organとは? わかりやすく解説

organ

別表記:オルガン

「organ」の意味

「organ」とは、生物体内特定の機能を果たす器官のことを指す。また、音楽の分野では、パイプオルガン電子オルガンのような楽器意味する。さらに、組織や団体において、特定の役割を担う部門機関を指すこともある。

「organ」の発音・読み方

「organ」の発音は、/ˈɔːrɡən/であり、IPAカタカナ読みでは「オーガン」となる。日本人発音するカタカナ英語では「オルガン」と読むのが一般的である。

「organ」の定義を英語で解説

An organ is a part of an organism that is typically self-contained and has a specific vital function, such as the heart or liver in humans. In the context of music, an organ is a large keyboard instrument in which sound is produced by a series of pipes or, in the case of an electronic organ, by electronic means. In an organization or institution, an organ can refer to a department or agency that has a specific function or role.

「organ」の類語

「organ」の類語としては、生物器官関連する言葉として「tissue」(組織)や「system」(システム体系)が挙げられる音楽の分野では、「keyboard」(キーボード楽器)や「piano」(ピアノ)などが類語となる。組織や団体における部門機関を指す言葉としては、「department」(部門)や「agency」(機関)が類語として考えられる

「organ」に関連する用語・表現

「organ」に関連する用語表現として生物学分野では「organ system」(器官系)や「cell」(細胞)がある。音楽の分野では、「pipe organ」(パイプオルガン)や「electronic organ」(電子オルガン)などが関連用語として挙げられる組織や団体に関連する言葉としては、「organizational structure」(組織構造)や「organizational culture」(組織文化)が関連表現として考えられる

「organ」の例文

1. The heart is a vital organ in the human body.(心臓人体重要な器官である。)
2. She plays the organ at her local church.(彼女は地元教会オルガン演奏する。)
3. The United Nations is an international organ dedicated to maintaining peace and security.(国際連合は、平和と安全を維持することに専念する国際機関である。)
4. The liver is an organ responsible for detoxification.(肝臓解毒担当する器官である。)
5. The pipe organ is one of the oldest musical instruments.(パイプオルガンは最も古い楽器一つである。)
6. The World Health Organization is an organ of the United Nations.(世界保健機関国際連合機関である。)
7. The respiratory system is an organ system that allows for gas exchange.(呼吸器系は、ガス交換可能にする器官系である。)
8. The electronic organ is a popular instrument in modern music.(電子オルガンは、現代音楽人気のある楽器である。)
9. The executive organ of the company is responsible for making decisions.(会社執行機関は、意思決定担当する。)
10. The skin is the largest organ of the human body.(皮膚人体最大器官である。)

オルガン【(ポルトガル)orgão/(英)organ】

読み方:おるがん

パイプオルガン・リードオルガン・電子オルガンなどの総称


器官

同義/類義語:器官系
英訳・(英)同義/類義語:organ, oragn system

多細胞生物で、組織組み合わさり一定の機能を果たすようになった細胞集団
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  嗅神経  嗅脳  嗅覚器  器官  四肢  基底核  基底膜

器官、臓器

【仮名】きかん
原文】organ

特異的な機能実行する身体の一部分例えば、心臓1つ臓器である。

オルガン [organ]

ただオルガンといえば通常パイプ・オルガンPipe Organ)を指す。パイプ・オルガン多数の管に空気送り込み管内空気リード振動によって発音する2段上のマニュアル手鍵盤)と1段のペダル足鍵盤)をもち、空気送り込むパイプ選択するストップ一種スイッチ)の切り替えによって、音色音質変化させるその歴史紀元前にまでさかのぼる。その最初期の形は、数本パイプを口で吹いて演奏するパン・パイプスであったパイプ機構鍵盤形態配列など様々な経過経て15世紀終わりまでには原則的に現在のような形に至った7世紀半ばにはキリスト教会会衆歌唱指導用いられたとの記録残っているが、当時のオルガンは単旋律を受け持つだけだった考えられる鍵盤楽器のための多声的作品最古の記録14世紀のものであるが、まだ各種鍵盤楽器独自性確立しておらず、オルガン、ハープシコードなどの鍵盤楽器でも演奏できるものが書かれている17~18世紀前半はオルガンの黄金時代といえるバッハヘンデルらが数多く作品書いたこの時期に、オルガンは音響的に演奏技法的にもその特質をはっきりと表し、独自の表現能力備えた独奏楽器として、また、通奏低音楽器として確固たる地位築いた。しかし18世紀半ば現れピアノ一般的な音楽的趣味変化対位法的な曲よりもきれいな旋律和音音楽へ)の影響で、オルガンは教会の中では依然重要な楽器であり続けたが、一時期作曲家興味を引かなくなっていた。19世紀に再びバロック時代オルガン音楽音楽家学者注目されるようになり、メンデルスゾーンリストフランクらによって新たな演奏会用の作品書かれるようになったロマン派時代のオルガンは、弦の音色模倣したパイプ作られるなど、音色の面でも音楽構造の面でも次第管弦楽模倣する色彩的な傾向強くなったが、それに対してオルガン独自のあり方バロック伝統の上求める“オルガン運動”と呼ばれる動き20世紀ドイツから起こった今世紀には、ヒンデミットシェーンベルクメシアンらがオルガン独自の可能性発揮させるような現代的書法作品書いている。

Organ

名前 オーガン



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