といった意味を持ち、人間や組織などの弱点を表現するために用いられます。例えば、「この組織の弱点は、意思決定の遅さだ」といったように使用される。
「drawback」の対義語
「drawback」の対義語は「advantage」や「benefit」である。これらの単語は、何かにとって肯定的な結果や利益を意味する。一方、「drawback」は、何かに対する否定的な側面や欠点を指す。「drawback」を含む英熟語・英語表現
「duty drawback」とは
「Duty drawback」とは、輸入された商品に課せられた関税(duty)を返還する制度のことを指す。この制度は、商品を輸入して加工してから再び輸出する場合に適用される。輸入時に支払われた関税は、加工後の製品が輸出される際に返還される。つまり、輸入時に支払った関税を「引き戻す(draw back)」ことから、このように呼ばれている。この制度は、輸入業者が商品の生産コストを削減し、競争力を強化するために利用される。また、製造業者が原材料を安価に輸入し、製品を海外に輸出することで国際競争力を高めるためにも利用される。ただし、申請や手続きなどには一定の時間やコストがかかるため、利用には慎重な計画と実行が必要である。
「drawback」の使い方・例文
A major drawback of living in a big city is the high cost of living.(大都市に住むことの主な欠点は、高い生活費である。)
The only drawback to this product is that it is not very durable.
(この製品の唯一の欠点は、あまり耐久性がないことである。)
One drawback of working from home is the lack of interaction with colleagues.
(在宅勤務の欠点の一つは、同僚との交流が少ないことである。)
The drawback of relying solely on renewable energy is the unpredictability of weather conditions.
(再生可能エネルギーに完全に依存することの欠点は、気象条件の予測不可能性である。)
The main drawback of this new software is the steep learning curve.
(この新しいソフトウェアの主な欠点は、急な学習曲線である。)
A major drawback of the current education system is the emphasis on standardized tests.
(現在の教育制度の主な欠点は、標準化されたテストに重点が置かれていることである。)
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