D7000番台シリーズとは? わかりやすく解説

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D7000番台シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 09:54 UTC 版)

ニコンのデジタル一眼レフカメラ製品一覧」の記事における「D7000番台シリーズ」の解説

2012年11月現在、D4桁シリーズでは最上位モデル。主に中級者向けではあるが、オートモードやシーンモードも搭載しており初心者でも使用可能。 D3000/5000系ではオミットされたAF駆動カップリング装備しているため、古いレンズ社外レンズでもAF稼働させることが出来る。 D7000(2010年10月29日発売DXフォーマット) - D90とD300sの中間位置づけられているハイアマチュア向けの新モデルソニー製16.2メガピクセル新型CMOSセンサー搭載背面液晶3型92ドット映像処理エンジン先行して発売されたD3100と同様EXPEED2を搭載SDカードスロット(SDXC対応)を2つ設けダブルスロット化、モードダイヤルの下に新たにドライブモードダイヤルを新設AFポイント11点から39点(うち9点クロスセンサー)に増加2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光連写6コマ/秒、水準器表示防塵防滴ボディ一部マグネシウム合金採用などD90から大幅に改良加えられている。またD300s同様ガラスペンタプリズム採用によりファインダー視野率100%達成、1920×1080フルHDでの動画記録可能、新型センサー採用常用ISO感度6400を達成など、D300sとも同等部分的にそれ以上機能・性能盛り込むことにより競合他社製品との差別化図った。 D7100(2013年3月14日発売DXフォーマット) - D7000のモデルチェンジ版。光学ローパスフィルターを非搭載とした2410万画素のCMOSセンサー採用、一層の解像感向上を図っている。新たに「対DX1.3xクロップモード搭載しDXフォーマット比で1.3倍の焦点距離相当(FXフォーマット比で約2倍相当)での撮影可能になった。映像処理エンジンはEXPEED3を採用オートフォーカス強化されAFアルゴリズムD4と同じとなったAFポイント上位機種同じく51点に増加中央1点はf/8でのAFにも対応し、1.3xクロップ時にはAFポイント画面全体カバーする内蔵マイクステレオになり、1920x1080/30p (1.3xクロップ時は60iも選択可)での撮影可能になるなど動画機能改良された。モードダイヤルがロック付きとなり、ライブビュー操作レバーからボタンに、iボタン新設など操作系に関して若干変更見られる。 D7200(2015年3月19日発売) - D7100のモデルチェンジ版。ボディはほとんどD7100を踏襲しつつも、細部リファイン施された(外観上の違いは、ペンタ部カバー形状若干異なることや、側面端子カバー配置異な程度)。CMOSセンサーは2416万画素でほとんど変わりはないが、映像処理エンジンにEXPEED4を搭載したことで発色ホワイトバランス精度が向上、感度上限ISO 25600(拡張ISO 102400)へとアップしたAFセンサーはD750に搭載された"アドバンストマルチCAM3500IIを採用、-3EVの低照度でのオートフォーカスが可能となり、レンズ開放F値8まで対応しているそれぞれ中央の一点のみ)。動画機能強化されフルHD撮影時でも60fpsプログレッシブ記録が可能となった。さらにWi-FiNFCサポートしスマートフォンなどとの連携容易になった。なお連写速度は6コマ/秒で従来変わらない内蔵バッファ強化されたことで泣き所であった連続撮影枚数大幅に伸び(6コマ29コマ)バッファフルからの回復向上している。 D7500(2017年6月9日発売)- D7200の後継機であるが、大胆なモデルチェンジとなった。D500の高画質高速性能軽量薄型ボディー凝縮。プロ・ハイアマチュア向けのD500に対する、より一般ユーザー向けのD7500のコンセプトは、過去のD300に対すD90コンセプトに近いと言える。D500と同等DXフォーマット2088万画素のCMOSセンサー映像処理エンジンEXPEED 5を搭載し高感度性能常用ISO51200に達する。連写については、14ビットロスレス圧縮RAWでも、最高約8コマ/秒で50コマまでの高速連続撮影としている。動画では、4K UHD(3840×2160)/30pで、最長2959秒の動画記録できるようになった他、従来動画保存形式MOVしか選べなかったところをMP4にも対応したまた、スマートフォンとの連携強化されるなど、時代反映した機能盛り込まれた(従来Wi-Fi機能加えBluetoothによるスマートフォンとの常時接続画像自動転送可能になった)。高感度連写動画性能アップ新機能の追加ボディ薄型軽量化及びグリップ大型化と、大幅なスペックアップを達成した一方それまでD7000シリーズ踏襲されていた特徴一部ダウングレードされており、市場の反応未知数である(SDカードダブルスロットはシングルスロットに変更ボディ素材マグネシウム合金廃止し炭素繊維素材モノコック構造変更ストラップ取付部の三角廃止メーカー純正バッテリーグリップの廃止など)。露出計連動レバー廃止されMFレンズ露出モードMで使用可能だ露出計使用できない仕様になり、7000番台シリーズメリット失われた

※この「D7000番台シリーズ」の解説は、「ニコンのデジタル一眼レフカメラ製品一覧」の解説の一部です。
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