81号系統
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「京都市営バス横大路営業所」の記事における「81号系統」の解説
経路 81号:横大路車庫前 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田出橋 - 大石橋 - 京都駅前 伏見港81号:京阪中書島・伏見港公園 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田出橋 - 大石橋 - 京都駅前 特81号:横大路車庫前 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田出橋 - 竹田駅東口 - 竹田出橋 - 大石橋 - 京都駅前 伏見港特81号:京阪中書島・伏見港公園 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田出橋 - 竹田駅東口 - 竹田出橋 - 大石橋 - 京都駅前 概要 81号系統は、伏見区深草地区西部、竹田地区と京都駅を結んでいる路線である。路線名は、伏見線である。京都市電9号系統(京都駅 - 中書島、伏見線)の代替路線であり、昔から利用者数は多い。ただ1988年6月に烏丸線京都駅 - 竹田駅間が開業したため、全盛期に比べると利用者数は減少している。京都駅 - 竹田駅は烏丸線と81号系統が並走しており、十条竹田街道(十条駅)、大石橋(九条駅)で乗り換え可能である。また、中書島(一部京阪中書島・伏見港公園)で京阪、京都駅前でJR西日本・近鉄と接続している。 また、1988年以降、地下鉄に接続する形で、竹田駅東口 - 棒鼻 - 西大手筋 - 中書島 - 横大路車庫間に81号系統とは別の独自の路線(南4号系統、南8号系統)を設けて、地下鉄との乗り継ぎを促したが、交通局の想定ほど地下鉄に利用者は遷移しなかった。現在では81号系統の一部の便を、特81号系統として竹田駅東口を経由するようにしている。特81号系統のみ、竹田駅東口で烏丸線・近鉄線と接続している。 棒鼻 - 肥後町間は、北行き(京都駅行き)が、市電伏見線の廃線跡を利用した道路(通称・新竹田街道)を通るのに対し、南行き(横大路車庫行き)は、一方通行の狭い道を通る。 沿革(旧特81号系統、82号系統、83号系統、南4号系統含む) 1970年4月81号系統を新設する。新設時の経路は、京都駅前 - 塩小路高倉 - 大石橋 - 勧進橋 - 棒鼻 - 中書島である。 81甲号系統を新設する。新設時の経路は、京都駅前 - 塩小路高倉 - 大石橋 - 勧進橋 - 棒鼻である。 82号系統を新設する。新設時の経路は、四条河原町( → 四条烏丸 → 京都駅前 → / ← 七条河原町 ← )塩小路高倉 - 棒鼻 - 中書島である。 83号系統を新設する。新設時の経路は、京都駅前 - 大石橋 - 勧進橋 - 竹田久保町 - 稲荷(現:稲荷大社前)である。 1971年4月:83号系統の勧進橋 - 竹田久保町 - 稲荷を、勧進橋( → 竹田久保町 → / ← )稲荷に変更する。 1972年7月:82号系統の烏丸七条 → (烏丸通) → 京都駅前を、烏丸七条 → (東洞院通) → 京都駅前に変更する。 1973年11月81号系統は横大路車庫前 - 中書島間を延長し、起終点を変更する。 82号系統は中書島駅前への乗り入れ(ターンテーブル使用)を開始する。 1978年10月82甲号系統を新設する。新設時の経路は、四条河原町 → 四条烏丸 → 京都駅前 → 塩小路高倉 → 棒鼻 → 中書島である。 82号系統は中書島 - 横大路車庫前間を延長し、起終点を変更する。 81甲号系統を廃止する。 1980年10月:82・82甲号系統の烏丸七条 → (東洞院通) → 京都駅前を、烏丸七条 → (烏丸通) → 京都駅前に変更する。 