headerとは? わかりやすく解説

header

別表記:ヘッダー

「header」の意味・「header」とは

「header」は、コンピュータ科学領域では、データ一部で、その他のデータ先頭位置する部分を指す。この部分は、その後に続くデータ性質形式について情報を含む。例えば、電子メールヘッダーには送信者、受信者、送信日時などの情報含まれる

「header」の発音・読み方

「header」の発音は、IPA表記では /ˈhɛdər/ となる。カタカナ表記では「ヘダー」と読む。日本人発音する場合、「ヘッダー」となることが多い。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「header」の定義を英語で解説

A "header" in computer science is a portion of data that precedes other data and contains information about the nature or format of the subsequent data. For example, an email header contains information such as the sender, recipient, and date of transmission.

「header」の類語

「header」の類語としては、「heading」や「headline」がある。ただし、これらの単語文書記事見出しを指すことが多くデータ先頭部分を指す「header」とは用途異なる。

「header」に関連する用語・表現

「header」に関連する用語としては、「footer」がある。これはページデータ終わり位置する部分指し通常追加情報注釈記載されるまた、payload」は「header」に続く主要なデータ部分を指す。

「header」の例文

以下に「header」を使用した例文10個示す。 1. The header of the email contains the sender's information.(電子メールヘッダーには送信者の情報含まれている。) 2. The file header indicates the format of the file.(ファイルヘッダーファイル形式を示す。) 3. The header of the webpage displays the site logo.(ウェブページヘッダーにはサイトロゴ表示される。) 4. The packet header contains information about the packet's destination.(パケットヘッダーにはパケット宛先に関する情報含まれる。) 5. The header of the document includes the title and author's name.(ドキュメントヘッダーにはタイトル著者名含まれる。) 6. The HTTP header carries information about the client and server.(HTTPヘッダークライアントサーバーに関する情報を運ぶ。) 7. The header of the data packet contains control information.(データパケットのヘッダーには制御情報含まれる。) 8. The header of the article shows the publication date.(記事ヘッダーには公開日表示される。) 9. The TCP header includes the source and destination port numbers.(TCPヘッダーには送信元と宛先ポート番号含まれる。) 10. The header of the table lists the column names.(テーブルヘッダーには列名が一覧表示される。)

ヘッダー【header】


header

(PHP 4, PHP 5)
header — 生の HTTP ヘッダを送信する

説明

void header ( string string [, bool replace [, int http_response_code]] )
header() は、生の HTTP ヘッダを送信するために使用されます。 HTTP ヘッダについての詳細な情報は » HTTP/1.1 仕様 を参照ください。
注意: PHP 4.4.2 および PHP 5.1.2 以降、この関数は一度に複数のヘッダを 送信できないようになりました。これは、 ヘッダインジェクション攻撃への対策です。
オプションのパラメータ replace は、ヘッダが 前に送信された類似のヘッダを置換するか、または、同じ形式の二番目の ヘッダを追加するかどうかを指定します。デフォルトでは、この関数は 置換を行ないますが、二番目の引数に FALSE を指定すると、同じ型の 複数のヘッダを強制的に生成します。例えば、
<?php
header('WWW-Authenticate: Negotiate');
header('WWW-Authenticate: NTLM', false);
?>

第二オプション引数 http_response_code は HTTP レスポンスコードを強制的に指定の値にします (このパラメータは PHP 4.3.0 以降で有効です)。
特殊な header コールが 2 種類あります。最初のものは、 文字列 "HTTP/" から始まる全てのヘッダ (大文字・小文字は区別されません) です。 このヘッダは、送信する HTTP ステータスコードを示すために使用されます。 例えば、存在しないファイルへのリクエストを処理するためにある PHP スクリプトを使用するよう (ErrorDocument ディレクティブにより) Apache を設定する場合、 そのスクリプトが正しいステータスコードを返すようにする必要があります。
<?php
header("HTTP/1.0 404 Not Found");
?>

注意: 実際に header() が最初にコールされたか どうかにかかわらず、HTTP ステータスヘッダ行は クライアントに対し常に最初に送信されます。 HTTP ヘッダが既に送信されていない限り、 header() をコールすることでステータスは 常に上書きされます。
2 番目の特別なヘッダは、"Location:" ヘッダです。このヘッダがブラウザに返されるだけではなく、 ブラウザに REDIRECT (302) ステータスコードを返します (3xx ステータスコードが既に送信されていない場合にのみ)。
<?php
header("Location: http://www.example.com/"); /* Redirect browser */

