SIDE II
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「GO! GO! NIAGARA」の記事における「SIDE II」の解説
ジングル;月曜の夜の恋人にラジオ番組「こずえの深夜営業」テーマ曲「土曜の夜の恋人に」のセルフ・カヴァー。曲中、「レコード盤、ひっくり返せば裏側に」との大滝の声が入る。 針切り男 ニコニコ笑って ジングル;ナイアガラ・マーチ Cobra Twist1977年 (1977)に「青空のように」とのカップリングでシングル・カットされる(モノ・ミックス)。 今宵こそ 再びGO!GO!Niagaraのテーマ (P.Spector)
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Side II
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「大瀧詠一 (アルバム)」の記事における「Side II」の解説
あつさのせい – (2:42)「五月雨」での大滝のドラムを評価した林立夫からの、「びんぼう」や「五月雨」のようなアップテンポのドラムが叩きたいという話を受け、林と以前バンド仲間だった鈴木茂と大滝の3人でスタジオに入り、プリ・プロが行われた。セッション自体はコード進行を簡単に決めただけのものだったが、ギターとドラムだけで見事なロックンロールが出来上がり、この時のテープを聴きながら林のドラムに合わせてメロディーが作られた。大滝によれば、曲名は林によるドラム・フレーズが「あつさのせい」と言っているように聞こえたことに由来するという。この曲はサム・クックの「シェイク」からの引用を指摘されるが、大滝自身はデラニー&ボニーからの引用で、そこに「シェイク」からのいただきが足されているという。大滝は「茂がジェリー・リードからウェイン・モスに変わっていて、それでテレキャスで1弦と2弦のフレージングを入れちゃえと。で、フォー・ジョー・ハーフではこの手の曲がなかったから、初の林立夫がノリノリで。さらに間奏でジェリー・リー・ルイスみたいなピアノを入れなきゃということになったんだけど、細野さんは『手が痛い』とか言って。そこで林がマンタを紹介してくれて。彼はロックンロールを知らないから、彼があのタイプのロックンロール・ピアノを弾いたのはこの曲が初めてなんじゃないかな」と、後にインタビューで答えている。この曲は細野、鈴木、林、松任谷という、後に細野のアルバム『HOSONO HOUSE』で登場するキャラメル・ママの初顔合わせ曲となった。さらにこの曲では「指切り」に続きシンガーズ・スリーが参加しているが、大滝は「指切り」がソフトだったからハードな「あつさのせい」はできるのかなと思っていたが、この手のタイプはそれまでやっていた歌謡曲にはないから、楽しかったらしいという。そして、これなら女性ドゥーワップもできると踏んで「恋の汽車ポッポ第二部」につながった。 朝寝坊 – (2:05)「ニューオーリンズバージョン」と言うピアノをフィーチャーした全く違うバージョンが存在する(未発表)。 水彩画の町 – (2:18)後にベスト・アルバム『DEBUT』に「水彩画の町'78」として再レコーディングにて収録された。 乱れ髪 – (2:17)大滝作品初のストリングス入りの曲で、アレンジは吉野。本作中一番メロディックな曲なので譜割をいじらなかったため、歌詞とメロディの乖離が最も少ない曲だという。大滝によれば「この曲は私の初ストリングス作品でもあったんだね。これは吉野さんの助言でイントロに入っているストリングスは元のアレンジではエンディングのコーダとしてついていた。さらにメジャーのエンディングもついていた。そのメジャー・エンディングをカットして、コーダをイントロにつけて、ピアノのイントロにつなげた。当時、はっぴいえんどとしてはストリングス入りの曲を出すような状況ではなかったからソロ・アルバムなのでということなんだね」とし、「“髪を切る”し、テンポをちょっと抑えたら<幸せな結末>になる。えらいところで符合するんだなと思ったよ。素直に歌うという意味では『ロンバケ』の原点でもある」という。ボーカルは「指切り」同様、一回目のもの。後にベスト・アルバム『DEBUT』で「乱れ髪'78」としてリテイクされた。本作と同日リリースされた柳田ヒロのアルバム『HIRO』に歌詞が全く同じの同名曲が収録されているが、松本によれば単純な事務的ミステイクだったという。後のインタビューで「はっぴいえんどがロサンゼルスでレコーディングしているときに、柳田が僕の家に取りに来たんだけど、その時一緒にまぎれこんじゃった。あってはいけないことなので、二人には申し訳ないと謝りました。おかげでそれ以来、僕はすごく几帳面になりました」と答えている。 恋の汽車ポッポ第二部 – (2:35)シングルとして発売された「恋の汽車ポッポ」のアルバムバージョンとして制作された楽曲。最初の部分の歌詞や譜割りが一部異なっている。