1981年5月81号系統の八条竹田街道(現:京都駅八条口アバンティ前)- 塩小路高倉 - 京都駅前を、八条竹田街道( → 京都駅八条口 → / ← 塩小路高倉 ← )京都駅前に変更する。 82号系統、82甲号系統を廃止する。 83号系統は京都駅八条口 - 三哲(現:下京区総合庁舎前)- 京都駅前間を延長する。 1982年9月:81号系統の八条竹田街道( → 京都駅八条口 → / ← 塩小路高倉 ← )京都駅前を、八条竹田街道 - 塩小路高倉 - 京都駅前に変更する。 1985年4月:83号系統の京都駅八条口 - 三哲 - 京都駅前間を廃止する。 1987年9月特81号系統(初代)を81号経路とは異なる経路(81号系統の竹田街道経由に対して特81号系統は油小路通経由)で新設する。新設時の経路は、中書島 - (西大手筋・三栖公園前経由、ノンストップ) - パルスプラザ前 - 竹田出橋 - 勧進橋 - 大石橋 - 塩小路高倉 - 京都駅前である。 特81A号系統を(特81号系統と同じく油小路通経由で)新設する。新設時の経路は、中書島 - (西大手筋・三栖公園前経由、ノンストップ) - パルスプラザ前 - 竹田駅西口である。 11月特81A号系統は京橋停留所、西大手筋停留所に停車する。 特81B号系統を新設する。新設時の経路は、中書島 - 京橋 - 西大手筋 -(三栖公園前)- パルスプラザ前 - 竹田出橋 - (大石橋)( →(塩小路高倉)→ / ← 京都駅八条口 ← )京都駅前である。 特81号系統を廃止する。 1988年6月81号系統の一部を経路短縮し、南4号系統を新設する。新設時の経路は、横大路車庫前 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田出橋 - 竹田駅東口である。 三栖公園前 - パルスプラザ前間、パルスプラザ前 - 竹田出橋間の停留所新設に伴い、特81A号系統の西大手筋 - 竹田出橋間の全停留所を停車停留所に変更し、特南3号系統に系統番号を変更する。 83号系統の塩小路高倉 - 勧進橋 - 龍谷大学前(竹田街道経由)を、塩小路高倉 - 塩小路橋 - 龍谷大学前(師団街道経由)に変更する。竹田駅東口 - 深草西浦町 - 龍谷大学前間を延長し、南5号系統に系統番号を変更する。 1997年10月:特81号系統、南4号系統を廃止する。 2004年3月:竹田駅東口経由の特81号系統(2代)を新設する。新設時の経路は、横大路車庫前 - (81号系統) - 竹田出橋 - 竹田駅東口 - 竹田出橋 - (81号系統) - 京都駅前である。 2005年3月:81号系統の一部便を京阪中書島・伏見港公園発着に変更する。 2014年3月22日:朝の一部便を除き竹田駅東口経由となる。 2016年3月19日:特81A号系統(南5系統の出入庫用、設定時期不明)を廃止する。 81号系統は、京都市電伏見線が廃止となった1970年4月に誕生した。伏見線には9号系統以外に18号系統(河原町二条 - 京都駅 - 中書島)、19号系統(京都駅 - 稲荷)があり、旧市電系統に合わせて代替系統が設定された。 81(市電9号系統の代替):京都駅前 - 塩小路高倉 - 勧進橋 - 棒鼻 - 中書島 82(市電18号系統の代替):四条河原町 -(北行きは河原町通、南行きは烏丸通経由。北行きは京都駅前には立ち寄らず塩小路高倉の交差点をそのまま直進)- 塩小路高倉 - 勧進橋 - 棒鼻 - 中書島 83(市電19号系統の代替):京都駅前 - 勧進橋 - 稲荷大社前 1973年に横大路営業所が誕生したのに伴い、81号系統は中書島 - 横大路車庫前間が延伸され、中書島バス停の位置が変更された。一方82号系統は中書島発着のまま残され、廃止まで市電伏見線乗り場跡の中書島バス停に出入りしていた。 1981年5月の地下鉄烏丸線開業に伴い、82号系統は81号系統に統合となり、竹田街道から四条方面への路線が廃止となった。