/* Make sure that code below does not get executed when we redirect. */
exit;
?>

注意: HTTP/1.1 では、スキーム、ホスト名、絶対パスを含む絶対 URI» Location: の引数として必要ですが、相対 URI を受け付けるクライアントもあります。 通常は、相対 URI から絶対 URI を作成するためには $_SERVER['HTTP_HOST']、$_SERVER['PHP_SELF'] および dirname() を使用できます。 <?php
/* カレントディレクトリの別のページにリダイレクトします */
$host  = $_SERVER['HTTP_HOST'];
$uri  = rtrim(dirname($_SERVER['PHP_SELF']), '/\\');
$extra = 'mypage.php';
header("Location: http://$host$uri/$extra");
exit;
?>

注意: session.use_trans_sid が有効であったとしても、セッション ID が Location ヘッダとともに 渡されることはありません。SID 定数を使用して 手動で渡す必要があります。
PHP スクリプトはしばしば動的に HTML を生成するため、クライアント ブラウザやサーバおよびクライアントブラウザの間でプロキシがキャッシュを 行ったりするべきではありません。多くのプロキシとクライアントでは、 以下のコードにより強制的にキャッシュを無効にできます。
<?php
header("Cache-Control: no-cache, must-revalidate"); // HTTP/1.1
header("Expires: Mon, 26 Jul 1997 05:00:00 GMT"); // 過去の日付
?>

注意: 上記のヘッダを全て出力しなかったとしてもページのキャッシュが 行われない場合があることに気付くかもしれません。デフォルトの ブラウザのキャッシュの動作をユーザが変更できる手段はいくつもあります。 上記のヘッダを送信することにより、スクリプトの出力がキャッシュされる 可能性がある設定を上書きするべきです。
さらに、session_cache_limiter() および 設定 session.cache_limiter を用いると、 セッションが使用された際にキャッシュ関係の正しいヘッダを 自動的に生成させることもできます。
覚えておいて頂きたいのは、header() 関数は、 通常の HTML タグまたは PHP からの出力にかかわらず、すべての実際の 出力の前にコールする必要があることです。 頻出するエラーとして、include() または require() 関数、他のファイルをアクセスする関数に 空白または空行があり、header() の前に出力が 行われてしまうというものがあります。同じ問題は、単一の PHP/HTML ファイルを使用している場合でも存在します。
<html>
<?php
/* これはエラーとなります。この上に出力があることに注目してください。
 * それはheader()のコールより前であるということになります */
header('Location: http://www.example.com/');
?>

注意: PHP 4 では、出力のバッファリングを使用してこの問題を回避することができます。 この場合、ブラウザへの出力が送信するまでサーバに 全てバッファリングされるオーバーヘッドがあります。出力バッファリングは、 ob_start() と ob_end_flush() をスクリプトでコールするか php.ini またはサーバ設定ファイルの設定ディレクティブ output_buffering を設定することにより 行うことが可能です。
PDF ファイルを生成するといったように送信するデータを保存するかどうか ユーザにプロンプトを表示したい場合、推奨されるファイル名を指定して ブラウザに保存ダイアログを表示させる» Content-Disposition ヘッダを使用可能です。
<?php
// PDFを出力します
header('Content-type: application/pdf');

// downloaded.pdf という名前で保存させます
header('Content-Disposition: attachment; filename="downloaded.pdf"');

// もとの PDF ソースは original.pdf です
readfile('original.pdf');
?>

注意: Microsoft Internet Explorer 4.01 にはバグがあり、 この方法が動作しません。これを解決する方法はありません。 同様に Microsoft Internet Explorer 5.5 にもこれを妨げるバグがあります。 こちらは、サービスパック 2 以降にアップグレードすることで対応できます。
注意: セーフモードが有効な場合は、 WWW-Authenticate ヘッダ (HTTP 認証に使用する) を設定した際に、スクリプトの uid が realm 部に追加されます。
headers_sent()setcookie() および HTTP 認証 の節も参照ください。

Header クラス

呼び出しに関する帯域外データ定義します

名前空間: System.Runtime.Remoting.Messaging
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文構文