「恋の汽車ポッポ」は全三部作構成で、シングルで発売されたシングルバージョンが第一部、本作に収録されたこの第二部、そして、ライブのみで披露されている「海を渡る恋の汽車ポッポ」という第三部が存在する。第三部は途中でリズムトラックが似ている洋楽曲「Stay」が混ざっていて、シュガー・ベイブの演奏とともに披露された。 いかすぜ! この恋 – (2:16)最後は“大滝詠一の原点”であるエルヴィス・プレスリーでしめるのは、デビュー・アルバムとしては当然のことだったという。曲はエルヴィスのタイトルだけを集めた、いわゆる“折込みポップス”。コーラスは大滝と、はっぴいえんどが日比谷野外音楽堂に初出演する際コーラス・メンバーに起用した鈴木慶一。エルヴィスのバック・コーラス「ジョーダネーヤーズ」をもじって、「冗談じゃねーやーず」と命名された。アルバムにはカセット音で収録されているが当時、'60sポップスでもまだ遠慮しながらやっているこの時期に、ここまでの洒落が通用する状況ではないとの判断からだった。さらに、大滝にとって“エルヴィスは最後の切り札”なので、まだ公然と使う時期ではないとも思っていたからだという。そこで、モビー・グレープのアルバム『WOW』のA面最後に一曲だけ78回転で再生してSP風の音を聴くというのがあり、その洒落を真似て、さらに奥まった洒落にした。しかし、さすがに最後だけ78回転にするということは許してもらえず、せめてSPのような音にしようと企画された。いろいろ試行錯誤の結果、吉野から「カセット・プレーヤー(TC-1000B)をピアノの中に入れてマイクで拾えばそれらしい音になる」という提案があり、オリジナル・アルバム収録のこのような音になった。さらに吉野からのアイデアで、モノラルは面白くないからどちらか左右片方にしようとエスカレート。たまたま大滝が持っていたステレオ・セットの右のスピーカーが故障していたので左チャンネルにミックスされた。さらに、曲が終わるとテープの消し残りの「あつさのせい」のイントロが始まり、面白いということでそのまま録音していたら、カセット・テープの残量がなくなってオート・シャット・オフ機能が働いて「パチン」と止まる音まで入ってしまった。この偶然性に着目した大滝はアルバム・カッティングの際、そのカセットが止まる音がレコード盤のエンドの引込み線に入る直前になるようにカッティング・エンジニアに要求した。そのためエンジニアはラッカー盤を何枚も無駄にしてしまったという。このアルバムのカッティングが終わった1972年10月4日 (1972-10-04)に、はっぴいえんどは最後のアルバム制作のためアメリカに出発するが、この時大滝は『大瀧詠一』のマスター・テープを持っていき、アメリカでもカッティングを行った。帰国してからプレスされたアルバムにはアメリカで再カッティングを行ったマスターが使われたが、大滝がカッティングに立ち会えなかったこともあり、現地のエンジニアがカセット音の直前でフェードアウトさせたため、カセット音が入っていない。それ故、カセットの止まる音が入っているのは日本カッティングの初版だけという事になった。後に「烏賊酢是! 此乃鯉」と改題されてアルバム『LET'S ONDO AGAIN』でリメイクされたほか、大滝同様エルヴィス・ファンであった西田敏行によってカバーされた。
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Side-II (STEREO)
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「NIAGARA CM SPECIAL Vol.1 2nd Issue」の記事における「Side-II (STEREO)」の解説
Side-IIには、16chオリジナル・マスターの残っているもので、リミックスされたものを中心に、珍しい作品と1981年 (1981)当時の最新作が混ぜ合わされている。CMの場合16chのオリジナルが残されるという事は非常に稀で、普通のレコード会社でも2chのマザー・テープは残してあっても、16chは消去されてしまう場合が多いので、残してくれたON・アソシエイツの大森昭男への感謝の意が表されている。 Cider '73 '74 '75 '77伊藤アキラ / 多羅尾伴内 Cider '73 '74 '75 '77伊藤アキラ / 多羅尾伴内 クリネックス屋宣博 / 多羅尾伴内 ドレッサーII〜III電通 / 多羅尾伴内 オシャレさん〜大関博報堂, 大阪電通 / 伊藤アキラ, 多羅尾伴内 「オシャレさん」は1979年1月 (1979-01)録音。『A LONG VACATION』以降、ナイアガラ・セッションの常連となるベーシストの長岡道夫が初参加。さらにエンジニアとして、“ロンバケ”以降のナイアガラ・サウンドを一手に担った吉田保を起用したことで確実にナイアガラ・サウンドの“その後”を聞き取ることができる仕上がりとなった。本作で初音盤化。 Big-John Atype 15"〜30" Btype 15"〜30"岡山電通 / 多羅尾伴内
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