このとき、81号系統の経路が一部変更(八条竹田街道 - 京都駅間にて、八条竹田街道→京都駅八条口→京都駅前→塩小路高倉→八条竹田街道と変更)されたが、1982年には元の(現在の)経路に戻っている。なお、八条竹田街道とは、現在の京都駅八条口アバンティ前である。 1988年6月の地下鉄烏丸線京都駅 - 竹田駅間開業に伴い、83号系統が廃止となった。また、竹田駅東口発着の南4号系統(横大路車庫前 - 竹田駅東口)が新設となった。前述のとおり、南4号系統の利用は芳しくなく、1997年10月の地下鉄東西線開業に伴い、南4号系統は南8号系統に変わった(詳しくは南8号系統の沿革参照)。 なお、81号系統は、横大路営業所開設以降は一部の例外(八条営業所が担当していた便もあり)を除いて横大路営業所にて運行していたが、83号系統に関しては、一時期九条営業所、醍醐営業所が運行していた。 現在は殆どが竹田駅東口を経由するため、「特81」は案内上ではあまり使用されず、バスの行き先表示は竹田駅東口経由でも81と表示される。しかしバスロケーションシステムなど一部では「特81」と表記、案内される場合もある。 停留所およびダイヤ 現在、始発停留所を朝9時までに出発する便のほとんどを81号系統で運行し、それ以外はすべて特81号系統で運行している。平日の昼間は1時間に4本程度、土曜日・休日は1時間に3本程度運転している。京阪中書島・伏見港公園を起終点とする便は1時間に1本程度で、そのほかの便は横大路車庫前発着である。なお、横大路車庫前発着の便は京阪中書島・伏見港公園は経由しない。車両は大型車での運用が中心だが、時間帯に関わらず中型車で運行の便も存在する。 運賃 81号系統は乗客案内上は均一系統路線であるが、交通局内部では調整系統路線の扱いである。これは、横大路車庫前 - 中書島間が均一区間外であるためである(詳しくは「伏見区内における均一区間と均一区間外の境界」参照)。19号系統と違い、乗客案内上も均一系統路線となっているのは、かつて存在した循環系統との乗り継ぎ割引を適用し、四条界隈に直通していた82号系統の廃止による利便性の低下を最小限にするためである。
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「大阪シティバス酉島営業所」の記事における「81号系統」の解説
運行区間 81:舞洲スポーツアイランド - アミティ舞洲 - 北港1 - 島屋 - 此花区役所 - 西九条 概要 大阪市此花区の舞洲・舞洲スポーツアイランドへのアクセス路線である。この路線はアミティ舞洲(大阪市舞洲障害者スポーツセンター)を沿線に抱えるために、早期から定期便は全便ノンステップバスで運転されていた(なお2012年4月1日より大阪市営バスは全車ノンステップバスとなっている)。 沿革 以前には特81号系統の補助系統として臨81号系統(舞洲スポーツアイランド - 桜島駅前、後にユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで延長され、系統番号も81A号系統に変更)も運転されていたが、2005(平成17)年8月16日に81A号系統は廃止された(現在、桜島駅発舞洲方面へは北港観光バスの舞洲アクティブバスが運行されている)。 舞洲スポーツアイランドができた際に特81号系統という系統番号で運行が開始された(舞洲スポーツアイランド - 島屋が支線区間、島屋 - 野田阪神前が幹線区間であった)。当初、舞洲へのアクセス路線はこの系統のみであった。 1999年10月1日:アミティ舞洲(大阪市舞洲障害者スポーツセンター)開設に伴い、アミティ舞洲停留所を新設、経路が一部変更。 2002年1月27日:81号系統に改称。 2013年4月1日 : 運行経路を舞洲スポーツアイランド - 西九条に短縮された。 ダイヤおよび停留所 昼間は概ね平日が60分間隔、土曜は30分間隔・休日は30 - 45分間隔となっている。
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