<SerializableAttribute> _
<ComVisibleAttribute(True)> _
Public Class Header
[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
public class Header
[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
public ref class Header
/** @attribute SerializableAttribute() */ 
/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
public class Header
SerializableAttribute 
ComVisibleAttribute(true) 
public class Header
解説解説
継承階層継承階層
System.Object
  System.Runtime.Remoting.Messaging.Header
スレッド セーフスレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバ場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
Header メンバ
System.Runtime.Remoting.Messaging 名前空間
CallContext クラス

Header コンストラクタ (String, Object, Boolean, String)

Header クラス新しインスタンス初期化します。

名前空間: System.Runtime.Remoting.Messaging
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文構文

Public Sub New ( _
    _Name As String, _
    _Value As Object, _
    _MustUnderstand As Boolean, _
    _HeaderNamespace As String _
)
Dim _Name As String
Dim _Value As Object
Dim _MustUnderstand As Boolean
Dim _HeaderNamespace As String

Dim instance As New Header(_Name,
 _Value, _MustUnderstand, _HeaderNamespace)
public Header (
    string _Name,
    Object _Value,
    bool _MustUnderstand,
    string _HeaderNamespace
)
public:
Header (
    String^ _Name, 
    Object^ _Value, 
    bool _MustUnderstand, 
    String^ _HeaderNamespace
)
public Header (
    String _Name, 
    Object _Value, 
    boolean _MustUnderstand, 
    String _HeaderNamespace
)
public function Header (
    _Name : String, 
    _Value : Object, 
    _MustUnderstand : boolean, 
    _HeaderNamespace : String
)

パラメータ

_Name

Header の名前。

_Value

Header の値を格納しているオブジェクト

_MustUnderstand

受信側帯域外データ理解する必要があるかどうかを示す値。

_HeaderNamespace

HeaderXML 名前空間

プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
Header クラス
Header メンバ
System.Runtime.Remoting.Messaging 名前空間

Header コンストラクタ (String, Object, Boolean)

名前、値、および追加構成情報指定してHeader クラス新しインスタンス初期化します。

名前空間: System.Runtime.Remoting.Messaging
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文構文

Public Sub New ( _
    _Name As String, _
    _Value As Object, _
    _MustUnderstand As Boolean _
)
Dim _Name As String
Dim _Value As Object
Dim _MustUnderstand As Boolean

Dim instance As New Header(_Name,
 _Value, _MustUnderstand)
public Header (
    string _Name,
    Object _Value,
    bool _MustUnderstand
)
public:
Header (
    String^ _Name, 
    Object^ _Value, 
    bool _MustUnderstand
)
public Header (
    String _Name, 
    Object _Value, 
    boolean _MustUnderstand
)
public function Header (
    _Name : String, 
    _Value : Object, 
    _MustUnderstand : boolean
)

パラメータ

_Name

Header の名前。

_Value

Header の値を格納しているオブジェクト

_MustUnderstand

受信側帯域外データ理解する必要があるかどうか示します

プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
Header クラス
Header メンバ
System.Runtime.Remoting.Messaging 名前空間

Header コンストラクタ (String, Object)


Header コンストラクタ


Header フィールド


パブリック フィールドパブリック フィールド

  名前 説明
パブリック フィールド HeaderNamespace 現在の Header が属している XML 名前空間示します
パブリック フィールド MustUnderstand 受信側帯域外データ理解する必要があるかどうか示します
パブリック フィールド Name Header の名前を格納します
パブリック フィールド Value Header の値を格納します
参照参照

関連項目

Header クラス
System.Runtime.Remoting.Messaging 名前空間
CallContext クラス

Header メソッド


Header メンバ

呼び出しに関する帯域外データ定義します

Header データ型公開されるメンバを以下の表に示します


パブリック コンストラクタパブリック コンストラクタ
パブリック フィールドパブリック フィールド
  名前 説明
パブリック フィールド HeaderNamespace 現在の Header属している XML 名前空間示します
パブリック フィールド MustUnderstand 受信側帯域外データ理解する必要があるかどうか示します
パブリック フィールド Name Header の名前を格納します
パブリック フィールド Value Header の値を格納します
パブリック メソッドパブリック メソッド
プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

Header クラス
System.Runtime.Remoting.Messaging 名前空間
CallContext クラス

へッダー header


ヘッダ

(header から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/07 14:53 UTC 版)

ヘッダヘッダー




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